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後場に注目すべき3つのポイント~米国株安受けて利益確定売りが先行

2023/12/21 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~米国株安受けて利益確定売りが先行 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反落、米国株安受けて利益確定売りが先行 ・ドル・円は弱含み、日本株の大幅安で ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は大幅反落、米国株安受けて利益確定売りが先行 日経平均は大幅反落。前日比504.51円安(-1.50%)の33171.43円(出来高概算6億9400万株)で前場の取引を終えている。 20日のNY市場は大幅反落。ダウ平均は475.92ドル安(-1.27%)の37082.00ドル、S&P500は70.02ポイント安(-1.47%)の4698.35ポイント、ナスダックは225.28ポイント安(-1.50%)の14777.94ポイントで取引を終了した。予想を上回った12月消費者信頼感指数や11月中古住宅販売件数を好感し、一時上昇に転じたが、フェデックスの低調な決算を受けた根強い景気減速懸念に再び下落。さらに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での度重なる船舶攻撃への対処で、米国が軍事行動を検討しているとの報道を受けた地政学的リスク上昇を警戒した売りが加速、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。 米国株の大幅反落を受けて、日経平均も大幅反落でスタート。傘下のダイハツの不正問題のほか、米国でのリコール実施などを発表したトヨタ自<7203>の大幅安が、投資家の心理状態悪化を引き起こし、日経平均は下げ幅をじりじりと拡大。前日上昇(456.55円)分を打ち消す展開となった。 日経平均採用銘柄では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)やナスダックの大幅反落が嫌気されて、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>が弱いほか、トヨタ自の下落がほかの自動車株にも波及し、マツダ<7261>、日産自<7201>、ホンダ<7267>も売られた。このほかの銘柄では、東洋建設<1890>が、任天堂<7974>創業家YFOによる同社買収提案の撤回報道を受けて急落した。一方、22日に上海発コンテナ船のスポット運賃が発表されることから、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>に先回りの買いが入った。このほかの銘柄では、アカツキ<3932>がソニーG<6758>との資本業務提携が材料視されてストップ高となった。 セクターでは、輸送用機器、精密機器、石油・石炭製品、保険業、その他金融業などが下落した一方、海運業、ゴム製品、陸運業の3セクターのみ上昇した。 為替市場では、ドル・円が143円台を割り込む場面が見られるなど、寄付き時点との比較では円高ドル安が進行している。後場の日経平均は、大幅下落のトヨタ自が下げ幅を縮小できるかがポイントとなろう。他の自動車株にも波及したことで、投資家の心理状態はかなり悪化していると考える。日経平均のみならず東京市場のムードは、トヨタ自次第といった状況だ。 ■ドル・円は弱含み、日本株の大幅安で 21日午前の東京市場でドル・円は弱含み、143円57銭から142円80銭まで値を下げた。米10年債利回りは戻りが鈍く、ドル買いは入りづらい。一方、日経平均株価は前日比500円超安と大幅に下げ、アジア株安でリスク回避的な円買いがドルを下押し。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は142円80銭から143円57銭、ユーロ・円は156円38銭から157円11銭、ユーロ・ドルは1.0939ドルから1.0953ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・東葛ホールディングス<2754>、ホリイフードサービス<3077>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・12月消費者信頼感指数:110.7(予想:104.5、11月:101.0←102.0) ・米・11月中古住宅販売件数:382万戸(予想378戸、10月:379万戸) ・米・7-9月期経常収支:-2003億ドル(予想:-1960億ドル、4-6月期:-2168億ドル←-2121億ドル) ・ユーロ圏・12月消費者信頼感指数速報値:-15.1(予想:-16.3、11月:-16.9) 【要人発言】 ・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁 「追加利上げは不要、現行水準に維持すべきだ」 「経済はデータが示唆するより急速に軟化」 「利下げをすべきだが、直ちにではない」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 17件
1890 東証プライム
1,351
9/27 15:00
-25(%)
時価総額 127,495百万円
海上土木に強みを持つ総合建設会社。1929年設立。陸上土木や建築工事、不動産事業等も。中部国際空港などで施工実績。フィリピンなど海外でも実績多数。成長ドライバーに位置付ける洋上風力建設事業に注力。 記:2024/08/02
2754 東証スタンダード
807
9/27 15:00
+3(%)
時価総額 3,906百万円
千葉県地盤のホンダ車ディーラー。ホンダカーズ東葛を中核に、新車や中古車販売を行う。生命保険・損害保険代理店業関連事業も。オートバックス・ディーラーグループ・ホールディングスによる株式の公開買付け実施。 記:2024/09/09
3077 東証スタンダード
318
9/27 15:00
-4(%)
時価総額 1,803百万円
全席個室ダイニング「隠れ菴 忍家」、「常陸之國 もんどころ」等を展開。北関東地盤。イタリアン業態、韓国料理業態等も。忘新年会などがある下半期が繁忙期。外食需要の改善等により、北関東エリアは売上順調。 記:2024/06/24
3932 東証プライム
2,112
9/27 15:00
-31(%)
時価総額 29,792百万円
モバイルゲームの開発・運用等を行うゲーム事業が主力。「HykeComic」のコミック事業も。ソニーグループ、コーエーテクモHDと資本業務提携。ゲーム事業では次世代運営ゲームの開発力強化などに取り組む。 記:2024/08/05
2,199
9/27 15:00
+78(%)
時価総額 4,302,185百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
2,861
9/27 15:00
-11,379(%)
時価総額 3,607,956百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7201 東証プライム
428.1
9/27 15:00
+14.6(%)
時価総額 1,806,888百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7261 東証プライム
1,151.5
9/27 15:00
+23(%)
時価総額 727,522百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7267 東証プライム
1,621.5
9/27 15:00
+6.5(%)
時価総額 8,811,693百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7974 東証プライム
8,048
9/27 15:00
+52(%)
時価総額 10,451,857百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9101 東証プライム
5,314
9/27 15:00
-36(%)
時価総額 2,711,017百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9104 東証プライム
5,063
9/27 15:00
-59(%)
時価総額 1,832,862百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9107 東証プライム
2,258
9/27 15:00
+23.5(%)
時価総額 1,613,856百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10