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小野薬、ルネサス、ライフコーポなど

2019/5/30 15:39 FISCO
<4471> 三洋化成 5690 +370急伸。日本触媒<4114>と2020年10月をメドに経営統合すると発表。両社はおむつ用の吸水性素材で世界首位と5位の企業、統合によって生産能力は単純合算で年110万トンとなり、シェアは3割にまで引き上がる。株式移転比率は未定だが、両社ともに買いが先行し、統合自体を評価する動きが優勢に。スケールメリットによる優位性の高まりが期待されるほか、シナジー効果が働きやすい組み合わせと評価された。 <8194> ライフコーポ 2331 +205急騰。アマゾンジャパンと組んで、生鮮品や総菜を同社の店舗から届けるサービスを始めると伝わっている。アマゾンの有料会員向けサービス「プライムナウ」で取り扱いを開始、年内に都内の一部店舗でサービスを始め、対象地域を広げていくとされている。共働き家庭や単身高齢者の増加で食事や食品の宅配需要は高まっており、アマゾンジャパンのユーザー層や配送網を生かして、こうした需要の取り込みが期待される状況に。 <9069> センコーHD 876 +49大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も910円から1030円に引き上げた。3PL事業の新規案件獲得の継続、コスト上昇を受けた料金改定の実績が評価ポイント。物流費上昇で荷主の物流効率化ニーズが増しているなか、同社は自社車両の強化にも取り組み、業界内では相対的に、傭車価格が上昇する局面で競争優位性が高いと分析。価格是正についても、コストの転嫁が図れているとみる。 <5727> 邦チタニウム 1147 +80大幅続伸。引き続き、中国が対米貿易戦争での対抗措置としてレアアースにおける優位を利用するとの思惑から、レアアース関連として物色されている。レアアース関連のETFで、同社なども組み入れられているヴァンエック ベクトル レアアース ETFは、市況上昇などへの期待から昨日も3%強の上昇となっている。なお、中国は世界のレアアース埋蔵量の35%、生産の70%程度を占めるとされている。 <3694> オプティム 2480 +273急騰。コンテナ技術をアプリケーション配信手段とするアプリケーション実行基盤に関する特許を保有していると前日に発表。特許登録日は2017年10月20日。この特許は、アプリケーションとその実行環境をまとめたコンテナイメージを、クラウドシステムもしくは、クラウドシステム経由で連携システムに配信・起動するというもの。利用者はアプリケーションとともに必要な実行環境も入手でき、導入や運用が容易になる。 <6723> ルネサス 502 +32大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価は580円に設定。同業他社と比べ先行して自社在庫・流通在庫の圧縮を進め、回復も同様に他社比で先行して見えてくる可能性が高いと分析。業績のボトムアウトの方向が確認されると、在庫に対する取り組みが評価される局面に移行すると考えられるほか、自動車半導体における事業機会に再度焦点が当たってくるともみている。 <9616> 共立メンテ 5400 -310大幅続落。野村證券が投資判断を「ニュートラル」から「リデュース」に格下げ、目標株価も4970円から4620円に引き下げており、ネガティブ材料視されている。野村證券では、成長を牽引するドーミーイン事業での利益成長率見通しを下方修正、それに伴いPER水準には割高感が強まったと考えている。また、ホテル不動産の流動化を進めているが、回収した資金の使途が見えてこないことなどもマイナス視。 <4528> 小野薬 1862.0 -79.0大幅続落。クレディ・スイス証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に、目標株価も3500円から2300円に引き下げた。2018年11月のオプジーボの用法用量の変更に伴う薬価引き下げの影響が想定よりも大きく、今期以降の業績予想を下方修正している。また、発明権や特許権をめぐる問題が日米で報道されるなど株価の重石になっており、株価はオプジーボの呪縛からの開放待ちとしている。 <2151> タケエイ 877 +79年初来高値。いちよし証券ではレーティング「A」を継続で、フェアバリューを1200円から1300円に引き上げた。20年3月期は主要プラントの本格稼動効果などで、従来予想よりも収益回復が順調に進むと分析。また、建設業界では、五輪開催に向けた大型再開発ビルなど建築工事現場で躯体工事から内装工事に移行する現場が増え、作業の効率化のため、廃棄物の回収処理頻度が高まる傾向が出てきているとも指摘。 《US》
関連銘柄 10件
2151 東証1部
1,873
9/28 15:00
-54(%)
時価総額 53,598百万円
廃棄物処理・リサイクル事業が主力。再生可能エネルギー事業、環境エンジニアリング事業等も。22.3期1Qは2桁増収増益。廃棄物処理・リサイクル事業は収益伸長。有価物販売の増加、廃棄物製品化等の取組みが寄与。 記:2021/09/06
3694 東証プライム
692
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 38,198百万円
PC・モバイル管理SaaSサービス「Optimal Biz」が主力。スマホ3次元測量アプリ、AI活用の契約書管理サービス等も。豊富な顧客基盤が強み。市場拡大により、モバイルマネジメントサービスは業績拡大。 記:2024/06/24
4114 東証プライム
1,879
11/22 15:30
+29(%)
時価総額 293,124百万円
アクリル酸等の基礎化学品、高吸水性樹脂等の機能性化学品を手掛ける化学メーカー。高吸水性樹脂で世界トップシェア。自動車触媒、電池材料等も。エネルギー事業、エレクトロニクス事業等の成長事業にリソース投入。 記:2024/10/09
4471 東証プライム
4,010
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 94,375百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
4528 東証プライム
1,747.5
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 871,466百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
5727 東証プライム
1,029
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 73,338百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。ENEOSホールディングスの連結子会社。金属チタンは航空機向け等堅調。中国向け製品は低調。 記:2024/10/28
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
8194 東証プライム
3,330
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 164,672百万円
近畿圏、首都圏でスーパーマーケットを展開。1910年創業。人口集中エリアへのドミナント戦略に特徴。クレジットカード事業等も。三菱商事の持分法適用会社。24年8月末で311店舗展開。新規出店の強化に注力。 記:2024/10/27
1,519
11/22 15:30
+24(%)
時価総額 238,589百万円
総合物流のセンコーを中核とする持株会社。貨物自動車運送事業等の物流事業が主力。石油販売等の商事・貿易事業、総合卸売及び小売店事業等も手掛ける。既存事業領域の拡大、ライフサポート事業の成長などに注力。 記:2024/10/09
9616 東証プライム
2,687
11/22 15:30
+33.5(%)
時価総額 210,768百万円
学生寮や社員寮の運営等を行う寮事業、ビジネスホテル「ドーミーイン」の運営等を行うホテル事業が柱。総合ビルマネジメント事業、フーズ事業等も展開。寮事業では販売価格の適正化、徹底したコスト管理などを図る。 記:2024/08/10