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日経平均は大幅続落、外部環境等を睨みながら中小型株への資金シフトが強まる

2020/1/6 12:14 FISCO
*12:14JST 日経平均は大幅続落、外部環境等を睨みながら中小型株への資金シフトが強まる  日経平均は大幅に続落。483.27円安の23173.35円(出来高概算5億9000万株)で前場の取引を終えた。イラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」のカセム・ソレイマニ司令官が米軍の空爆で死亡したことを受けて、中東情勢の緊張が警戒される中、幅広い銘柄に売りが先行した。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなった日経平均は、寄り付き直後に付けた23365.36円を高値に下げ幅を拡大させており、前引け間際には23148.53円と、下落幅が500円を超える局面もみられた。  東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1900を超えており、全体の9割近くを占める全面安商状。セクターでは、NY原油相場の上昇を背景に鉱業、石油石炭が2%を超える上昇となった他は、31業種が下落。海運の下落率が4%を超えたほか、空運、その他製品、水産農林、パルプ紙、輸送用機器などの弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>が軟調。  日経平均はギャップスタートから25日線を割り込んで始まると、その後も下げ幅を広げている。底打ち感が意識され難く、押し目拾いの動きも出難いところである。指数インパクトの大きい値がさ株の下げが指数を下押しており、インデックスに絡んだ商いが中心とみられるが、まずは底打ちを見極めたいところであろう。テクニカル面では一目均衡表では雲上限まで下げてきている。遅行スパンは実線を割り込んだことから、下方シグナルが発生する格好ではあるが、まずは雲上限が支持線として機能するかを見極めたいところであろう。  もっとも、需給面では大きく買いに傾いていた訳ではなく、インデックスに絡んだ商いの他は、個別に物色する流れも目立っている。中東情勢の緊張とは言え、石川製作所<6208>、豊和工業<6203>、東京計器<7721>、日本アビオニクス<6946>等の防衛関連が急騰。キャンディル<1446>、イノテック<9880>やテクノマセマティカル<3787>、ジェネレーションパス<3195>、エヌ・ピー・シー<6255>、うるる<3979>等の中小型株への物色も目立っており、日経平均が大幅に下げる局面においても、個人主体の物色意欲は強いことが窺える。目先的には外部環境等を睨みながらの展開が続きそうだが、より中小型株への資金シフトが強まることが見込まれる。 《AK》
関連銘柄 16件
1446 東証スタンダード
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時価総額 6,365百万円
建材や家具のキズ補修サービスを展開。既存住宅の定期点検や店舗・オフィスの内装工事も。22年夏に資本業務提携したサカイ引越センターが筆頭株主。24.9期1Qは人件費増が利益の重石に。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/07
3195 東証グロース
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ECサイト運営会社。家具や家庭用品、アパレル等、70万超のアイテムを扱う「リコメン堂」を運営する。商品開発等のサービスも提供。23年10月期の売上高は計画通りに着地も、商品企画関連の受注の期ずれが影響。 記:2023/12/28
3787 東証スタンダード
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ソフトウェアやハードウェア向けの画像・音声圧縮技術をライセンス提供。映像伝送システムも。収益は3月と9月に集中傾向。24.3期3Q累計はハードウェア向けが冴えず。販管費増も利益の重石。継続前提に重要事象。 記:2024/02/14
3979 東証グロース
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時価総額 10,266百万円
クラウドサービス会社。入札情報サービス「NJSS」を展開。クラウドワーカーに官公庁等の入札・落札案件情報の収集を発注し、収集情報でデータベースを構築。主力事業の拡大で、24.3期3Q累計は増収・利益急伸。 記:2024/02/23
4543 東証プライム
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時価総額 3,784,134百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6203 東証スタンダード
791
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時価総額 9,925百万円
産業用機械メーカー。工作機械の製造・販売が主力。防音サッシやパワーチャックも手掛ける。路面清掃車でトップシェア。建材は防音サッシ、一般サッシが売上増。火器は防衛省向け装備品が堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/26
6208 東証スタンダード
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時価総額 8,283百万円
段ボール製函印刷機やチップ外観検査機、繊維機械などの製造販売を行う。機雷等の防衛機器も手掛ける。レンゴーが筆頭株主。紙工機械は受注伸び悩むが、売上高は増加。防衛機器は受注伸長。24.3期2Qは増収増益。 記:2024/01/16
6255 東証グロース
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時価総額 21,302百万円
太陽電池製造装置メーカー。FA装置やパネル解体装置も。24.8期1Qは部品販売が好調で黒字に。得意先の米国ファーストソーラー向け案件は2Qと4Qに売上計上へ。人件費増をこなして通期増収増益・増配を見込む。 記:2024/02/08
6367 東証プライム
19,215
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-290(%)
時価総額 5,632,186百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6946 東証スタンダード
8,950
4/19 15:00
-330(%)
時価総額 30,009百万円
防衛システム機器や接合機器、赤外線機器を製造・販売。20年から投資ファンド傘下に。設備投資の伸び悩みなどで電子機器は苦戦。情報システム部門は堅調。増収効果や販管費の減少等により、24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/07
6954 東証プライム
4,265
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時価総額 4,305,718百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7721 東証プライム
2,490
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-55(%)
時価総額 42,519百万円
計測・認識制御機器の総合メーカー。ジャイロコンパスやオートパイロット等の航海機器のトップメーカー。油空圧・電子製品や流体機器防衛・通信機器も手がける。今上期は船舶港湾機器が好調を持続した。利益は改善傾向。 記:2023/12/30
8035 東証プライム
33,530
4/19 15:00
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時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9880 東証プライム
1,802
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時価総額 24,687百万円
半導体関連ソリューション会社。テスターや検査装置、の提供に加え、半導体設計用ソフトや専用LSIの受託開発、組込システムも手掛ける。今期3Q累計はテストソリューションとシステム・サービスが堅調に推移した。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
40,520
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時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10