マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 11:08:39
14,982,053
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は4日ぶり小幅反落、近くて遠い「21000円」

2019/2/5 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は4日ぶり小幅反落、近くて遠い「21000円」  日経平均は4日ぶり小幅反落。8.39円安の20875.38円(出来高概算6億株)で前場の取引を終えている。  4日の米株式市場でNYダウは175ドル高と続伸。朝方は売りが先行する場面もあったが、アップルなどのハイテク株を中心に買われ、ナスダック総合指数は1%を超える上昇となった。為替市場では前週末に発表された米1月雇用統計を受けたドル買いが続き、一時1ドル=110円台まで円安が進行。本日の日経平均はこうした流れを好感して76円高からスタートすると、寄り付き直後には20981.23円(97.46円高)まで上昇する場面があった。しかし、節目の21000円手前では引き続き戻り売り圧力が強く、個別株でも月次売上を発表したファーストリテ<9983>、業績下方修正のパナソニック<6752>などが軟調とあって日経平均は失速し、前日終値近辺でもみ合う展開となった。ただ、東証1部の値下がり銘柄は全体の3割弱にとどまっている。  個別では、前述のファーストリテが3%安で前場を折り返し、日経平均を約59円押し下げた。国内「ユニクロ」の1月既存店売上高が前年同月比1%減と振るわなかった。パナソニックや任天堂<7974>、ZOZO<3092>も3%前後の下落となり、その他売買代金上位ではソニー<6758>、武田薬<4502>、ソフトバンクG<9984>などがさえない。決算発表銘柄ではイビデン<4062>やケーズHD<8282>が大きく売られ、東証1部下落率上位に顔を出した。一方、通期決算発表の花王<4452>やキーエンス<6861>、村田製<6981>、SUMCO<3436>といったハイテク株が堅調。トヨタ自<7203>もしっかり。ヤフー<4689>は決算や長期見通しを受けて商いを伴い急伸し、JCU<4975>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、医薬品、その他製品などが下落率上位。反面、非鉄金属、海運業、繊維製品などが上昇率上位だった。  日経平均は朝高後に失速したが、ファーストリテが1銘柄で60円近く押し下げていることを考慮すると底堅いと言える。前引け時点でも東証1部銘柄のおよそ3分の2が値上がりしており、市場のムードはさほど悪くない。一方で節目の21000円にはなかなか届かず、上値の重い展開を強いられている。前日はソニー、本日はパナソニックが決算を受けて大きく売られており、企業業績に対する警戒ムードの広がりを指摘する市場関係者の声が増えてきた。一段の円安進行といった手掛かり材料がない限り、目先は個別の決算対応を中心とした相場展開が続きそうだ。  なお、マザーズ市場ではサンバイオ<4592>が5営業日ぶりに取引時間中に売買成立した。その後は自律反発に期待した押し目買いも入り、全市場で売買代金トップとなっている。直近高値のおよそ5分の1まで株価下落した同社株だが、ひとまず売買が成立したことで中小型株に資金が回りだす。ただ、先般発表された試験結果を受けての同社に対する評価はまだ定まっておらず、先行きは慎重に見極めたい。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 17件
3092 東証プライム
4,751
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 1,427,552百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3436 東証プライム
1,253
11/22 15:30
+4.5(%)
時価総額 438,769百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4062 東証プライム
4,888
11/22 15:30
+125(%)
時価総額 688,529百万円
ICパッケージ基板で世界トップシェア。1912年に揖斐川電力として創業。岐阜県大垣市に本社。自動車排気系部品等のセラミック事業も。電子事業は生成AI用サーバー向けが順調。28.3期売上6500億円目標。 記:2024/06/15
4452 東証プライム
6,208
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 2,892,307百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4592 東証グロース
965
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 66,227百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11
4689 東証プライム
415
11/22 15:30
-3.4(%)
時価総額 2,967,084百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
4975 東証プライム
3,740
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 100,789百万円
プリント配線板用めっき薬品、電子部品用めっき薬品等の製造・販売を行う薬品事業が主力。全自動表面処理装置、自動分析管理装置等の装置事業も。成長分野への積極投資図る。中計では27.3期売上高310億円目標。 記:2024/10/07
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8282 東証プライム
1,401.5
11/22 15:30
+10.5(%)
時価総額 266,285百万円
郊外大型店中心の家電量販店。北関東地盤。店舗数は550店舗超。家電の取り扱いに特化。現金値引、長期無料保証などが特徴。配当性向40%目標。25.3期は直営店11店の出店計画。既存店効率の再点検等も図る。 記:2024/08/09
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17