マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/28 6:10:46
9,995,352
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は続落、決算を手掛かりとした日替わり物色にとどまる

2019/7/29 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は続落、決算を手掛かりとした日替わり物色にとどまる  日経平均は続落。119.95円安の21538.20円(出来高概算4億5000万株)で前場の取引を終えた。小幅に下落して始まった日経平均は、その後3ケタの下落となり、心理的な支持線として意識されている25日線レベルでのこう着感の強い相場展開となっている。先週末に決算を発表した東エレク<8035>はコンセンサスを上回ったものの、足元の上昇に対する利益確定の流れが優勢となったほか、キーエンス<6861>の大幅な下げが投資家心理を冷ます格好となった。一方で、Tモバイルとスプリントの合併計画の承認が伝えられ、ソフトバンクG<9984>が下支えする格好。本日上場のブシロード<7803>の初値は、公開価格を約17%上回る2204円となった。  東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは電気機器、ゴム製品、金属、証券、鉄鋼、非鉄金属が軟調。半面、海運、電力ガス、水産農林、情報通信、空運、食料品がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、ユニファミマ<8028>、東エレク<8035>、ファナック<6954>が軟調。一方でソフトバンクG<9984>が約30円程度日経平均を下支えする格好となった。  先週末の米国市場の上昇を背景に、東エレクの影響があったとしても、底堅い相場展開を見込んでいたが、じり安基調から日経平均は21500円処での攻防をみせている。東エレクは一時17735円まで下げ幅を広げた後は、18125円まで下げ渋る動きをみせており、先週までの強い値動きからみれば想定内の動きであろう。しかし、先週のアドバンテスト<6857>の様なけん引役が不在であり、薄商いの中をインデックス売買にも振らされやすい需給状況である。  また、米連邦公開市場委員会(FOMC)に市場の関心が集まりやすく、結果を見極めたいとする模様眺めムードも強い。市場では0.25%の利下げがコンセンサスとなっているほか、トランプ米大統領と経済顧問らは、ドル押し下げに向けた外国為替市場への介入案について協議したが、最終的には見送る決定を下したと米紙WSJが報じている。FOMC通過後の為替の反応も限られるとみられるが、為替相場が朝方からやや円高に振れて推移していることで、より手控えムードにつながっている。さらに、今週から決算ラッシュとなることもあり、キーエンスの反応をみてしまうと、こちらも手控え要因になるだろう。決算を手掛かりとした日替わり物色が続きそうである。 《AK》
関連銘柄 9件
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
69,610
4/26 15:00
+5,030(%)
時価総額 16,929,709百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7803 東証グロース
371
4/26 15:00
+3(%)
時価総額 27,596百万円
ゲームコンテンツ制作会社。トレーディングカードゲームやオンラインゲームの開発に加え、新日本プロレスやスターダムによるスポーツ興行も展開。エンターテイメント事業の伸び悩みもあり、24.6期中間期は足踏み。 記:2024/03/31
2,287
11/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10