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注目銘柄ダイジェスト(前場):東製鉄、中外薬、ベースフードなど

2024/10/28 11:37 FISCO
*11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東製鉄、中外薬、ベースフードなど 中外薬<4519>:7542円(+673円) 大幅反発。先週末に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1604億円で前年同期比50.4%増となり、通期予想は従来の4600億円から5400億円、前期比23.0%増にまで上方修正している。通期の市場コンセンサスは5000億円程度であったとみられる。血友病薬へムライブラが想定以上に伸長のほか、関節リウマチ薬アクテムラも好調のもよう。期末配当金は未定に変更しているが、業績上振れに伴う増配期待なども先行する形に。 オリンパス<7733>:2667円(-171円) 大幅続落。シュテファン・カウフマンCEOが辞任したと発表している。違法薬物を購入していた疑いが出ているもようで、内部調査の結果、行動規範と相いれない行為をしていた可能性が高いと判断し、取締役会が辞任するよう求めたようだ。当面の間は、竹内会長がCEOの役務を担うとされている。今後の経営に与える影響やコンプライアンスに対する信頼感の低下などを警戒する動きが先行へ。 東製鉄<5423>:1575円(-238円) 大幅反落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は42億円で前年同期比54.4%減と減益幅は拡大している。つれて、通期予想は従来の320億円から240億円、前期比37.0%にまで下方修正。市場コンセンサスは従来会社計画をやや上回る水準であった。上期の下振れには在庫評価など一過性要因も含んでいるが、国際需給悪化による数量減を主因とした下方修正幅の大きさに、ネガティブなインパクトが先行しているようだ。 ファナック<6954>:3982円(+95円) 続伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は756億円で前年同期比13.6%増となり、従来計画の686億円を上振れ。通期予想を1430億円から1508億円、前期比6.3%増に上方修正している。通期市場コンセンサスは1480億円程度であったとみられる。ロボマシンのIT向け需要改善など背景に。受注高は前四半期比で減少しているが、下期の為替前提保守的など、通期業績のさらなる上振れ期待は高まる状況のようだ。 信越化<4063>:5517円(-243円) 大幅続落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は2147億円で前年同期比12.3%増となり、市場予想を100億円程度上回ったとみられる。一方、2025年3月期見通しは7350億円、前期比4.8%増を据え置き。為替想定の円高への見直しなどを反映している。なお、米国の塩ビ樹脂、ウエハー需要などの短期的な鈍化見通しを示していること、期待もあった自社株買いの発表がなかったことなどをマイナス視の動きが先行のようだ。 ベースフード<2936>:516円(+40円) 一時ストップ高。東京証券取引所が28日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表した。日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にするとしたことで、反落して始まったが、メルコホールディングスの代表取締役社長である牧寛之氏の保有割合が1%以上増加したことが判明し大幅に続伸している。 メンタルヘルスT<9218>:760円(+14円) 反発。25日の取引終了後にセルソースと業務提携契約を締結したことを発表し、好材料視されている。同提携により、11月よりセルソースの卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク」を、同社が提供する産業医クラウドに付帯するクラウド型サービス「ELPIS」のプランに導入。企業のニーズにあわせて「卵子凍結保管の福利厚生サービス」を提供可能となった。あわせて、卵子凍結・保管をより身近な選択肢として広げるため、両社が協業し新たな取り組みも実施していく予定としている。 アルー<7043>:722円(-16円) 下落。24年12月期の業績予想の下方修正を発表し売られている。売上高を従来予想の33億3000万円から31億2000万円に、経常損益を従来予想の1億2500万円の黒字から1900万円の赤字に一転して赤字見通しとした。法人向け教育研修において、大型案件のリピート剥落が発生し予想数値より売上高が低下する見込みとなったことや、グループ共通の販売費および一般管理費において、継続してきた人員投資やマーケティングへの投資などによるコスト増を吸収できなかったことなどが要因としている。 《ST》
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時価総額 22,213百万円
完全栄養食「BASE FOOD」シリーズの販売等を行う。自社EC、他社EC、卸販売のチャネルで販売。サブスク会員数は20万人超。卸販売の店舗数は5万店超。BASE FOOD Deliカテゴリの強化図る。 記:2024/07/01
4063 東証プライム
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時価総額 11,527,744百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4519 東証プライム
6,497
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時価総額 10,908,840百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
5423 東証プライム
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11/25 15:30
-21(%)
時価総額 159,483百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
6954 東証プライム
4,197
11/25 15:30
+83(%)
時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7043 東証グロース
701
11/25 15:30
-14(%)
時価総額 1,790百万円
階級別研修や海外派遣型研修、ビジネス英会話サービス「ALUGO」などの法人向け教育が主力。クラウド型eラーニングシステム「etudes」の提供等も。伊藤忠商事などが主要取引先。eラーニングの販売拡大図る。 記:2024/10/21
7733 東証プライム
2,442.5
11/25 15:30
-16(%)
時価総額 2,876,532百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
706
11/25 15:30
-13(%)
時価総額 7,284百万円
「産業医クラウド」の提供を行うメンタルヘルスソリューション事業が主力。メディカルワークシフト事業、メディカルキャリア支援事業等も。バリューHRと資本業務提携。大手企業向けコンサル提案営業を引き続き推進。 記:2024/10/25