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前場に注目すべき3つのポイント~短期筋の売買が中心のなか、短期的には自律反発狙いに~

2022/12/26 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~短期筋の売買が中心のなか、短期的には自律反発狙いに~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:短期筋の売買が中心のなか、短期的には自律反発狙いに ■ニトリHD、3Q営業利益 950億円、コンセンサス若干上回る ■前場の注目材料:日本精工、再生医療に参入、「3D細胞製品」ベンチャーと連携 ■短期筋の売買が中心のなか、短期的には自律反発狙いに 26日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場はNYダウが176ドル高だった。11月PCEコアデフレーターは連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派姿勢を和らげるほどではなく、根強い景気後退への懸念から上値が重い展開となり売り優勢の展開。ただし、12月ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が改善したことは相場のサポート材料となったことから、その後上昇に転じた。シカゴ日経225先物は大阪比65円高の26215円。円相場は1ドル132円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。先週は日銀の金融政策決定会合で長期金利の許容変動幅を拡大したことをきっかけに波乱の展開となったが、足もとの円相場は132円台で落ち着いた動きを見せていることもあり、ひとまず波乱の状況は通過したようである。引き続きファンドからの資金流出の動きは警戒しておく必要はあるだろうが、先週のパニック的な状況からは脱したとみておきたい。 26日は米国のほか主要な株式市場はクリスマスの振替で休場となる。そのため海外勢のフローは限られることから、短期筋の売買が中心になるなかで、積極的にショートを仕掛けてくる動きは考えづらい。反対に先週の大幅な下落に対する自律反発に向かいやすく、リバウンドを試す展開もありそうだ。指数インパクトの大きい東エレク<8035>は7営業日続落で節目の4万円を割り込んできた。底入れ感はないものの、値ごろ感からの買いは入りやすいと考えられ、底堅い値動きを見せてくるようであれば、短期筋の先物買いへもつながりそうである。 もっとも、日経平均は調整基調を継続していることからトレンド転換は期待できないため、あくまでも自律反発狙いの範囲である。そのため、上値の重さが意識される局面においてはポジション解消の動きが強まる状況には注意しておきたい。そのほか、海外勢のフローは限られるなかで、個人主体の中小型株物色に向かわせやすい。IPOについては初値形成後の弱い値動きについてはよく見る光景であり、初値については概ね高パフォーマンスを見せている。還流した資金がセカンダリーに向かうだろう。 ■ニトリHD、3Q営業利益 950億円、コンセンサス若干上回る ニトリHD<9843>が発表した第3四半期業績は、営業利益が950.47億円だった。コンセンサス(940億円程度)を若干上回った。急激な円安進行や原油高による輸入コストの上昇、人手不足を受けた人件費の高騰が響いた。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33203.93、+176.44) ・ナスダック総合指数は上昇(10497.86、+21.74) ・シカゴ日経先物は上昇(26215、大阪比+65) ・SOX指数は上昇(2535.49、+2.16) ・VIX指数は低下(20.87、-1.10) ・米原油先物は上昇(79.56、+2.07) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・大泉製作所<6618>温度センサーの生産増強、十和田工場をマザー化 ・コーセー<4922>南アルプス工場の建設計画再開、「柔軟体制」に変更 ・住友電工<5802>住友電工・三菱UFJ銀など4者、CO2吸収・活用で連携 ・AGC<5201>大連ガラス製造子会社を売却、中国企業に58億円 ・日野自<7205>本社工場敷地の一部売却、財務改善急ぐ ・丸紅<8002>東大発バイオベンチャーと覚書、飼料添加剤など ・日本電子材料<6855>熊本に新棟、プローブカード生産能力拡充 ・三菱電機<6503>深センに保守拠点、日系企業の自動化手助け ・日立建機<6305>インドで太陽光発電、地元企業に出資 ・日本製鉄<5401>高炉セメント材の3子会社を統合、来年4月 ・住友化学<4005>愛媛に使用済みアクリル樹脂再生の実証設備、25年めど事業化へ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・クリスマス振替休場:香港、シンガポール、ドイツ、米国、カナダなど ・ボクシングデー:NZ、豪、英国の各市場は休場 《ST》
関連銘柄 13件
4005 東証プライム
421.6
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大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4922 東証プライム
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時価総額 557,213百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
5201 東証プライム
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時価総額 1,083,756百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5401 東証プライム
3,236
10/4 15:00
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時価総額 3,075,239百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5802 東証プライム
2,327.5
10/4 15:00
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時価総額 1,847,898百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6305 東証プライム
3,569
10/4 15:00
+28(%)
時価総額 767,745百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6503 東証プライム
2,415.5
10/4 15:00
+26(%)
時価総額 5,186,566百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6618 東証グロース
1,298
2/7 15:00
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時価総額 12,018百万円
温度センサを製造・販売。24.3期上期は柱の自動車向けが堅調もそれ以外が総じて振るわず。親会社のフェローテックHDが完全子会社化に向けて1株1300円でTOBを実施中。TOB成立ならば同社株は上場廃止に。 記:2023/12/10
6855 東証スタンダード
2,545
10/4 15:00
-36(%)
時価総額 32,131百万円
半導体検査部品「プローブカード」で国内トップシェア。蛍光表示管用フイラメントなど電子管部品も手掛ける。キオクシアなどが主要取引先。海外半導体メーカー向けの拡販に注力。27.3期売上高300億円目指す。 記:2024/06/13
7205 東証プライム
474.5
10/4 15:00
+2(%)
時価総額 272,639百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
8002 東証プライム
2,452
10/4 15:00
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時価総額 4,213,056百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9843 東証プライム
20,885
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+170(%)
時価総額 2,390,142百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13