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前場に注目すべき3つのポイント~全般こう着のなかバリュー株物色は継続~

2023/9/20 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~全般こう着のなかバリュー株物色は継続~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■全般こう着のなかバリュー株物色は継続 ■日本ビジネス、23/9下方修正 営業利益 42.20億円←46.67億円 ■前場の注目材料:DMG森精機、奈良事業所を拡張、生産技術者400人に倍増 ■全般こう着のなかバリュー株物色は継続 20日の日本株市場は、重要イベントを控えるなか、こう着感が強まる可能性がありそうだ。19日の米国市場はNYダウが106ドル安、ナスダックは32ポイント安だった。NY原油先物が一時93ドル台後半に上昇したほか、長期金利の上昇も嫌気され、売り優勢の展開となった。ただし、原油先物がその後下げに転じたほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで積極的な売買が手控えられるなか、終盤にかけて下げ渋る動きだった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比15円高の33055円。円相場は1ドル147円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32950円まで売られる場面も見られたが、33000円を下回る場面での底堅さが意識されていた。主要中央銀行の金融政策決定会合を控えるなかでは、積極的に仕掛けてくる流れにはならないと考えられ、日経平均は前日の終値を挟んでの狭いレンジ推移になりそうだ。 もっとも昨日はTOPIX型優位の展開だった。バリュー株物色の流れのなか、9月期末の配当志向の物色も意識されやすく、こう着感が強まるもののセンチメント悪化にはならない。また、米国では半導体株の一角が軟調だったこともあり、本日も指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均の重荷となる可能性がある。また、個人主体の中小型株については物色が定まらず資金の広がりも限られている。主力のバリュー株のパフォーマンスが良好であることから、過熱感が警戒されるものの資金流入が見込まれる。 なお、FOMCの結果を前に持ち高調整に伴うリバランスの動きはありそうだ。昨日のNT倍率は13.67倍に低下し、1月半ば以来の13.70倍を下回ってきた。TOPIX型優位の展開は継続するものの、いったんは巻き戻す動きも意識しておいた方が良さそうだ。 ■日本ビジネス、23/9下方修正 営業利益 42.20億円←46.67億円 日本ビジネス<5036>は2023年9月期業績予想の修正を発表。売上高は1017.03億円から1120.00億円に上方修正した。一方で、営業利益を46.67億円から42.20億円に下方修正した。売上高については、ライセンス&プロダクツ事業において大型案件の新規獲得が大きく寄与したことにより、前回予想を上回る見込み。営業利益については、クラウドインテグレーション事業におけるエンジニアのスキルシフトによる有償稼働率の低下等の影響により、予想を下回る見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(33055、大阪比+15) ・1ドル=147.80-90円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・DMG森精機<6141>奈良事業所を拡張、生産技術者400人に倍増 ・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀行、来年度にも「LBOファンド第2号」組成 ・塩野義<4507>新型コロナ治療薬、投与1年後の後遺症リスク低下 ・日立建機<6305>部品・サービス売上高3000億円へ、25年度目標 ・富士通<6702>独SAPと協業強化、クラウドERPを国内外で一体提供 ・東洋紡<3101>車載フィルム拡販、EV絶縁材向け、25年度売上高2倍へ ・JFE<5411>JFEスチールとIBM、設備故障復旧支援システム外販で協業 ・JFE<5411>JFE商事、メキシコの鋼板加工拠点にレーザー設備導入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月貿易収支(予想:-6785億円、7月:-663億円) <海外> ・07:45 NZ・4-6月期経常収支(予想:-45.61億NZドル、1-3月期:-52.15億NZドル) ・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%) 《ST》
関連銘柄 8件
3101 東証プライム
1,016
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時価総額 90,474百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
4507 東証プライム
2,137.5
9/27 15:00
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時価総額 666,015百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
5036 東証スタンダード
1,045
9/27 15:00
+15(%)
時価総額 50,542百万円
独立系システムインテグレーター。米マイクロソフトのライセンス販売を行うライセンス&プロダクツ事業が柱。DXからクラウドまで一貫してサービスを提供。クラウドサービス事業は好調。案件単価の上昇なども寄与。 記:2024/06/12
5411 東証プライム
1,952.5
9/27 15:00
-27(%)
時価総額 1,199,690百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6141 東証プライム
3,226
9/27 15:00
+16(%)
時価総額 406,328百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6305 東証プライム
3,604
9/27 15:00
+16(%)
時価総額 775,274百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6702 東証プライム
3,024
9/27 15:00
+94.5(%)
時価総額 6,263,031百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
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-30.5(%)
時価総額 19,272,175百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29