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日経平均は続落、個別株物色に留まり指数横ばい、トヨタ決算は売り反応も下げ渋り

2021/8/4 16:53 FISCO
*16:53JST 日経平均は続落、個別株物色に留まり指数横ばい、トヨタ決算は売り反応も下げ渋り   日経平均は続落。3日の米株式市場でのNYダウは278ドル高と3日ぶりに反発。6月製造業受注の上振れや長期金利の低下一服感を受けて景気敏感株に買いが入った。ハイテク株にも買いが入りナスダックは0.54%高と続伸。ただ、主力企業の決算を直前に控えるなか、中国当局による半導体販売会社への調査など外部環境の不透明感もあり、日経平均は前日終値とほぼ同水準の27612.90円(前日比28.93円安)でスタート。27488.74円まで下げる場面が見られたが、27500円割れでは押し目買いも入り、切り返してからはもみ合いとなった。後場に入って、トヨタ<7203>の決算が発表された直後は一時下げ幅を拡げたが、堅調なアジア市況も追い風となり、すぐに下げ渋ると大引けまで下げ幅を縮小する動きが続いた。  大引けの日経平均は前日比57.75円安の27584.08円となった。東証1部の売買高は10億7402万株、売買代金は2兆4380億円だった。セクター別では非鉄金属、卸売業、その他製品などが下落率上位に並んだ一方、鉱業、海運業、水産・農林業などが上昇率上位となった。東証1部の値下がり銘柄は全体の75%、対して値上がり銘柄は全体の21%であった。  個別では、第1四半期営業増益も前四半期比での鈍化が嫌気されたアドウェイズ<2489>、決算発表の延期が引き続き売り材料視されたEduLab<4427>が値下がり率上位に並んだ。第1四半期2桁営業減益となったニチレイ<2871>、第1四半期黒字転換したものの低進捗率が嫌気されたイリソ電子工業<6908>なども値下がり率上位に。本日前引け後に決算を発表した住友商<8053>は出尽くし感で売られ、東レ<3402>は上方修正後の通期計画が物足りなさにつながり下落。川崎汽船<9107>は業績上方修正で経常利益以下を増額した一方、営業利益を据え置いたことが失望感につながったもようで大幅に下落。トヨタは第1四半期好スタートも通期据え置きが失望感を誘い下落に転じたが引けにかけ下げ渋った。  一方、第1四半期大幅増益となったTDCソフト<4687>が値上がり率トップに。そのほか、好決算に加えて業績上方修正や配当増額修正を発表したフジミインコ<5384>、宝HD<2531>、LINEの好調などを背景に第1四半期が市場予想を大きく上振れたZHD<4689>などが値上がり率上位に並んだ。また、主力どころでは日本製鉄<5401>やダイキン<6367>も決算や上方修正を受けて大幅高に。ダイキンは昨年12月高値を更新した。そのほか、決算を受けてカシオ<6952>、山崎製パン<2212>などが大幅に上昇。前引け後に2桁増益決算を発表したカカクコム<2371>は自社株買いも発表したことで後場から急伸した。正午頃に決算を発表した日本郵船<9101>は業績上方修正に加えて配当予想の大幅増額修正も発表したことでもみ合いながらも大幅高で終えた。 《YN》
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2212 東証プライム
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国内最大の製パン会社。菓子パンに強み。コンビニの経営も。傘下に洋菓子の不二家。24.12期は菓子パンの増販や子会社の改善を想定。前期に行った値上げ効果の通期化も見込む。最高業績の連続更新を計画。増配予定。 記:2024/02/15
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時価総額 386,236百万円
価格比較サイト「価格.com」や飲食店クチコミサイト「食べログ」が柱。求人検索エンジン「求人ボックス」を育成中。24.3期3Q累計は食べログの回復継続。求人ボックスの成長も続く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/12
2489 東証プライム
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時価総額 18,398百万円
アフィリエイト広告サービスが柱。ゲーム・マンガ広告に強み。アドプラットフォーム事業は売上増。アフィリエイト広告は金融関連のクライアントからの需要が増加。23.12期通期は小幅増収。24.12期は増収計画。 記:2024/02/13
2531 東証プライム
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大手酒類メーカー。宝酒造とタカラバイオを中核に、清酒や焼酎等の酒類、みりんや料理酒等の調味料、業務用調味料を製造、販売する。今上期はソフトアルコール飲料が堅調だった一方、焼酎や清酒等が足踏みとなった。 記:2024/01/12
2871 東証プライム
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冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/13
3402 東証プライム
740.1
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時価総額 1,207,459百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4427 東証グロース
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時価総額 3,061百万円
学力測定や教育ツールの研究・開発、教育プラットフォームを通じた学習サービス、マッチングサービスなどを展開。減価償却費の減少等により、テスト等ライセンス事業は黒字転換。販管費減少。24.9期1Qは損益改善。 記:2024/02/25
4687 東証プライム
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時価総額 58,314百万円
独立系システムインテグレータ。金融業界のITソリューションに強み。クラウド型システム開発ツールなど自社製品の販売も。金融ITソリューションは増収。銀行系システム開発案件等が牽引。24.3期2Qは2桁増収。 記:2023/12/26
4689 東証プライム
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ヤフー、LINEなどの再編により誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。コマース事業は堅調。アスクルグループ、ZOZOグループが売上増。戦略事業は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
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5401 東証プライム
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6367 東証プライム
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エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
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時価総額 322,731百万円
大手電子機器メーカー。時計や電卓、楽器等を製造、販売。時計は「G-SHOCK」ブランドを国内外で展開。電子辞書は伸び悩むが、関数電卓は売上増。楽器は欧州で回復の兆し。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
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時価総額 61,866,431百万円
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3,652
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+22(%)
時価総額 4,570,741百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9101 東証プライム
4,073
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時価総額 2,077,902百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9107 東証プライム
2,023
3/29 15:00
-9.5(%)
時価総額 1,445,895百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10