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日経平均は5日続落、決算見極めたいとする思惑や感染拡大懸念が重しに

2020/7/30 15:43 FISCO
*15:43JST 日経平均は5日続落、決算見極めたいとする思惑や感染拡大懸念が重しに 日経平均は5日続落となった。前日の米株式市場では、連邦準備制度理事会(FRB)が当面金融刺激策を維持するとの期待感から買いが先行し、低金利の長期化確実視を背景にハイテク株を中心に上昇した。また、クアルコムやラムリサーチなど米半導体関連銘柄の好決算を受けてSOX指数は2%を超える大幅高となった。こうした流れがありながらも、米長期金利の低下を受けたドル安・円高などが重しとなったほか、アマゾンやアルファベットといったGAFA企業の決算を中心に、この先の日米企業決算を見極めたいとする思惑から、日経平均は小高く始まり、勢いを欠く出だしとなった。寄り付き直後に今日の高値となる22506.60円を付けた後は、じりじりと上げ幅を縮小していき、前日比ほぼ横ばい圏で前場を終えた。TOPIXにいたっては0.21%の下落での前引けだった。 また、本日の東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者数が367人と過去最高になる見通しと伝わったことで、感染拡大第2波がいよいよ本格化してきたとの懸念が市場心理を悪化させ、後場に入ってからは、日経平均はマイナス転換し、大引けにかけて下げ幅を拡げる展開となった。ただ、日本電産<6594>やシマノ<7309>など直近に好決算を発表した銘柄には買いが入ったほか、ソフトバンクG<9984>については5日続伸と更に年初来高値を更新した。また、長めの調整局面となっているマザーズ指数については1.26%高と5日ぶりに大幅高となっており、相場全体が売り一色という動きにはならなかった。 大引けの日経平均は前日比57.88円安の22339.23円となった。東証1部の売買高は13億0042万株、売買代金は2兆2659億円だった。セクター別では、空運、電気・ガス、陸運、鉱業、銀行などが値下がり率上位となり、東証33業種中で上昇したのは証券、精密機器、情報・通信、輸送機器の4業種のみに留まった。東証1部の値上がり銘柄は全体の35%、対して値下がり銘柄は60%であった。 個別では、新型コロナを契機に製薬会社向けマーケティング支援が拡大し、メディカルプラットフォーム事業が急拡大したことで第1四半期決算が想定以上の大幅増益となったエムスリー<2413>のほか、ホールセール部門が好調だったほか活発な日本株取引によってリテール部門も伸びた野村HD<8604>などが大幅高となった。そのほか、EC関連が伸びたGMOペパボ<3633>、電子書籍が伸長したイーブック<3658>、ふるさと納税プラットフォームのほか自体向けICTサービスも伸びたチェンジ<3962>など決算絡みで大きく上値を伸ばした銘柄が散見された。 一方、化粧品事業が想定以上に悪化して通期営業見通しが一転して減益になった花王<4452>、第1四半期の半導体製造装置受注高が会社想定をやや下振れたスクリーンHD<7735>、通期の営業赤字幅が市場予想を大きく上回った三越伊勢丹<3099>などは大きく売られた。 なお、東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、エムスリー、日本電産、キヤノン<7751>、ソニー<6758>、トヨタ<7203>、任天堂<7974>などが上昇した一方、三井住友<8316>、JT<2914>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、花王、資生堂<4911>などが下落となった。 《YN》
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2413 東証プライム
1,877.5
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-5.5(%)
時価総額 1,274,695百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
2914 東証プライム
4,177
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時価総額 8,354,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
2,239
4/26 15:00
+36.5(%)
時価総額 888,417百万円
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3633 東証スタンダード
1,359
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+7(%)
時価総額 7,432百万円
レンタルサーバやEC支援サービスを展開。ハンドメイド通販「ミンネ」も。GMOグループ。ホスティング事業は堅調。レンタルサーバーサービスは顧客単価が上昇。23.12期通期は増収。24.12期は黒字転換計画。 記:2024/02/13
4,745
2/1 15:00
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時価総額 27,179百万円
電子書籍販売会社。「ebookjapan」での電子書籍販売サービスと、オンライン書店「bookfan」での紙書籍の販売が事業の2本柱。今上期の売上高は過去最高を更新した。マーケティングの強化も寄与した。 記:2021/11/29
1,190
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時価総額 86,822百万円
企業や自治体のDX化支援ビジネスを展開。IT人材の育成やふるさと納税サイトの運営も。SBIHDと業務資本提携。寄付取り扱い高の大幅増などにより、パブリテック事業は伸長。24.3期2Qは大幅増収増益。 記:2024/01/27
4452 東証プライム
6,385
4/26 15:00
-22(%)
時価総額 3,032,875百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4911 東証プライム
4,196
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-21(%)
時価総額 1,678,400百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6594 東証プライム
7,115
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時価総額 4,242,561百万円
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6758 東証プライム
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時価総額 16,104,017百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7203 東証プライム
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自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
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時価総額 2,288,116百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。釣具も展開。自転車部品は伸び悩む。23.12期3Qは釣具部門が増収。高価格帯製品は北米市場、中国市場等で需要高い。 記:2024/01/16
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時価総額 1,647,790百万円
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4,214
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時価総額 5,620,477百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
7974 東証プライム
7,649
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世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
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34,230
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+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,552.5
4/26 15:00
+1(%)
時価総額 20,620,297百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8,787
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-9(%)
時価総額 12,079,410百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
8604 東証プライム
914.2
4/26 15:00
+14(%)
時価総額 2,956,123百万円
総合証券で国内最大。傘下に資産運用会社や信託銀行など。配当性向は40%以上目安。ホールセール部門は増収。インベストメント・バンキング等が貢献。営業部門は相場環境が追い風。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/10
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10