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日経平均は小幅反落、「年末ラリー」ならずも上昇相場への期待窺える

2019/12/27 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は小幅反落、「年末ラリー」ならずも上昇相場への期待窺える  日経平均は小幅反落。2.95円安の23921.97円(出来高概算3億7000万株)で前場の取引を終えている。  クリスマスの祝日明けとなった26日の米株式市場でNYダウは反発し、105ドル高となった。ナスダック総合指数も11日続伸し、揃って過去最高値を更新した。中国が来年1月に予定している貿易合意の署名に関し、米国と緊密に連携していると発表。また、マスターカードによると11月1日から12月24日までの小売売上高(自動車を除く)が前年同期比3.4%増となり、年末商戦の好調ぶりもポジティブ視された。本日の日経平均も米株高の流れを引き継いで28円高からスタートしたが、寄り付き直後をこの日の高値に失速。前日終値近辺での小動きが続いた。既に年末年始の休暇に入った投資家も多いとみられ、売買は低調だった。なお、12月末の配当落ちの日経平均への影響度はおよそ40円。東証1部の値下がり銘柄は全体の3割弱、対して値上がり銘柄は7割弱となっている。  個別では、配当等の権利落ちに伴いキヤノン<7751>が2%、JT<2914>やすかいらーく<3197>が3%の下落となっている。売買代金上位ではほかにファーストリテ<9983>やSUMCO<3436>も軟調で、村田製<6981>や東エレク<8035>は小幅に下落。また、ムゲンE<3299>やツクイ<2398>が東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株がしっかり。ソニー<6758>は小幅に上昇した。決算とパルコ<8251>の完全子会社化を発表したJフロント<3086>が5%を超える上昇。パルコは株式公開買付け(TOB)価格にさや寄せする形で、ストップ高水準での買い気配となっている。セクターでは、ゴム製品、食料品、鉱業など5業種が下落。半面、海運業、電気・ガス業、非鉄金属などが上昇率上位だった。  12月末の配当落ちの影響を考慮すると、日経平均は小幅な上昇で前場を折り返した形となる。NYダウが3ケタの上昇で最高値を更新したのと比べると物足りなさがある。ここまでの東証1部売買代金は6300億円弱で、クリスマスの25日(5000億円あまり)ほど落ち込んではいないが、閑散相場継続と言わざるを得ないだろう。クリスマス通過による海外投資家の取引参加や、実質的な新年相場入りによる売り圧力の緩和などが期待されていたが、ここまで動意薄の相場が続いたことから休暇に入った投資家が多いもようで、買いの勢いは鈍い。本日を含め年内あと2営業日、しかも週末を挟んだ格好で、積極的な取引参加は期待しづらい。「年末ラリー」とはならず、相場始動は年明け以降となりそうだ。  とはいえ、東証1部銘柄の7割弱が値上がりし、セクター別でも33業種中28業種が上昇しており、市場のムードは決して暗くない。2020年は米大統領選など波乱要因が少なくないが、少なくとも年初は米中の貿易合意などを背景に上昇相場への期待が高まりそうだ。なお、本日はニトリHD<9843>、アダストリア<2685>などが決算発表を予定している。Jフロントや高島屋<8233>といった百貨店各社は決算を受け、あく抜け感もあってか買い優勢だが、全般に消費増税後の影響がなお残る点は気掛かり。(小林大純) 《AK》
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在宅介護事業が主力。有料老人ホーム事業やサービス付き高齢者向け住宅事業、人材開発事業も手掛ける。デイサービス事業は堅調。デイサービス提供事業所数の増加などが寄与。21.3期通期は増収、2桁最終増益。 記:2021/05/31
2685 東証プライム
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2914 東証プライム
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4/26 15:00
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1,400
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大手百貨店。傘下に大丸松坂屋百貨店やファッションビル大手のパルコ、博多大丸、ギンザシックスなど。百貨店事業は収益伸長。大丸心斎橋店、大丸京都店はインバウンド売上が堅調。24.2期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/01/27
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3299 東証スタンダード
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不動産買取再販会社。首都圏1都3県で居住用不動産や投資用不動産の買取、リフォーム、再販を展開。仕入れと販売は不動産仲介を経由。地方出店に注力し、商圏エリアを拡大。買取再販事業好調で23.12期は利益急伸。 記:2024/03/27
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半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
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世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
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34,230
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8251 東証1部
1,844
3/17 15:00
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1,552.5
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9843 東証プライム
21,820
4/26 15:00
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時価総額 2,497,146百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09
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41,390
4/26 15:00
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時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
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時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10