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村田製、ZOZO、TATERUなど

2019/7/1 16:05 FISCO
<6981> 村田製 5080 +240大幅続伸。週末に開催された米中首脳会談では、当面の間の追加関税が見送られ、米中交渉の継続も発表。ほぼ想定通りの結果になったが、トランプ政権ではファーウェイへの部品販売も一部認める方針で、この点がポジティブなサプライズとなった。とりわけ、同社など電子部品関連株にとって、過度な業績悪化懸念後退としてインパクトが強まる形に。太陽誘電<6976>やTDK<6762>など電子部品大手が揃って買い優勢。 <2685> アダストリア 2320 +12反発。先週末に第1四半期の決算を発表。営業益は52.2億円で前年同期比4.1倍となった。通期予想である100億円、前期比39.1%増に対する進捗率も50%を超える水準に。粗利益率が想定通りに改善したほか、販管費も想定外に減少する形となり、市場予想も上回る水準となった。出尽くし感から売りが先行したが、次第に押し目を拾う動きが優勢となり切り返した。 <3086> Jフロント 1244 +9小幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表。事業利益は125億円で前年同期比1.5%増、会社側の上半期計画は同1.1%減であり、順調な推移となった。一方、IFRS適用に伴う押し上げ効果を除くと、実質的には同7%程度の減であったとみられる。おおむね想定線であり、通期予想も据え置いていることから、ポジティブなインパクトは限定的のようだ。 <4185> JSR 1667 -34大幅続落。徴用工訴訟を巡って、韓国側が関係改善に向けた具体的な対応を示さないことへの対抗措置として、政府は、フッ化ポリイミド、レジスト、エッチングガスの3品目の輸出規制を強化すると決定している。フォトレジストでトップシェアを占める同社にとっては、韓国向けの輸出減少が警戒視される形になっている。関電化<4047>、ステラケミファ<4109>なども、輸出規制によるマイナス影響が懸念される形に。 <2681> ゲオHD 1473 +93急反発。先週末に発表した自社株買いの実施が買い材料視されている。発行済み株式数の3.51%に当たる154万株、20.2億円を上限に自己株式を取得、取得期間は7月1日から20年3月24日までとしている。高水準の自社株取得として、当面の需給改善期待などが優勢となっている。なお、同社の自社株買いは18年5-6月に公開買い付けで実施して以来となる。 <3092> ZOZO 2114 +95大幅反発。先週には、SMBC日興証券が日経平均の9月定期入れ替えにおける新規採用候補の一社として取り上げ、買い優勢となる場面もあったが、本日は、みずほ証券が新規採用の有力候補として取り上げており、再度関心が向かう形になっているようだ。その際には436億円のパッシブ買い需要、2.29日分の買いインパクトとしている。ほか、任天堂<7974>やソフトバンク<9434>を候補に挙げているもよう。 <1435> TATERU 197 +30急伸。同社が建設資金の借入希望者の預金データを改ざんしていた問題で、先週末に国土交通省が宅地建物取引業法に基づく業務停止命令を出している。期間は7月12-18日の1週間、組織ぐるみの改ざんや不正が全国に広がっていたことを悪質と判断したもよう。ただ、業務停止処分とする方針はすでに伝わっており、今回、停止期間などが明らかになったことから、当面の悪材料出尽くしと判断する動きが先行している。 <4716> 日本オラクル 8500 +630急伸。先週末に19年5月期の決算を発表している。営業利益は623億円で前期比11.3%増益、3-5月期が前年同期比18.7%増と増益率が拡大していることで、通期実績は市場予想を40億円程度上回る水準であったとみられる。クラウド&オンプレミスライセンスの大型案件集中などが背景。20年5月期はEPS340-350円のレンジ予想、収益成長率は鈍る予想だが、従来通りに保守的な予想と受け止められている。 <9787> イオンディライ 3215 +30続伸。不適切な会計処理判明の影響で遅延していた19年2月期決算を先週末に発表。過去5期および18年度の累積修正額は162億円となった。また、19年2月期営業益は130億円で前期比0.9%増、従来予想の185億円を下回った。一方、20年2月期は180億円で同38.1%増と大幅回復の見通し。あく抜け感が強まるとともに、今期増益見通しにより買い安心感も先行する展開になった。 <3053> ペッパー 1695 -55大幅続落。先週末に発表の業績予想の下方修正が嫌気された。上半期営業益は18.7億円から2.8億円に、通期では55.9億円から20.6億円に大幅に減額した。いきなり!ステーキ業態における既存店売上高の大幅下振れ、出店計画の大幅縮小などが背景に。第1四半期決算からみて下方修正は想定線であるものの、一転大幅減益見通しへの下方修正で、成長期待銘柄としての位置づけは一段と低下する格好に。 《US》
関連銘柄 16件
1435 東証スタンダード
150
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 13,669百万円
不動産賃貸経営プラットフォーム運営会社。賃貸経営アプリの提供や投資用不動産のマッチング、スマートホテルの運営を展開。】IoT活用賃貸住宅の開発棟数が増加基調。管理収入伸びる。人件費増やIT投資費用を吸収。 記:2024/09/03
2681 東証プライム
1,591
11/22 15:30
+90(%)
時価総額 63,180百万円
映画・音楽・ゲーム等を取り扱うメディアショップ「ゲオ」、総合リユースショップ「セカンドストリート」を中核とする持株会社。グループ店舗数は2100店舗超。「GEO mobile」の単独店出店などを推進。 記:2024/06/25
2685 東証プライム
3,550
11/22 15:30
+180(%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
3053 東証スタンダード
192
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 11,407百万円
「いきなり!ステーキ」を主力とする外食チェーン。本格ステーキ専門店「炭焼きステーキくに」、こだわりとんかつ・かつき亭の運営、商品販売事業等も展開。いきなり!ステーキ事業では店舗サービス力の強化図る。 記:2024/08/27
1,719
11/22 15:30
+12.5(%)
時価総額 465,103百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコ等も傘下に収める。百貨店事業が主力。SC事業、デベロッパー事業、決済・金融事業も。27.2期ROE8%以上目標。心斎橋店などはインバウンド売上が好調。 記:2024/10/24
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
4047 東証プライム
1,043
11/22 15:30
+37(%)
時価総額 60,020百万円
フッ素系特殊ガスに強みを持つ化学品メーカー。1938年設立。半導体用特殊ガス類などの精密化学品事業が主力。か性ソーダなどの基礎化学品事業、鉄系事業等も。精密化学品事業等の拡大、事業ポートフォリオ改革図る。 記:2024/10/08
4109 東証プライム
3,845
11/22 15:30
-25(%)
時価総額 50,804百万円
超高純度フッ化水素酸やリチウムイオン電池用添加剤、蛍光体関連材料などの高純度薬品事業が柱。半導体用高純度薬液で世界シェアトップクラス。総還元性向100%目標。25.3期は濃縮ホウ素の販売拡大見込む。 記:2024/07/08
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4716 東証スタンダード
15,065
11/22 15:30
+345(%)
時価総額 1,932,282百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。ハードウェアの販売、導入支援等も手掛ける。データベース管理システムに強み。アライアンス強化推進。東京・大阪データセンターの利用量は順調増。 記:2024/10/29
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(%)
時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9787 東証プライム
4,390
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 215,856百万円
商業施設やオフィスビル、病院等で施設管理を行う。国内業界で売上トップ。イオングループ。内装工事等の建設施工、警備、清掃などを展開。設備管理事業では単価見直し推進。中計では27.2期売上高4000億円目標。 記:2024/10/29