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日経平均は大幅続落、一時600円超安、米中に懸念広がる

2022/4/25 16:02 FISCO
*16:02JST 日経平均は大幅続落、一時600円超安、米中に懸念広がる 日経平均は大幅続落。22日の米国市場でNYダウは大幅続落し、981ドル安となった。連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げやそれに伴う景気悪化への警戒感が広がった。また、中国での新型コロナウイルス感染拡大も懸念され、週明けの日経平均は412円安からスタートすると、朝方には一時26487.84円(前週末比617.42円安)まで下落した。その後、下値では押し目買いが入り下げ渋る場面もあったが、中国・上海や香港といったアジア株が軒並み下落していたとあって軟調もみ合いの展開となった。 大引けの日経平均は前週末比514.48円安の26590.78円となった。東証プライム市場の売買高は10億1350万株、売買代金は2兆4584億円だった。業種別では、鉱業、海運業、非鉄金属が下落率上位で、その他も全般軟調。上昇したのは水産・農林業のみだった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の85%、対して値上がり銘柄は14%となった。 個別では、ソフトバンクG<9984>が7%超、日本電産<6594>が6%超下落し、ファーストリテ<9983>やキーエンス<6861>といった値がさ株も下げが目立った。ファーストリテなどは中国の都市封鎖(ロックダウン)が懸念材料となったようだ。その他売買代金上位もレーザーテック<6920>、郵船<9101>、トヨタ自<7203>など軒並み軟調だったが、東エレク<8035>は小安く引けた。また、取引時間中に前期業績の下方修正を発表した清水建<1803>は急落し、前週末に下方修正を発表した東急建設<1720>は東証プライム市場の下落率トップとなった。一方、NTT<9432>は小じっかり。前週末に買い気配のままストップ高比例配分となった日立物流<9086>は続伸した。決算発表銘柄ではエレマテック<2715>が急伸し、東製鉄<5423>は東証プライム市場の上昇率トップとなった。 《HK》
関連銘柄 14件
1720 東証プライム
696
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 74,306百万円
東急系準大手ゼネコン。東急電鉄沿線案件に強み。渋谷スクランブルスクエア第一期(東棟)などで実績。建築部門の受注比率が高い。建築リニューアル事業ではホテルなどの引き合いが増加。海外はODA事業の拡大図る。 記:2024/08/26
1803 東証プライム
1,166
11/22 15:30
+17.5(%)
時価総額 919,408百万円
1804年創業の大手ゼネコン。麻布台ヒルズ(土木)などで施工実績。チャンギ国際空港第3ターミナルなど海外でも実績多数。日本道路などを傘下に持つ。建設事業は生産体制の再構築などで収益力向上を目指す。 記:2024/10/10
2715 東証プライム
2,396
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 101,363百万円
豊田通商傘下のエレクトロニクス商社。基板やシリコン等の電子材料、コネクタやセンサ等の電子部品、機構部品などを取り扱う。得意先は約6000社。自動車領域に注力。高付加価値型ビジネスの強化等に取り組む。 記:2024/09/02
5423 東証プライム
1,470
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 161,794百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9086 東証プライム
8,900
2/22 15:00
±0(%)
時価総額 748,508百万円
大手物流企業。3PL事業、重量品の輸送移設等に強み。23.3期3Qは2桁増収増益。国際物流部門は好調。新規案件の稼働等が寄与。米投資ファンドによるTOBは成立。同社株は23年2月24日付けで上場廃止予定。 記:2023/02/08
9101 東証プライム
4,975
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 2,293,475百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9432 東証プライム
156
11/22 15:30
-0.9(%)
時価総額 14,125,849百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17