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日経平均は大幅4日続落、欧州変異株拡大で景気回復懸念強まる

2021/3/24 16:00 FISCO
*16:00JST 日経平均は大幅4日続落、欧州変異株拡大で景気回復懸念強まる 日経平均は大幅に4日続落した。前日の米国株式市場ではNYダウは反落。欧州で新型コロナウイルスが収束せずドイツがロックダウン(都市封鎖)を延長するなど世界経済の回復に不透明感が広がった。また、四半期末にかけたリバランスなどの影響からか米10年物国債利回りの低下にもかかわらずハイテク株も下落。こうした米株安や原油価格の下げなどが市場心理を悪化させ、日経平均は230円安で始まると一段と下げ幅を拡げる展開に。後場は日銀による上場投資信託(ETF)買いへの思惑から一時は28500円を回復したが、アジア市場も軒並み大幅続落となるなか再び下げ幅を拡げる展開となり28500円を割り込んで引けた。  大引けの日経平均は前日比590.40円安の28405.52円となった。東証1部の売買高は15億9135万株、売買代金は3兆2154億円だった。セクター別では全面安となり、空運業、鉱業、海運業、鉄鋼、銀行業などが下落率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は6%、対して値下がり銘柄は全体の92%であった。  個別では、欧州での新型コロナ感染再拡大を嫌気してJAL<9201>などの空運株が急落。世界景気に対する回復懸念の台頭から原油価格が下落したことで国際石油開発帝石<1605>なども大きく売られた。米長期金利の低下を嫌気した三菱UFJ<8306>など大手金融株の売りも目立った。そのほか、売買代金上位ではファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、任天堂<7974>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、武田薬品<4502>、ANA<9202>、マネックスG<8698>、資生堂<4911>、日本郵船<9101>、村田製作所<6981>など総じて売り優勢の展開となった。  一方、秀和システムHDがTOB(株式公開買い付け)を実施して完全子会社化を目指すことが分かった船井電機<6839>がストップ高比例配分となり、回路保護素子の新製品開発を発表した松尾電機<6969>は一時ストップ高水準まで値を切り上げるなど急伸した。来年度の業績回復についての観測報道が伝わったオエノンHD<2533>も大幅反発。また、米インテルが、西部アリゾナ州に200億ドルを投じて半導体の新工場を建設すると発表したことで、半導体製造装置の需要拡大につながるとの見方から、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>などが大幅上昇で逆行高を演じた。そのほか、トヨタや日野自動車<7205>らと本日15時から共同記者会見を開催すると発表した、いすゞ<7202>が後場から大幅に上昇した。 《YN》
関連銘柄 22件
1605 東証プライム
2,356.5
5/8 9:09
-3.5(%)
時価総額 3,267,681百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
356
5/8 9:07
-2(%)
時価総額 23,349百万円
焼酎・清酒大手の合同酒精が中核。流通向けPB製造に前向き。酸素医薬品や加工用澱粉も。酒類事業は黒字転換。家庭用市場ではRTD商品の好調が続く。チューハイの素なども伸びる。23.12期通期は黒字転換。 記:2024/03/04
4502 東証プライム
4,088
5/8 9:04
-11(%)
時価総額 6,468,340百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4911 東証プライム
4,326
5/8 9:04
+6(%)
時価総額 1,730,400百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6758 東証プライム
12,370
5/8 9:04
-310(%)
時価総額 15,599,584百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6839 東証1部
918
8/25 15:00
+1(%)
時価総額 33,168百万円
液晶テレビ・DVDプレイヤーが主力のデジタル家電メーカー。低価格品が主体。主要顧客はウォルマート。出版会社秀和システムのTOBにより株式非上場化が決定。メキシコ向け液晶テレビ好調もあり、1Qは増収確保。 記:2021/08/03
6920 東証プライム
42,410
5/8 9:04
+20(%)
時価総額 3,998,669百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6969 東証スタンダード
539
5/8 9:00
±0(%)
時価総額 1,730百万円
電子部品メーカー。タンタルコンデンサやフイルムコンデンサ、回路保護素子などを製造販売。ESGの取組みを推進。京都府が地球温暖化対策条例に基づく優良事業者として表彰。タンタルコンデンサ停滞し3Q累計は一服。 記:2024/02/23
6981 東証プライム
2,844.5
5/8 9:04
-11(%)
時価総額 5,767,062百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7202 東証プライム
1,933.5
5/8 9:04
-26(%)
時価総額 1,503,184百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7203 東証プライム
3,561
5/8 9:04
-38(%)
時価総額 58,097,669百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7205 東証プライム
459.7
5/8 9:04
-2.4(%)
時価総額 264,135百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7974 東証プライム
7,758
5/8 9:04
-1(%)
時価総額 10,075,237百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
36,850
5/8 9:04
+10(%)
時価総額 17,379,676百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,562
5/8 9:04
+3(%)
時価総額 20,746,476百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8,857
5/8 9:04
-50(%)
時価総額 12,175,638百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
8698 東証プライム
772
5/8 9:04
-6(%)
時価総額 206,469百万円
大手ネット証券会社。マネックス証券を中核に、株式や先物・オプション、投信、債券、FXのオンライン取引サービスを提供する。NTTドコモと資本業務提携。今期3Q累計は国内と米国が堅調、増収、大幅増益となった。 記:2024/03/03
9101 東証プライム
4,276
5/8 9:04
-29(%)
時価総額 2,181,466百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9201 東証プライム
2,733.5
5/8 9:04
+4.5(%)
時価総額 1,194,933百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9202 東証プライム
3,019
5/8 9:04
-21(%)
時価総額 1,462,084百万円
大手航空会社。国内線と国際線トップの全日空が中核。国内線や国際線、貨物運送を展開する。傘下にLCCのピーチやエアージャパン。今期3Q累計は国際線、国内線が好調だった。営業益は過去最高を大幅に更新した。 記:2024/03/03
9983 東証プライム
42,060
5/8 9:04
-50(%)
時価総額 13,384,375百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,989
5/8 9:04
-89(%)
時価総額 13,764,680百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10