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日経平均は6日ぶりに反発、連休前に買い続かず、朝高後の失速で警戒感の強さ示す

2021/7/21 15:59 FISCO
*15:59JST 日経平均は6日ぶりに反発、連休前に買い続かず、朝高後の失速で警戒感の強さ示す 日経平均は6日ぶりに反発。20日の米株式市場でのNYダウは549.95ドル高と大幅反発。企業決算を好感する動きが見られたほか、新型コロナ再流行への懸念を受けた前日の急落は行き過ぎとの見方から押し目買いが優勢だった。全面高となった米株市場を背景に日経平均は358.90円高でスタートすると、朝方は買い戻しが続き一時は27882.43円(+494.27円)と上げ幅を500円近くにまで拡大。しかし、買い戻し一巡後は戻り待ちの売りに押され、前場時点で上げ幅を120円程にまで縮小。後場はさらに上げ幅を50円未満にまで縮小する場面も見られたが、引けにかけてやや持ち直し、前引けとほぼ同水準で終えた。連休中の新型コロナ感染動向や海外市場の動きを見極めたいとの思惑が強く、警戒感の強い様子が窺えた。  大引けの日経平均は前日比159.84円高の27548.00円となった。東証1部の売買高は9億3725万株、売買代金は2兆1486億円だった。セクター別では輸送用機器、非鉄金属、金属製品などが上昇率上位に並んだ一方、鉱業、医薬品、電気・ガス業の3業種が下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の79%、対して値下がり銘柄は全体の16%であった。  個別では、取引時間中に業績予想の大幅な引き上げを発表した巴川製紙所<3878>が後場から急伸してストップ高、値上がり率トップとなった。前日に発表された業績上方修正を手掛かりにNOK<7240>、イーグル工業<6486>も揃って大幅に上昇した。そのほか、証券会社による新規カバレッジが材料視されたピックルス<2925>、レーティング引き上げが観測された三井ハイテック<6966>、リチウムイオン二次電池(LiB)用バインダーなどに使用されるフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)の製造設備増強を決定したクレハ<4023>などが値上がり率上位にランクイン。また、地合いが悪いなか値ごろ感から低位株が物色され、名村造船所<7014>やインプレスHD<9479>などが値上がり率上位に並んだ。  一方、第1四半期の営業減益決算が嫌気されたアルインコ<5933>が大幅に下落。第2四半期業績見通しなどから安心感が先行したディスコ<6146>は高く寄り付いたものの買いが続かず失速して下落に転じた。ワクチン接種に関する一部メディアでの報道が利益確定売りにつながったタマホーム<1419>は値下がり率トップに。そのほか、連休前の手仕舞い売りから前日にかけて上昇が目立っていたレーザーテック<6920>、キヤノン<7751>、JVCケンウッド<6632>などが売りに押された。新興市場では値持ちのよかった銘柄も含め、直近IPOの多くが連休前の手仕舞い売りに押された。 《YN》
関連銘柄 14件
1419 東証プライム
4,465
5/1 15:00
+100(%)
時価総額 131,521百万円
注文住宅の建築請負が柱。木造ローコスト住宅に強み。戸建分譲やリフォーム、区分所有権販売も。収益は4Q偏重傾向。23.5期上期は注文住宅の引渡し棟数が足踏み。ただ受注堅調。通期では最高業績・連続増配を計画。 記:2024/03/07
1,177
8/29 15:00
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時価総額 15,135百万円
漬物メーカー最大手。ご飯がススムキムチを軸に、浅漬、キムチ、惣菜などを展開。契約栽培を中心とした国産野菜使用の無添加食品に定評。「重慶飯店監修 叉焼のたれ」等を新発売。23.2期1Qは節約志向等が重し。 記:2022/07/10
3878 東証スタンダード
955
5/1 15:00
±0(%)
時価総額 9,921百万円
機能紙で出発し、電子材料やトナーに事業を拡大。カード製造なども。24.3期3Q累計は機能性不織布が足踏み。ディスプレイ関連の持分益は想定以上。生産・開発拠点の集約に伴う特損を4Qに計上へ。配当は維持予定。 記:2024/02/15
4023 東証プライム
2,810
5/1 15:00
-4(%)
時価総額 164,599百万円
ファインケミカル中堅。機能製品、農薬・医薬品、家庭用ラップを手掛け、PPS樹脂やフラックプラグ向けPGA樹脂、リチウムイオン電池用バインダー向けPVDF樹脂で実績。顧客在庫調整が継続し、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/28
5933 東証プライム
1,148
5/1 15:00
-9(%)
時価総額 24,153百万円
建設用仮設資材の製造・販売・レンタルを展開。住宅機器やフィットネス機器、無線機、プリント配線板なども手掛ける。建設機材関連事業は足踏み。レンタル関連事業は堅調。特別損失減少。24.3期3Qは大幅最終増益。 記:2024/02/10
6146 東証プライム
46,120
5/1 15:00
+320(%)
時価総額 4,995,580百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6486 東証プライム
1,841
5/1 15:00
+7(%)
時価総額 91,604百万円
メカニカルシールメーカー。流体、気体の漏れを防止するメカニカルシールや磁性流体シール、特殊バルブ等を製造、販売する。自動車向けが主力。今期3Q累計は自動車向け等が増加も、原材料価格や固定費が重しとなった。 記:2024/02/07
6632 東証プライム
822
5/1 15:00
+18(%)
時価総額 134,808百万円
カーナビやカーオーディオなど車載機器を手掛ける電機メーカー。無線通信システムや業務用システム、セキュリティシステム、ヘッドホンなども展開。S&S無線システムの好調継続で、24.3期3Q累計はは増収確保。 記:2024/02/04
6920 東証プライム
39,750
5/1 15:00
+5,150(%)
時価総額 3,747,869百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6966 東証プライム
7,108
5/1 15:00
-60(%)
時価総額 280,531百万円
リードフレームやプレス用金型、工作機械等を手掛ける。車載用モーターコアで世界トップシェア。超精密加工技術が強み。電機部品事業は好調。電動車向け駆動・発電用モーターコアは需要堅調。24.1期通期は2桁増収。 記:2024/04/16
7014 東証スタンダード
1,830
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-143(%)
時価総額 126,733百万円
造船中堅。中大型船の建造に強み。鉄構・機械などの非造船分野を強化中。24.3期3Q累計は計大型LPG・アンモニア運搬船など8隻が完工。受注も17隻獲得。修繕船の伸長、船価の改善、円安も効き二桁営業増益に。 記:2024/04/15
7240 東証プライム
2,280
5/1 15:00
-8(%)
時価総額 394,757百万円
オイルシールメーカー。国内全自動車メーカーが同社製品を採用し、オイルシールの国内シェアは70%。世界でもトップシェア。フレキシブルプリント基板でも世界首位。シール事業の好調で、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/22
7751 東証プライム
4,290
5/1 15:00
+10(%)
時価総額 5,721,843百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
9479 東証スタンダード
159
5/1 15:00
+1(%)
時価総額 5,942百万円
IT・音楽・山岳など専門性の高い雑誌や書籍を出版。ネットメディア運営も。24.3期3Q累計はネットメディアが想定以上に堅調。たが利益率の高い既刊書籍の販売が振るわず。書籍の刊行遅れや電子書籍の鈍化も響く。 記:2024/03/11