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日経平均は3日ぶりに反落、連休中の潮目変化を警戒して売り優勢

2020/7/22 15:24 FISCO
*15:24JST 日経平均は3日ぶりに反落、連休中の潮目変化を警戒して売り優勢 日経平均は3日ぶりに反落した。前日の米株式市場では、欧州が復興基金で合意したことが好感され上昇して寄り付いたが、今週後半に控えている主要ハイテク株の決算を見極めたいとの思惑から手仕舞う動きが広がり、上げ幅を縮めた。こうした高安まちまちな米株式市場の流れのほか、前日のダウ平均上昇の要因の一つとなったEU復興基金案の合意は、東京市場では昨日の後場の段階ですでに織り込み済みとの見方から、買い手掛かり材料とはならなかった。むしろ、欧州景気の回復期待により外為市場でユーロが買われ、ドルがユーロ以外の通貨に対しても安くなったことから、早朝の時間帯に1ドル=106円60銭台と、昨日の円の安値から70銭ほど円高・ドル安に振れ、これが株価を抑える要因となった。 また、後場に入ってからは、明日からの国内4連休を控える中、朝方買いが先行していた非鉄金属や銀行などの景気敏感株にも持ち高調整の売りが出たほか、時間外のNYダウ株価指数先物が上げ幅を縮小したことも重しとなった。 大引けの日経平均は前日比132.61円安の22751.61円となった。東証1部の売買高は10億8537万株、売買代金は1兆8880億円だった。セクター別では、陸運、医薬品、倉庫運輸、精密機器、水産農林などが下落率上位となった一方、鉱業、石油石炭、建設の3業種は上昇した。東証1部の値上がり銘柄は全体の21%、対して値下がり銘柄は75%であった。 個別では、バス車内でキャッシュレス決済を導入すると発表した小田原機器<7314>がストップ高となり、中国の競合企業が米国の商務省産業安全保障局のEntityListに追加されシェア拡大が期待されたNISSHA<7915>が12%を超す上げとなった。また、第1四半期決算が市場予想を上振れた日本電産<6594>が4%超、21年3月期上半期(中間期)業績予想を上方修正した富士通ゼネラル<6755>が3%超、東証1部への市場変更が承認されたLink-U<4446>が7%超、第3四半期以降の業績改善を見据えて国内証券が格上げしたネクステージ<3186>は5%、「デキサメタゾン」がコロナ治療薬として認定され後発薬を製造している日医工<4541>が3%超とそれぞれ上昇した。 一方、21年1月期上半期(中間期)業績予想を下方修正し21年1月期業績予想を未定に修正したACCESS<4813>、21年3月期第1四半期(20年4-6月)連結営業利益が前年同期比8.7%減となったモーニングスター<4765>が揃って10%を超す大幅安となり、アパレル市場逆風の中で割高感から国内証券が格下げしたZOZO<3092>、短期的な受注足踏みも想定し国内証券が格下げした安川電機<6506>なども下げがややきつくなった。 東証1部の売買代金上位では、ソニー<6758>、レーザーテック<6920>、武田<4502>、JR東日本<9020>、第一三共<4568>、日立製<6501>、花王<4452>などの下落が目立った。他方で、ソフトバンクG<9984>、日本電産、村田製<6981>、みずほ<8411>、信越化学<4063>、エムスリー<2413>などは上昇となった。 《YN》
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2413 東証プライム
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時価総額 1,117,862百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
3092 東証プライム
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日本最大の衣料品EC「ZOZOTOWN」を運営。ヤフーLINE傘下。24.3期3Q累計は商品取扱高が着実増。販管費増こなし増収増益に。通期最高業績を計画。配当性向の目安を5割→7割に修正。大幅増益を予定。 記:2024/02/08
3186 東証プライム
2,845
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中古車販売大手。総合店「ネクステージ」に加え、SUVやミニバン、輸入車に特化した各種専門店を展開。北海道東北地方は販売高が大幅増。拠点数の増加等により、販売台数が増加。23.11期通期は2桁増収。 記:2024/02/24
4063 東証プライム
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時価総額 12,122,473百万円
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4446 東証プライム
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サーバープラットフォームの提供やアプリケーション開発等を行う。マンガアプリに実績を多数持つ。今期は増収、大幅増益スタートとなった。自社プロダクトがけん引。大手出版社や通信会社からの開発受注も好調だった。 記:2024/01/25
4452 東証プライム
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4502 東証プライム
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時価総額 6,526,884百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4541 東証プライム
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3/28 15:00
±0(%)
時価総額 24,670百万円
ジェネリック医薬品大手。自社開発のジェネリック医薬品や先行医薬品を医療機関向けに供給。製造・品質管理体制の改善図る。日医工グループは損益改善。販売数量増や在庫適正化策等が寄与。23.3期3Qは増収。 記:2023/03/03
4568 東証プライム
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アセットマネジメントが主力。投資運用や投資助言に加え、資産運用情報を比較、分析、評価して提供。コンサルも。投資信託関連ツールは堅調。24.3期3Qは2桁増収増益。運用資産総額は5兆5000億円突破。 記:2024/02/10
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ガラケーの組込みブラウザに強み。スマホ普及に対応すべく、IoT分野を強化中。資本業務提携したNTTが第2位株主に。24.1期3Q累計は国内IoT堅調も台湾の通販向けクラウドが不振。欧州のTV関連も冴えず。 記:2024/01/17
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時価総額 14,000,708百万円
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7,254
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6758 東証プライム
13,060
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世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6920 東証プライム
40,670
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時価総額 3,834,612百万円
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6981 東証プライム
2,798
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7314 東証スタンダード
1,099
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時価総額 3,444百万円
非接触ICカードシステムなど路線バス、鉄道車両用運賃収受機器を製造。ワンマンバス用運賃収受システムに定評。ETCシステムやアプリ・プリント基板の開発受託も展開。新札特需ニーズもあり23.12期は利益急伸。 記:2024/03/22
7915 東証プライム
1,680
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-22(%)
時価総額 85,438百万円
フィルムタッチセンサや加飾フィルムに強み。医療機器も。24.12期はタッチセンサ需要の底入れを想定。昨年12月に連結化した医療機器向け部品の米社も上乗せ。新中計では26.12期に営業益150億円を目指す。 記:2024/04/15
3,008
5/2 15:00
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時価総額 7,638,064百万円
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9020 東証プライム
3,015
5/2 15:00
+20.5(%)
時価総額 3,420,252百万円
国内首位、世界でも最大級の鉄道会社。関東や東北地方を中心に、新潟県、山梨県、長野県、静岡県までが事業エリア。不動産や駅ナカでの物品販売、ホテルなども展開。全セグメント好調で、24.3期3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10