マーケット
4/19 15:15
37,068.35
-1,011.35
37,775.38
+22.07
暗号資産
FISCO BTC Index
4/20 6:31:17
9,954,895
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は4日ぶりに大幅反落、コロナ感染や米中株安で警戒感強まる

2021/7/28 15:58 FISCO
*15:58JST 日経平均は4日ぶりに大幅反落、コロナ感染や米中株安で警戒感強まる 日経平均は4日ぶりに大幅反落。27日のNYダウは85.79ドル安と6日ぶりに反落。6月耐久財受注速報値が予想を下回ったことや新型コロナ感染再拡大への警戒感から景気回復が懸念された。決算を控えた主要ハイテク株も売られ、ナスダックも1.21%安と6日ぶりに反落した。米株安のほか、27日の東京都でのコロナ新規感染者数が過去最多の2848人を記録したこともあり、日経平均は295.23円安の27674.99円でスタート。200日移動平均線を意識した底堅さがしばらく見られたが、前場中頃からは下げ幅を300円以上に拡げた。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を明日に控えるなか、中国政府による規制強化を嫌気した中国株安や時間外の米株価指数先物の軟調を背景に、後場は更に下げ幅を拡げる展開となり、27466.99円(503.23円安)まで下げる場面もみられた。  大引けの日経平均は前日比388.56円安の27581.66円となった。東証1部の売買高は10億3788万株、売買代金は2兆2055億円だった。セクター別で金属製品、情報・通信業、サービス業などが下落率上位に並んだ一方、鉄鋼、石油・石炭製品、パルプ・紙などが上昇率上位に並んだ。東証1部の値下がり銘柄は全体の76%、対して値上がり銘柄は全体の19%であった。  個別では、今期営業利益予想がほぼ市場予想並みにとどまったGenky DrugStores<9267>が短期的な材料出尽くしから急落し値下がり率上位にランクイン。アマノ<6436>も第1四半期営業損益は黒字転換となったものの、パーキングシステム事業の回復遅延を警戒視する動きから大幅に下落。業績下方修正により上半期が一転して営業減益見込みとなったタツタ電線<5809>も急落して値下がり率上位に並んだ。市場予想を上回る第1四半期決算となった信越化学<4063>は、地合いの影響もあり軟調。そのほか、SUMCO<3436>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>など半導体関連株が揃って大幅安。中国政府による規制強化の動きを受けて、傘下ファンドの投資収益の減少が懸念されたソフトバンクG<9984>も大幅に続落した。  一方、決算や業績予想の引き上げを手掛かりにシマノ<7309>、日清粉G<2002>、三菱自<7211>、メルコHD<6676>などが大きく上昇。先日第1四半期業績予想の上方修正を発表していたKOA<6999>は、修正値通りの着地となった一方、上半期業績予想として新たに前年同期比7.4倍となる営業利益を示したことに加え、未定だった中間配当の実施を示したことで大幅高となった。MBO(経営陣による買収)の実施発表でTOB(株式公開買付)価格にサヤ寄せする動きとなったサカイオーベックス<3408>はストップ高比例配分となった。そのほか、日本製鉄<5401>やJFEHD<5411>などの鉄鋼関連が本日も堅調だった。 《YN》
関連銘柄 18件
2002 東証プライム
1,964
4/19 15:00
-24.5(%)
時価総額 597,759百万円
国内最大の製粉会社。製粉ベースで国内シェア約40%。グローバル製粉業界6位、先進国向けで3位級。加工食品やペットフード、電子材料も事業領域。製粉や中食・惣菜の好調、食品事業の回復で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/29
3,810
12/9 14:59
+15(%)
時価総額 24,521百万円
染色加工会社。テキストタイルを中心とした各種織・編物の染色整理加工に加え、繊維製品の製造、販売、制御機器の設計、製作、販売も行う。22.3期1Qは主力の染色加工が増収となった。繊維や制御機器をカバーした。 記:2021/09/24
3436 東証プライム
2,361.5
4/19 15:00
-176(%)
時価総額 826,938百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
4063 東証プライム
6,129
4/19 15:00
-270(%)
時価総額 12,405,850百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
5401 東証プライム
3,412
4/19 15:00
-51(%)
時価総額 3,242,495百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5411 東証プライム
2,348
4/19 15:00
-44.5(%)
時価総額 1,442,700百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
5809 東証プライム
718
4/19 15:00
±0(%)
時価総額 50,372百万円
ENEOS系列の電線メーカー。電磁波シールドフィルムや導電性ペーストなどの電子材料が稼ぎ頭に。ENEOSHDが完全子会社化に向けたTOBを実施予定も中国当局の審査が進まず。24.3期3Q累計は増収増益に。 記:2024/02/08
6436 東証プライム
3,709
4/19 15:00
-30(%)
時価総額 284,325百万円
就業時間管理システム最大手。国産初のタイムレコーダー開発企業。パーキングシステム、環境システム等も。24.3期2Qは2桁増収増益。環境システムは売上好調。国内は大型システムが伸長。海外はアジア中心に増収。 記:2023/12/26
6676 東証スタンダード
3,355
4/19 15:00
-130(%)
時価総額 60,182百万円
大手コンピュータ周辺機器メーカー。バッファローを中核に、ネットワーク機器やストレージ、メモリー等の周辺機器を製造、販売する。無線LANに強みを持つ。今期3Q累計は食品が伸長も、IT関連が足踏みとなった。 記:2024/03/09
2,396.5
4/19 15:00
-154(%)
時価総額 4,688,580百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
5,484
4/19 15:00
-251(%)
時価総額 4,201,671百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6920 東証プライム
34,350
4/19 15:00
-3,160(%)
時価総額 3,238,724百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6999 東証プライム
1,413
4/19 15:00
-23(%)
時価総額 57,198百万円
抵抗器中心の電子部品メーカー。サーミスター、集積回路、磁気ディスクなどを手掛ける。固定抵抗器で世界トップシェア。日本、中国は家電向け等が伸び悩む。24.3期3Qはヨーロッパが増収。自動車向けが販売増。 記:2024/04/07
7211 東証プライム
464
4/19 15:00
-16.7(%)
時価総額 691,491百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
7309 東証プライム
23,200
4/19 15:00
-740(%)
時価総額 2,114,912百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。釣具も展開。自転車部品は伸び悩む。23.12期3Qは釣具部門が増収。高価格帯製品は北米市場、中国市場等で需要高い。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
33,530
4/19 15:00
-3,210(%)
時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
6,010
4/19 15:00
-200(%)
時価総額 93,053百万円
ドラッグストアチェーン。北陸や中部で、薬や食品、化粧品、家庭用品等を扱う「ゲンキー」を展開する。滋賀県にも進出。12月の店舗数は411。今上期は会社計画に対して順調に進捗。生鮮食品や日配品等が増加した。 記:2024/03/04
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10