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日経平均は6日ぶり大幅反落、需給転換と米信用不安で売り一辺倒

2023/3/10 15:33 FISCO
*15:33JST 日経平均は6日ぶり大幅反落、需給転換と米信用不安で売り一辺倒   日経平均は6日ぶり大幅反落。9日の米株式市場でダウ平均は543.54ドル安と大幅続落。バイデン大統領が発表した24年会計年度予算案での富裕層・法人の増税案が売りを誘発したほか、新興企業向けの商業銀行事業を提供するSVBファイナンシャル・グループ株の急落で信用不安が台頭し、終盤にかけて売りが加速した。ナスダック総合指数も-2.05%と大幅反落。米国株安を引き継いで日経平均は237.86円安からスタート。3月限の株価指数先物・オプション取引の特別清算指数算出(メジャーSQ)で需給転換が意識される中、日本銀行の金融政策決定会合を控えた為替の円高への揺り戻しも重しとなり、寄り付きから売りが先行、幅広い銘柄に売りが広がった。日銀の政策現状維持が伝わってからは再び円安が進んだが、時間外取引のダウ平均先物が下げ幅を広げたことが嫌気され、午後は一段と下落した。  なお、3月限の株価指数先物・オプション取引の特別清算指数(SQ)確定値は28377.34円。  大引けの日経平均は前日比479.18円安の28143.97円となった。東証プライム市場の売買高は16億9375万株、売買代金は4兆1566億円だった。セクターでは銀行、海運、保険が下落率上位となった。一方、ゴム製品、パルプ・紙のみが上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は7%だった。  個別では、米銀行株の下落や日銀の政策据え置きを背景に三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>のメガバンクのほか地銀も含めて銀行株が軒並み急落。レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>などの値がさハイテク株、メルカリ<4385>、マネーフォワード<3994>などのグロース(成長)株も大きく売られた。今週強かった三井物産<8031>、丸紅<8002>の商社や、日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>の鉄鋼も売られ、マツキヨココ<3088>、パンパシHD<7532>、共立メンテ<9616>などのインバウンド関連も大幅安。鎌倉新書<6184>は好決算も目先の出尽くし感から急落。正午に新中期経営計画を発表した郵船<9101>は物足りなさが先行し、後場から商船三井<9104>、川崎汽船<9107>などと一緒に大きく売られた。  一方、新中期経営計画や自社株買いが評価された大日本印刷<7912>、積水ハウス<1928>、今期経常益の増益見通しが好感された菱洋エレク<8068>が大幅に上昇。東証スタンダード市場ではJTBとメディカルツーリズム事業に関して契約締結したTBグループ<6775>がストップ高。ほか、核融合炉の対応技術への期待感が続いた東邦金属<5781>、決算での赤字幅縮小が好感されたマツモト<7901>がそれぞれストップ高比例配分となった。 《YN》
関連銘柄 24件
1928 東証プライム
3,434
4/16 15:00
-113(%)
時価総額 2,351,201百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業等を手掛ける。海外は米豪を開拓。建築事業は採算性が改善。高水準の入居率維持で賃貸住宅管理事業は堅調。24.1期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
2,384
4/16 15:00
-141.5(%)
時価総額 1,022,498百万円
ドラッグストア大手。マツモトキヨシHDとココカラファインが経営統合して発足。化粧品や医薬品に強み。国内店舗数は3431店舗。マツモトキヨシグループ事業は堅調。化粧品等が売上増。24.3期2Qは2桁増益。 記:2023/12/11
3994 東証プライム
5,625
4/16 15:00
+130(%)
時価総額 302,524百万円
法人向け経理・人事労務クラウドが柱。個人向け資産管理アプリ、SaaSマーケティング支援等も。法人顧客獲得は順調。法人向けストック売上は好調。23.11期通期は2桁増収。24.11期も2桁増収見通し。 記:2024/02/02
4385 東証プライム
1,772
4/16 15:00
+26.5(%)
時価総額 285,063百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は250万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。24.6期2Qは大幅増益。 記:2024/02/13
5401 東証プライム
3,493
4/16 15:00
-108(%)
時価総額 3,319,471百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,902
4/16 15:00
-70.5(%)
時価総額 753,850百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
5781 東証スタンダード
1,877
4/16 14:59
+1(%)
時価総額 4,388百万円
タングステン、モリブデン、超硬合金、レアメタル合金の製造・研究開発などを行う。タングステン・モリブデン製品は増収確保。24.3期3Q累計は小幅増収。太陽鉱工がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/02/26
6184 東証プライム
518
4/16 15:00
-6(%)
時価総額 20,190百万円
終活関連サイト運営会社。葬祭やお墓、仏壇、相続等のポータルサイトを運営。月刊「仏事」の出版等も行う。アセットマネジメント事業は売上好調。いい相続事業の順調な成長等が寄与。24.1期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/03
6758 東証プライム
12,935
4/16 15:00
+75(%)
時価総額 16,312,096百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6775 東証スタンダード
193
4/16 15:00
-1(%)
時価総額 2,441百万円
デジタルサイネージやLED表示機、LED照明、電子レジスター、POSシステムなどを展開。商業施設向け大型LEDビジョンに注力。ストック型収益モデルへの転換を推進。大型サイネージの設置納品で、中間期は増収。 記:2023/12/27
6920 東証プライム
40,620
4/16 15:00
-1,560(%)
時価総額 3,829,897百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
3,772
4/16 15:00
-161(%)
時価総額 2,392,964百万円
大手ディスカウントストア。「ドン・キホーテ」を中心に、総合スーパーのアピタやピアゴを運営。グループ総店舗数は719店舗。国内事業は堅調。訪日外国人の増加で免税売上が伸びる。24.6期1Qは2桁増益。 記:2024/01/13
7901 東証スタンダード
1,909
4/16 15:00
-35(%)
時価総額 2,184百万円
学校向け卒業記念アルバムが主力の印刷会社。ポスタやカタログなどの一般商業印刷も。収益は4Q偏重。24.4期上期は例年通り費用先行。賃上げによる人件費増も響く。通期では営業増益を見込む。NFTの販売を開始。 記:2024/01/14
7912 東証プライム
4,533
4/16 15:00
-11(%)
時価総額 1,438,049百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8002 東証プライム
2,669.5
4/16 15:00
-83.5(%)
時価総額 4,586,767百万円
総合商社大手。食料、農業関連、電力に強み。24.3期上期は米穀物ガビロン売却で売上減。金属、農薬・肥料の市況安も響く。だが電力、自動車関連などが好調。通期最終益計画を上方修正。総還元性向30~35%目安。 記:2024/01/14
8031 東証プライム
7,190
4/16 15:00
-280(%)
時価総額 11,449,838百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8068 東証プライム
3,965
3/27 15:00
-20(%)
時価総額 106,262百万円
三菱電機系列の半導体商社。米インテル製半導体なども扱う。リョーサンと経営統合に伴い3月28日付で当社株は上場廃止に。代わって4月1日付で持株会社のリョーサン菱洋HDが上場へ。24.3期は14カ月変則決算。 記:2024/03/10
1,509.5
4/16 15:00
-33(%)
時価総額 20,049,171百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8,628
4/16 15:00
-309(%)
時価総額 11,860,834百万円
3大金融グループ会社の一角。三井住友銀行を中核に、銀行業務やリース、証券等の金融サービスを提供。三井住友銀行は貸金収益、手数料収益が伸びる。SMBC日興証券は業績回復。24.3期2Q累計は大幅増収。 記:2024/01/13
9101 東証プライム
4,010
4/16 15:00
-178(%)
時価総額 2,045,762百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
4,450
4/16 15:00
-214(%)
時価総額 1,610,949百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9107 東証プライム
1,958
4/16 15:00
-120.5(%)
時価総額 1,399,437百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9616 東証プライム
3,258
4/16 15:00
-88(%)
時価総額 255,558百万円
ビジネスホテルと寮の運営が二本柱。温泉旅館経営も。24.3期3Q累計はホテル、寮ともに好調。通期計画を上方修正し、営業最高益の見通しに。増配予定。今年1月に大和ハウス工業、コスモスイニシアと資本業務提携。 記:2024/03/07
9984 東証プライム
8,108
4/16 15:00
-214(%)
時価総額 13,969,711百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10