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前場に注目すべき3つのポイント~年末高を意識した押し目買い意欲が強い~

2023/12/20 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~年末高を意識した押し目買い意欲が強い~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■年末高を意識した押し目買い意欲が強い ■日本オラクル、2Q営業利益 10.4%増 383億円 ■前場の注目材料:旭化成、米にセパレーター新工場、数千億円投じ一貫体制構築 ■年末高を意識した押し目買い意欲が強い 20日の日本株市場は、前日の大幅上昇に対する反動はありそうだが、先高期待が強まりやすい相場展開が見込まれる。19日の米国市場はNYダウが251ドル高、ナスダックは98ポイント高だった。リッチモンド連銀のバーキン総裁がインフレを巡り進展が続けば適切に対応すると利下げの可能性を示唆し、長期金利の低下を好感した買いが相場を押し上げ、終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、日中大阪比200円高の33330円。円相場は1ドル143円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時33620円まで買われる場面も見られており、買い一巡後は利食いも入りやすいものの、年末高を意識した押し目買い意欲が強そうである。日経平均は昨日の大幅高で25日線を上回っており、米株高の流れから買い先行で始まることで、25日線を明確に上放れてくることが期待される。日銀の金融政策決定会合では、大規模緩和政策が据え置かれ、結果判明後はアク抜けの動きとなった。 また、昨日の植田和男総裁の会見において、政策修正への過度な警戒感が和らいだことから、押し目買い意欲が強まりやすいだろう。為替にらみの展開は継続するものの、日経平均は25日線での底堅さが意識されるようだと、ボリンジャーバンドの+1σが位置する3万3510円辺りが意識されそうである。そのため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などには買いが向かいやすいと考えられる。 重要イベントを通過したことから年末高を意識した物色に向かうなか、新NISAへの思惑から配当志向の物色も意識されやすい。さらに、相対的な出遅れ感が意識されているグロース250の動向にも関心が向かいやすいだろう。先高期待から出遅れ修正を狙った短期的な値幅取り狙いの流れも意識されてくる可能性もあるため、生成AIなどテーマ性のある中小型株などがリバウンドを強めてくるかが注目されそうだ。 ■日本オラクル、2Q営業利益 10.4%増 383億円 日本オラクル<4716>が発表した2024年5月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比8.9%増の1174.19億円、営業利益は同10.4%増の383.21億円だった。第2四半期としては売上高、営業利益、経常利益および純利益ともに過去最高を達成。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(33219.39、+460.41) ・NYダウは上昇(37557.92、+251.90) ・ナスダック総合指数は上昇(15003.22、+98.03) ・1ドル=143.80-00円 ・シカゴ日経先物は上昇(33330、+200) ・SOX指数は上昇(4125.56、+21.77) ・VIX指数は下落(12.53、-0.03) ・米原油先物は上昇(73.94、+1.12) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・旭化成<3407>米にセパレーター新工場、数千億円投じ一貫体制構築 ・TIS<3626>日産・マツモトプレなどと、新エネ管理検証開始、電力を高効率に利活用 ・関西電力<9503>和歌山の火力建設中止、特別損失1230億円計上 ・東京電力HD<9501>NTTと、データセンター開発の新会社 ・横浜ゴム<5101>ベトナム再編、タイヤ製販分離 ・丸紅<8002>フィリピン住宅大手と協業、マニラ首都圏で大型分譲開発 ・ホンダ<7267>タイでEV生産、SUV投入、中国勢に対抗 ・井関農機<6310>HVO対応の乗用型草刈り機で攻勢、欧・オセアニア開拓 ・島津製作所<7701>ガスクロマトグラフ質量分析計投入、小型で高感度・耐久性 ・アンリツ<6754>サイバー対策でNTT―ATと協業、製造業向け ・川崎重工<7012>民間航空機分野の国際認証「Nadcap」議決メンバーに ・大崎電気<6644>中小施設の電力検針自動化、中継器なしで遠隔確認 ・日立<6501>米子会社、豪社を買収、モビリティーサービス拡大 ・ニチコン<6996>京都・亀岡に新棟、V2H生産能力8倍 ・NEC<6701>「ひさき」運用支援完遂、惑星観測10年超 ・日東電工<6988>エア・ウォーターと、CO2からギ酸製造 ・日本ゼオン<4205>リチウム電池の電極塗工、乾燥処理不要、新工法確立 ・リンテック<7966>耐熱性2倍のフォトマスク用防塵カバー開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 11月貿易収支(予想:-1兆1億円、10月:-6610億円) <海外> ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%) 《ST》
関連銘柄 19件
3407 東証プライム
1,074.5
10/8 15:00
-9.5(%)
時価総額 1,497,780百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3626 東証プライム
3,750
10/8 15:00
+43(%)
時価総額 941,854百万円
独立系総合ITサービス会社。広域ITソリューション、産業IT等を展開。クレジットカードなど金融向けに強み。ビジネスパートナーは3000社超。オファリングサービスは順調。27.3期売上高6200億円目標。 記:2024/06/13
4205 東証プライム
1,396.5
10/8 15:00
+10(%)
時価総額 320,516百万円
合成ゴム、高機能樹脂の製造・開発等を行う化学メーカー。レーザービームプリンター用レンズ材料、グリーン系香料等で世界トップクラスのシェア。27.3期売上高5100億円目標。電池材料などに新規投資を集中へ。 記:2024/06/07
4716 東証スタンダード
14,960
10/8 15:00
-155(%)
時価総額 1,918,814百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。データベース管理システムなどに強み。ライセンスサポートは高い契約更新率を維持。OCIは引き合い強く、東京データセンター等の利用量は順調増。 記:2024/05/17
5101 東証プライム
3,240
10/8 15:00
-27(%)
時価総額 549,339百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
6310 東証プライム
997
10/8 15:00
-17(%)
時価総額 22,916百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6501 東証プライム
3,947
10/8 15:00
+43(%)
時価総額 18,300,538百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6644 東証プライム
789
10/8 15:00
+6(%)
時価総額 38,872百万円
計測制御機器メーカー。電力量計で国内トップシェア。スマートメーターに強み。計器用変成器、配電自動化機器等も手掛ける。海外計測制御事業ではオセアニア向け出荷の増加見込む。27.3期売上高1000億円目標。 記:2024/06/09
6701 東証プライム
13,620
10/8 15:00
-305(%)
時価総額 3,716,217百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6754 東証プライム
1,138
10/8 15:00
-17.5(%)
時価総額 154,616百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6988 東証プライム
2,434
10/8 15:00
-26.5(%)
時価総額 1,720,256百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
6996 東証プライム
971
10/8 15:00
-20(%)
時価総額 75,738百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7012 東証プライム
6,313
10/8 15:00
-52(%)
時価総額 1,060,092百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7267 東証プライム
1,566
10/8 15:00
-36(%)
時価総額 8,510,090百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7701 東証プライム
4,861
10/8 15:00
-34(%)
時価総額 1,439,196百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7966 東証プライム
3,380
10/8 15:00
-60(%)
時価総額 259,209百万円
1927年創業の粘着製品メーカー。シール・ラベル用粘着製品、自動車用粘着製品等の印刷材・産業工材関連が主力。半導体関連粘着テープ、カラー封筒用紙等も。中期経営計画では27.3期売上高3150億円目指す。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,450
10/8 15:00
-69(%)
時価総額 4,209,619百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
664.9
10/8 15:00
-20.5(%)
時価総額 1,068,506百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9503 東証プライム
2,646
10/8 15:00
+118(%)
時価総額 2,483,888百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17