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前場に注目すべき3つのポイント~ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすい~

2022/7/12 8:24 FISCO
*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすい~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすい ■ローソン、 1Q営業利益 25.1%増 132億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:アイシン、3000人配置転換、30年めど構内物流を省人化 ■ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすい 12日の日本株市場は、売り一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが164ドル安だった。新型コロナウイルス感染拡大で中国都市の一部が再び都市封鎖入りし、世界経済の成長を一段と妨げるとの懸念が高まった。また、今週発表されるインフレ指標や企業決算シーズン入りで冴えない見通しなどを警戒した売り圧力も強く、終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の26585円。円相場は1ドル137円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。ただし、中国の行動制限については、昨日のザラ場で中国市場の弱い値動きを嫌気する場面も見られていたこともあり、改めて売り直す動きはそれ程強まらないと見られる。とはいえ、13日の米CPIの結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとの模様眺めムードは強まりやすく、積極的に買い上がる動きは考えづらいところだ。日経平均は27000円回復で、いったんは目先的な達成感も意識されやすく、同水準での戻り売りに対して、25日線水準での押し目狙いのスタンスといったトレードに向かわせよう。 また、国内では長期安定政権を評価する動きのほか、日銀の金融緩和政策の継続によって、押し目では海外勢の資金流入の動きは意識されやすい。短期的に売り仕掛けてくる局面があるようだと、その後のリバウンドを狙ったスタンスになりそうだ。なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で再び14.00倍を下回ってきており、直近のダブルボトム形成が意識されていた水準を下回ってきた。ハイテク株の一角には格下げの動きも観測されているなか、ややディフェンシブ系の物色に向かわせやすいと考えられる。 また、米国ではNYダウ、S&P500は25日線に上値を抑えられる格好であり、リバウンドの過程では強弱感が対立しやすいところ。ナスダックは直近で25日線を上回り、昨日の調整では同線の攻防を見せている。明確に割り込んでくるようだと、一段とハイテク株への物色は避けられそうである。ディフェンシブ系のほか、政策期待に絡んだテーマ株などでの短期的な値幅取り狙いの動きになろう。 ■ローソン、 1Q営業利益 25.1%増 132億円、コンセンサス上回る ローソン<2651>が発表した第1四半期業績は、営業総収入が前年同期比40.5%増の2377.56億円、営業利益は同25.1%増の132.79億円だった。コンセンサス(100億円程度)を上回る。主力の国内コンビニ事業や高品質スーパーの成城石井で総菜などが好調だった。まん延防止等重点措置の解除で人流が回復し、エンタテインメント関連事業のチケット取扱高も伸びた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26812.30、+295.11) ・1ドル=137.30-40円 ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・アイシン<7259>3000人配置転換、30年めど構内物流を省人化 ・CKD<6407>石川・小松に新工場、半導体装置向け機器生産、投資120億円 ・ブリヂストン<5108>航空機用リトレッドタイヤ、タイに生産集約 ・ANA<9202>貨物専用機「777—8F」を発注、米ボーイングに2機 ・スター精密<7718>欧拠点の規模拡大、事業費41%増、販売・サービス機能強化 ・シャープ<6753>家電部品リサイクル推進、洗濯槽で実績、水平展開狙う ・東芝<6502>橋梁内部の損傷解析、マップで色分け、可視化技術 ・TIS<3626>中国でMaaS事業、現地自動運転EVに出資 ・東ソー<4042>高品質に素材再生、使用済み複合プラ向け添加剤投入へ ・三洋化成<4471>タイで永久帯電防止剤、生産設備稼働 ・日本ゼオン<4205>AIで複雑材料系の特性予測、日本ゼオンなど技術開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月国内企業物価指数(前年比予想:+8.9%、5月:+9.1%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
3626 東証プライム
3,605
10/2 15:00
-60(%)
時価総額 905,435百万円
独立系総合ITサービス会社。広域ITソリューション、産業IT等を展開。クレジットカードなど金融向けに強み。ビジネスパートナーは3000社超。オファリングサービスは順調。27.3期売上高6200億円目標。 記:2024/06/13
4042 東証プライム
1,927
10/2 15:00
+6(%)
時価総額 626,431百万円
総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4205 東証プライム
1,375
10/2 15:00
-1(%)
時価総額 315,582百万円
合成ゴム、高機能樹脂の製造・開発等を行う化学メーカー。レーザービームプリンター用レンズ材料、グリーン系香料等で世界トップクラスのシェア。27.3期売上高5100億円目標。電池材料などに新規投資を集中へ。 記:2024/06/07
4471 東証プライム
4,205
10/2 15:00
+30(%)
時価総額 98,965百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
5108 東証プライム
5,605
10/2 15:00
-30(%)
時価総額 4,000,277百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
6407 東証プライム
2,900
10/2 15:00
-99(%)
時価総額 196,936百万円
自動機械・FA機器メーカー。空圧機器は国内シェア約3割。流体制御技術に強み。半導体や自動車等が主要顧客。24.3期3Qは自動機械部門が堅調。リチウムイオン電池製造システム、三次元はんだ印刷検査機が売上増。 記:2024/04/09
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6753 東証プライム
953
10/2 15:00
-18(%)
時価総額 619,838百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7259 東証プライム
1,596.5
10/2 15:00
-7.5(%)
時価総額 1,291,607百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。駆動ユニット、電動ウォーターポンプ、パワースライドドアで世界シェアトップクラス。トヨタ以外ではステランティス社などが得意先。政策保有株式のゼロ化、グローバル在庫の圧縮図る。 記:2024/09/02
7718 東証プライム
1,949
10/2 15:00
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時価総額 82,764百万円
CNC自動旋盤などの工作機械メーカー。小型プリンタや腕時計部品も。米国、欧州、アジア等グローバルに展開。欧米の需要は低調。中国は回復傾向。国内は自動車関連はじめ振るわず。総還元性向5割以上目安。 記:2024/07/27
9202 東証プライム
2,941.5
10/2 15:00
-83.5(%)
時価総額 1,424,551百万円
国内最大手の航空会社。全日本空輸(ANA)が中核。ピーチ、エアージャパンなども傘下に持つ。航空事業のほか、旅行事業、商社事業等も手掛ける。国際線、国内線ともに旅客需要増。貨物事業の拡大等に取り組む。 記:2024/08/02