マーケット
5/7 15:15
38,835.10
+599.03
38,852.27
+176.59
暗号資産
FISCO BTC Index
5/7 23:55:20
9,853,618
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は大幅続落、国内外要因の重なりで売り優勢

2021/3/22 16:00 FISCO
*16:00JST 日経平均は大幅続落、国内外要因の重なりで売り優勢 日経平均は大幅に続落した。前週末の米国株式市場でのNYダウは続落。米中対立再燃への警戒感から寄り付きから下落した後、大手銀に対する資本規制の緩和措置を延長しないとした米連邦準備制度理事会(FRB)の方針が嫌気された。ただ、押し目買いからハイテク株は持ち直した。米銀大手の資本規制を巡るFRBの決定を受けたダウの下落を背景に、週明けの日経平均は347円安の大幅続落でスタート。その後も、前週末の日銀金融政策決定会合において上場投資信託(ETF)買い入れ対象から日経平均連動型が除外されたことを嫌気した国内需給要因も相まって下げ幅を拡大。後場は安値圏でのもみ合いに終始した。  大引けの日経平均は前日比617.90円安の29174.15円となった。東証1部の売買高は13億8426万株、売買代金は3兆0338億円だった。セクター別では輸送用機器、保険業、機械、非鉄金属、電気機器などが下落率上位に並んだ。一方、海運業、鉄鋼、電気・ガス業、鉱業、石油・石炭製品などが上昇率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は41%、対して値下がり銘柄は全体の54%であった。  個別では、那珂工場の火災発生で主力ラインが生産停止になったルネサス<6723>が大きく下落。ルネサスの一件から車載半導体不足による自動車生産の減少が警戒されトヨタ<7203>やホンダ<7267>などの自動車関連も大きく下落した。また、業績モメンタムの鈍化が嫌気された日本オラクル<4716>や、業績下方修正で赤字幅拡大・配当減配となったAOKIHD<8214>も大幅に売られた。21年2月期営業利益は前期比約3割増の1400億円弱になったようだと観測報道が伝わったニトリHD<9843>は材料出尽くし感から売りに押さる場面もあったが、終始もみ合いとなった。そのほか、日銀の政策変更を引き続きネガティブ視した動きからファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>などの値がさ株の下落が目立った。  一方、期末配当予想の増配を発表した岩井コスモ<8707>が急伸。業績上方修正で一転営業増益見通しとなったパスコ<9232>も大幅高。高水準の自社株買いを発表した日住サービス<8854>は一時ストップ高を付けた。海運業界での需給ひっ迫感に加えてノルウェー社に出資し液化した二酸化炭素(CO2)の輸送事業に参入すると発表した商船三井<9104>も大きく買われた。また、日本製鉄<5401>、三菱商事<8058>、国際石油開発帝石<1605>、コスモエネHD<5021>などの資源関連株や、九州電力<9508>、中国電力<9504>などの電気・ガス業も堅調だった。そのほか売買代金上位では、任天堂<7974>、武田薬<4502>、JAL<9201>などが上昇した。 《YN》
関連銘柄 22件
1605 東証プライム
2,360
5/7 15:00
+23(%)
時価総額 3,272,534百万円
原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
4502 東証プライム
4,099
5/7 15:00
-26(%)
時価総額 6,485,745百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4716 東証スタンダード
12,315
5/7 15:00
-5(%)
時価総額 1,579,559百万円
企業向けソフト世界大手・米オラクル社の日本法人。2000年代初頭に築いたデータベースで膨大な顧客基盤を構築。ライセンスサポートは高い契約更新率維持。クラウドサービスは売上好調。24.5期2Qは2桁増益。 記:2024/02/02
7,475
5/7 15:00
-8(%)
時価総額 633,663百万円
石油元売りで国内3位。石化、石油開発、再エネも。昨年12月に投資ファンドから当社株取得の岩谷産業が筆頭株主に。岩谷とは水素事業で関係強化へ。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や石化の市況軟化で足踏み。 記:2024/03/09
5401 東証プライム
3,457
5/7 15:00
-16(%)
時価総額 3,285,260百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6367 東証プライム
22,395
5/7 15:00
+305(%)
時価総額 6,564,288百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
2,595
5/7 15:00
-13(%)
時価総額 5,076,931百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6954 東証プライム
4,703
5/7 15:00
+26(%)
時価総額 4,747,900百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,599
5/7 15:00
+18(%)
時価総額 58,717,638百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,773.5
5/7 15:00
-9.5(%)
時価総額 9,637,704百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7974 東証プライム
7,759
5/7 15:00
+184(%)
時価総額 10,076,536百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8058 東証プライム
3,467
5/7 15:00
-77(%)
時価総額 14,951,375百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
1,238
5/7 15:00
-6(%)
時価総額 108,511百万円
大手紳士服販売店チェーン。量販店「AOKI」を全国展開する。婦人服も扱う。複合カフェやカラオケ等のエンタメやブライダルも手掛ける。今期3Q累計は2期連続の増収、増益。既存店が好調、通期予想を上回って推移。 記:2024/04/02
2,298
5/7 15:00
+40(%)
時価総額 57,480百万円
関西地盤の中堅証券。対面、コールセンター、インターネット取引等を手掛ける。投資信託残高の積み上げなどに注力。株券委託手数料は伸び悩むが、トレーディング損益は好調。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/03
8854 東証スタンダード
2,260
3/6 15:00
+10(%)
時価総額 4,497百万円
近畿地盤の不動産会社。不動産仲介は関西トップ級。リフォームも手掛ける。投資用一棟マンション等の販売に注力。不動産売上は大幅増。23.12期3Qは2桁増収。K.I.TによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/14
9104 東証プライム
4,764
5/7 15:00
+104(%)
時価総額 1,724,620百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9201 東証プライム
2,729
5/7 15:00
-24(%)
時価総額 1,192,966百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9232 東証スタンダード
2,054
5/7 15:00
+14(%)
時価総額 29,615百万円
航空測量大手。人工衛星や航空機、車両などの各種センサーを用いた測量・計測を手掛ける。24.3期3Q累計は国内公共部門の受注高が増加。デジタル田園都市国家構想に基づく各種台帳のデジタル化業務などが寄与。 記:2024/04/16
9504 東証プライム
1,011
5/7 15:00
+9(%)
時価総額 391,414百万円
中国5県地盤の電力会社。石炭火力比率が高い。24.3期3Q累計は燃料費調整の期ズレ差益が拡大。値上げ効果も出て利益急改善。通期利益計画を上方修正。復配予定。島根原発2号機は24年秋に営業運転開始の見通し。 記:2024/02/08
9508 東証プライム
1,615.5
5/7 15:00
-2.5(%)
時価総額 766,044百万円
九州の電力会社。ガス小売事業やICT、都市開発など非電力事業を育成。玄海原子力発電所3号機は2月に発電再開。英廃棄物処理・発電会社Viridorの一部持分取得。燃料費調整期ずれ影響で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/04
9843 東証プライム
21,140
5/7 15:00
+235(%)
時価総額 2,419,325百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09
9983 東証プライム
42,110
5/7 15:00
+1,290(%)
時価総額 13,400,286百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27