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日経平均は反発、こう着続くもハイテク株への買いは目立つ

2019/12/26 12:12 FISCO
*12:12JST 日経平均は反発、こう着続くもハイテク株への買いは目立つ  日経平均は反発。102.94円高の23885.81円(出来高概算3億8462万株)で前場の取引を終えた。前日の欧米市場はクリスマスの祝日で休場。ナイトセッションの225先物は、前日の日中取引終了時点からやや利食い優勢だったが、推移レンジは23680-23720円と非常に狭い値幅(40円程度)でのこう着であった。  この流れから、本日の日経平均は前日終値水準でのスタートとなったが、直後に上げ幅を100円超に拡大する場面があった。市場では、「12月期末配当金の再投資に関連した買いを期待した先物売買がみられた」との指摘があった。しかし、その後の日経平均は節目の24000円を前に上値は重い展開となった。東京市場の物色としては、値がさハイテク株への買いが目立ったほか、マザーズ市場の銘柄の売買も活発であった。  セクターでは、東証33業種の全てが上昇。なかでも、海運業は2%超の上昇となった。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、村田製作所<6981>、小糸製作所<7276>、東京エレクトロン<8035>、キヤノン<7751>、トヨタ自動車<7203>、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、マクアケ<4479>、スペースマーケット<4487>などが上昇した。一方で、JTOWER<4485>、アドバンテスト<6857>、サンバイオ<4592>、レーザーテック<6920>などはさえない動きになった。  前場の東京市場では、前述した通り値がさハイテク株への買いが目立ったが、クリスマス明けの米国市場の動向を見極めたいとする向きも市場では多く、全体としては朝方の強含み後は引き続きこう着感の強い相場展開である。一方で、朝方の想定外の株高をきっかけに為替市場でドル円売買に対する売りポジション解消の動きも一部みられており、ランチタイムにかけても円安・ドル高基調となっている。円安方向に振れる為替市場が日本株に対するサポート要因ともなっているとも捉えられ、日経平均はマドをあけて上昇した12月13日につけた安値の23775円処を割り込まずに推移している。  この23775円レベルは、米中両国が貿易交渉における「第1段階」合意を材料視して以降の相場の下限水準ということもあり、今後の両国の進捗動向次第で再び振れるであろう市場センチメントを計るための尺度としても意識されよう。これを踏まえ、市場センチメントの崩れていない現状では、12月のIPOラッシュ前から資金流出の目立っていたマザーズ時価総額上位銘柄への資金還流のほか、年末年始の逆日歩の積み上がりを嫌気した信用売りポジション解消の動きなど、足元で目立っている相場の動きは週末にかけても継続する可能性があるだろう。 《AK》
関連銘柄 15件
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応援購入型クラウドファンディングサイトを運営。ユーザーデータを用いた大企業向け新商品開発コンサルティングも展開。応援購入総額は増加。プロジェクト単価は引き続き上昇。24.9期1Qは2桁増収、損益改善。 記:2024/02/10
4485 東証グロース
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4592 東証グロース
419
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バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6857 東証プライム
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
34,080
4/26 15:00
+720(%)
時価総額 3,213,267百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,867
4/26 15:00
+45(%)
時価総額 5,812,679百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7203 東証プライム
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時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7276 東証プライム
2,073.5
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時価総額 666,794百万円
世界的自動車用照明メーカー。前照灯や補助灯、標識灯など自動車照明器を中心に、航空機部品、鉄道車両部品等を展開。中国は売上伸び悩むが、日本や北米は2桁増収。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/24
7751 東証プライム
4,214
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7974 東証プライム
7,649
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時価総額 9,933,680百万円
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8035 東証プライム
34,230
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+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,552.5
4/26 15:00
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時価総額 20,620,297百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
9983 東証プライム
41,390
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時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
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時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10