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ソフトバンクG、神戸物産、ぐるなびなど

2019/5/23 15:41 FISCO
<9984> ソフトバンクG 10090 -565大幅続落。米司法省の独禁当局では、同社傘下のスプリントとTモバイルUSの合併計画について、合併を阻止するため提訴するよう省内で提言したと伝えられた。競争法上の観点が承認に難色を示す背景とみられている。先には、米FCC委員長が「公益にかなう」として合併を認める意向を表明しており、足元では合併実現への期待感が高まりつつあったとみられる。なお、同省の最終的な判断には1カ月程度かかる見通しのもよう。 <2440> ぐるなび 546 +49一時ストップ高。楽天<4755>が同社との資本業務提携強化を発表している。233万9700株を同社会長から相対取引で取得するもよう。取得価格は1株412円で買い付け日は31日を予定。追加取得後の出資比率は14.99%に高まり、同社の筆頭株主となる。ネット予約の拡大やぐるなびブランドの価値向上を資本提携強化の狙いとしており、提携強化による収益の回復を期待する動きが先行へ。 <7545> 西松屋チェ 871 +27大幅続伸。前日に5月の月次動向を発表しており、買い材料視されている。既存店売上高は前年同月比7.5%増となり、13カ月ぶりにプラス転換する形となっている。客数が同5.7%増加したほか、客単価も同1.7%上昇。「1000店舗達成大感謝セール」実施による客数増加のほか、気温の上昇によって夏物衣料が好調に推移したもよう。モメンタム好転を意識する動きが優勢になっている。 <3038> 神戸物産 4925 +200大幅反発。前日に発表した4月の月次動向が好感されている。単体売上高は前年同月比17.7%増、営業利益は同67.4%増となり、ともに、水準・伸び率ともに今10月期に入って最高を記録している。これで上半期の単体営業利益は前年同期比33.1%増となり、業績の上振れ期待なども高まっている。新店効果に加えて、4月末まで開催の感謝セールが集客増につながる形となったようだ。 <2124> JACR 2740 -242急落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げしており、利食い売りの契機につながっているようだ。国内人材紹介市場の好調に加え、投資フェーズから生産性改善を中心とした投資回収フェーズへの移行による増益モメンタム改善を評価する考えに変更はないとして、目標株価は3100円を継続しているが、株価上昇により目標株価との乖離率が縮小したことを背景としている。 <1808> 長谷工 1103 -24続落。大和証券では投資判断を「2」から「3」に、目標株価も1500円から1200円に引き下げた。今後2-3年は業績拡大のイメージがつかみにくく、株価が対TOPIXでアウトパフォームするカタリストに乏しいと考えているもよう。受注時採算の低下や資材費・運送費の上昇等により完成工事総利益率の低下幅が想定を上回る見通しになったとして、今期営業利益は従来予想の960億円から880億円に引き下げている。 <3840> パス 135 +10大幅続伸。子会社のマードゥレクスが日本でのテロメア関連製品の企画開発、製造、販売において、ディファイタイム社と業務提携契約を締結と前日発表。染色体の先端に存在し染色体を保護する働きのあるテロメアだが、これが短縮することがヒトの老化の根本的要因に関係しているともいわれている。ディファイタイム社では、テロメアを伸長させる商品を展開しており、今後は同社と共同での製品開発や製造販売を検討するという。 <7587> PALTEK 548 +18大幅続伸。子会社が総務省5G総合実証試験に4Kコーデックシステムで参加と発表。同試験においては、4.5GHz帯の5G伝送路を使い、基地局側に設置したエンコーダから走行中の電車に設置した車載局側のデコーダへ、符号化した4K映像を伝送し、4Kディスプレイやスマートフォンにリアルタイムで映像が配信され再生されることを確認できたという。5G関連として注目を高める形に。 <9843> ニトリHD 12710 +425大幅反発。5月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比5.6%増、3カ月連続でのプラス成長となっている。客数が同2.8%増加したほか、客単価も同2.7%上昇した。新生活開始後の買い足し需要で収納用品が好調だったほか、自社開発マットレス、TVCM放映の電動リクライニングソファなどが好調であった。サプライズは乏しいものの、堅調推移確認を受けて、安値圏にある株価の見直しへとつながっている。 《US》
関連銘柄 10件
1808 東証プライム
1,942
11/22 15:30
+52(%)
時価総額 584,142百万円
分譲マンションが主力の総合建設会社。マンション建設で国内トップ。収益不動産の開発・運営、分譲マンション管理、リフォーム、在宅介護サービス等も。総還元性向40%程度目安。建設事業の領域拡大などに注力。 記:2024/08/26
701
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 116,055百万円
国内人材紹介事業が主力。マネジメント層などハイクラス人材紹介に特化。電気・機械・化学業界向け売上比率が高い。国内求人広告事業や海外事業も展開。電気・機械・化学業界、消費財・サービス業界向けは売上順調。 記:2024/06/24
2440 東証プライム
330
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 18,778百万円
国内最大級の飲食店情報サイト「楽天ぐるなび」を運営。楽天グループが筆頭株主。訪日外国人向け観光情報サイト「LIVE JAPAN」の運営等も。楽天ID連携会員数は870万人超。飲食店運営のDX支援強化図る。 記:2024/08/02
3038 東証プライム
3,580
11/22 15:30
+29(%)
時価総額 979,488百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
3840 東証スタンダード
116
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 6,996百万円
コスメ事業、ビューティ&ウエルネス事業、再生医療関連事業等を展開。エクスボーテブランドの化粧品等を手掛けるマードゥレクスを傘下に持つ。事業ポートフォリオの見直し進める。再生医療関連事業の収益向上に注力。 記:2024/10/06
4755 東証プライム
879.4
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 1,892,070百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
7545 東証プライム
2,262
11/22 15:30
+136(%)
時価総額 157,410百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。低価格PB商品の開発に注力。1120店舗展開。オンラインストアは売上堅調。海外向け卸売も拡大。IT化で効率化。 記:2024/10/04
7587 東証2部
678
8/30 14:59
-1(%)
時価総額 8,034百万円
半導体関連の専門商社。半導体や関連製品の販売に加え、仕様設計、量産等の受託サービス、省力化等のソリューションも提供する。半導体事業は増収。FA向けメモリ製品などが堅調。21.12期2Qは大幅営業増益。 記:2021/08/17
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17