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前場に注目すべき3つのポイント~米国市場に連動する格好からの強いリバウンドは期待しづらい~

2022/12/22 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国市場に連動する格好からの強いリバウンドは期待しづらい~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国市場に連動する格好からの強いリバウンドは期待しづらい ■岡野バル、22/11上方修正 営業利益 4.88億円←2.46億円 ■前場の注目材料:トピー工業、商用車用ホイール生産再編、インドネシア海外子会社に一部移管 ■米国市場に連動する格好からの強いリバウンドは期待しづらい 22日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。21日の米国市場はNYダウが526ドル高だった。ナイキとフェデックスの決算が好調だったことから、企業業績が懸念されているより良い可能性があるとの期待につながった。12月消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことも投資家心理の改善を後押しする格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の26410円。円相場は1ドル132円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。ただし、ボリンジャーバンドの-3σを下回る売られ過ぎの水準ながらも戻りの鈍さが意識されてくるようだと、次第にこう着感を強めてくる可能性はありそうだ。日銀の大規模緩和の修正によって初動はショートを仕掛ける動きが入ったとみられるものの、その後は実需によるヘッジ対応の動きが本格化してくるなか、米国市場に連動する格好からの強いリバウンドは期待しづらいところである。 米半導体株が総じて堅調だったこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへはリバランスに伴う自律反発は意識されそうであるが、あくまでもリバランスであり、ロングの動きを強めてくる可能性は低そうだ。NT倍率は14.00倍を下回り、3月以来の水準まで低下してきたことから、巻き戻しの動きは入りそうだが、14.00倍辺りでの戻りの鈍さが見られるようだと、引き続きTOPIX型優位の流れに向かわせそうだ。 また、米国では週末に個人消費支出(PCE)の発表なども控えているため、これを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところである。VIX指数の低下を見る限り、米国ではクリスマス明け後の年末高が意識されやすいなか、これまで相対的に強い動きを見せてきた日本は緩和引き締めに向かうことが想定されることから、米国への資金シフトも意識しておく必要があるだろう。物色としては短期的な値がさハイテク株への自律反発狙いのほか、値動きの荒さが目立っているものの、直近IPO銘柄での短期的な値幅取り狙いに向かわせそうだ。 ■岡野バル、22/11上方修正 営業利益 4.88億円←2.46億円 岡野バル<6492>は2022年11月期業績予想の修正を発表。売上高は70.90億円から68.87億円に引き下げたが、営業利益を2.46億円から4.88億円に上方修正した。メンテナンス部門において売上を予定していた東北・福島地区の原子力案件が計画変更により次期へ繰延べになったことから、全体の売上高は当初の予想を下回る見込みとなった。利益面については、バルブ製造販売部門において採算性管理を徹底したことや原子力発電所向け弁・部品の販売が堅調に推移した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33376.48、+526.74) ・ナスダック総合指数は上昇(10709.37、+162.26) ・1ドル=132.30-40円 ・シカゴ日経先物は上昇(26410、大阪比+90) ・SOX指数は上昇(2644.50、+60.86) ・VIX指数は低下(20.07、-1.41) ・米原油先物は上昇(78.29、+2.06) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・トピー工業<7231>商用車用ホイール生産再編、インドネシア海外子会社に一部移管 ・日本製鉄<5401>日鉄物産を連結化、1366億円でTOB、非上場に ・タツタ電線<5809>JX金属、タツタ電線にTOB、買収総額280億円 ・三菱ケミG<4188>アクリル繊維事業から撤退、需要減・原燃料高騰 ・三井物産<8031>米社とオフテイク契約、株式転換権付き低炭素銅地金 ・日産自<7201>パワートレーン設計開発でジヤトコ活用拡大、座間事業所で連携体制 ・三菱自<7211>大阪の物流拠点売却、再建へ固定費削減 ・ローツェ<6323>九州工場の拡張完了、クリーンルーム倍増 ・ソフトバンク<9434>ジャパネットと連携、長崎の複合施設にICT環境構築 ・クレハ<4023>今年度のPVDF売上収益400億円超に、バインダー向け好調 ・昭和電工<4004>リチウムイオン電池用導電助剤を3割増産 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
3,793
10/11 15:00
+52(%)
時価総額 701,329百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4023 東証プライム
2,829
10/11 15:00
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時価総額 165,712百万円
中堅化学メーカー。機能樹脂や炭素製品等の機能製品事業、クレラップや釣糸等の樹脂製品事業が柱。医薬品、農薬、工業薬品の化学製品事業等も。PGA樹脂加工品は拡販や収益力の改善、農薬は新剤の開発を進める。 記:2024/08/26
4188 東証プライム
872.3
10/11 15:00
-16.4(%)
時価総額 1,313,935百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
5401 東証プライム
3,131
10/11 15:00
-13(%)
時価総額 2,975,455百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5809 東証プライム
777
10/11 15:00
±0(%)
時価総額 54,511百万円
ENEOS系列の電線メーカー。1945年設立。機能性フィルム等の電子材料、医療機器部材等も手掛ける。電磁波シールドフィルムで圧倒的な世界シェア。電線・ケーブル事業は売上順調。電子材料分野の競争力強化図る。 記:2024/06/11
6323 東証プライム
1,986
10/11 15:00
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時価総額 350,330百万円
世界シェアトップクラスの半導体ウエハ搬送装置メーカー。広島県福山市に本社。サムスングループなどが主要取引先。細胞培養装置等の製造・販売も。半導体・FPD関連装置事業では生産システムの強化等に取り組む。 記:2024/08/09
6492 東証スタンダード
4,845
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時価総額 8,687百万円
バルブ専業。高温高圧バルブのトップメーカー。原子力や火力発電所向けが主力。国内外に1000基以上納入実績。原子力発電用の弁・部品は販売堅調。ゼロエミッション発電用も伸びる。ロボット開発開始。 記:2024/05/22
7201 東証プライム
396.3
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-3.5(%)
時価総額 1,672,669百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7211 東証プライム
399.4
10/11 15:00
-4.1(%)
時価総額 595,219百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7231 東証プライム
2,000
10/11 15:00
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時価総額 48,156百万円
鉄鋼事業、自動車・産業機械部品事業が柱。1921年創業。日本製鉄の持分法適用関連会社。乗用車・商用車ホイールで国内トップシェア。配当性向30~35%目安。発電事業は廃止。事業ポートフォリオの最適化図る。 記:2024/06/29
8031 東証プライム
3,259
10/11 15:00
+3(%)
時価総額 9,866,254百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9434 東証プライム
189.5
10/11 15:00
-2.6(%)
時価総額 9,031,393百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05