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【注目銘柄ダイジェスト】:タムロンが続伸、ファーストリテが大幅反落

2023/12/5 16:24 FISCO
*16:24JST 【注目銘柄ダイジェスト】:タムロンが続伸、ファーストリテが大幅反落 <3778> さくら 1927 +136 大幅続伸。岸田首相が米エヌビディアのジェンスン・ファンCEOと前日に面会、生成AIなどに必要な画像処理半導体をできるだけ多く供給するように要請している。面会後にファン氏は、日本で同社やソフトバンク、NEC、NTTなどの企業と連携していくと話しているもよう。生成AI関連としての位置づけも高まる形となり、一段と株式市場での評価が向上しているようだ。 <3475> グッドコムA 729 -298 急落。4月の年初来安値を更新している。前日に業績予想の下方修正を発表。23年10月期営業利益は従来予想の54.5億円から21.4億円に引き下げた。機関投資家数社との条件交渉において販売価格が折り合えず、10月までに23棟1190戸相当の売上計上ができなかったもよう。期ずれによる一時的な業績未達として配当予想などは据え置いているが、下振れ幅の大きさにネガティブなインパクトが先行。 <6857> アドバンテス 4303 -285 大幅続落。前日の米国株式市場では、長期金利上昇に伴ってハイテク株売りが強まり、SOX指数は1.2%の下落となっている。利下げの織り込みは行き過ぎとの見方が優勢となったようだ。こうした流れを受けて東京市場では半導体製造装置株に売りが集まり、同社のほか、TOWA、芝浦メカ、KOKUSAI、ディスコ、SCREEN、東京精密などが4%を超える下落率となっている。 <1860> 戸田建 865.7 +16.1 大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も840円から980円に引き上げた。11月に入り、資本コストや株価を意識した経営の下で上限50億円の自社株買いを公表など、徐々に経営に変化がみられると指摘。今後も利益率や株主還元改善へのプレッシャーが強まることで、中期的な変化につながると分析している。来年秋には本社再開発工事が竣工し、保有不動産の入替などによる資本効率向上も。 <5741> UACJ 3705 +160 大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3400円から4450円に引き上げている。足元で国内のロールマージン値上げなどによる採算改善が確認できたほか、直近の統計や海外企業の決算などで日本や北米の販売数量も徐々に回復に向かう可能性が高まったことを評価。需要低迷下でのロールマージン改善の背景には、トップダウンでの取り組みな奏効など経営の変化があると指摘。 <6080> M&Aキャピ 2208 +72 大幅反発。政府・与党は2024年度の税制改正で、中小企業のM&Aに関する税負担を軽くすると報じられている。買収した株式取得額の最大100%を税務上の費用に算入できるようにし、従業員2000人以下の中堅企業も税優遇を受けられるようにするようだ。M&A市場の活発化につながるとの期待が高まり、同社やM&A総研、ストライクなどに買いが優勢となっている。 <7740> タムロン 4680 +200 続伸。前日に23年12月期の業績上方修正、並びに増配を発表している。営業利益は従来予想の125億円から131億円、前期比18.7%増に引き上げ。第3四半期累計では前年同期比15.9%増であったが、10-12月期は一段と増益率が高まる形になっているもよう。また、期末配当金は従来計画の90円から135円にまで引き上げ、年間配当金は前期比50円増の170円となる。 <9983> ファーストリテ 36230 -890 大幅反落。前日に11月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比10.0%増となり、3カ月ぶりのプラスに転じた。客数が同6.0%増加したほか、客単価も同3.8%上昇した。月後半に気温が低下したことで冬物商品の販売が好調だったほか、感謝祭商戦やコラボ商品の販売なども好調に推移した。ただ、同業比でみても大きなサプライズまではなく、本日は日経平均の大幅下落にも引きずられる形となっているようだ。 <2685> アダストリア 3705 -155 大幅反落。前日に11月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比6.2%増となり、21カ月連続でのプラス成長となった。客数が同0.4%増加したほか、客単価も同5.8%上昇した。中旬以降に気温が低下して以降は販売が好調に推移したようだ。ただ、後半の気温低下によるプラス影響は期待されていたほか、株価が高値圏にあることから、サプライズは限定的として目先の出尽くし感につながったようだ。 <3563> F&LC 2872.5 +6 続伸。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比30.3%増と5カ月連続でのプラス成長。客数が同24.4%増加したほか、客単価も同4.8%上昇している。17年9月期以降では最大の伸び率であったとみられ、インパクトは強まる状況になっている。訴求力の高い商品を販促として展開したことなどが奏効しているもよう。
関連銘柄 10件
1860 東証プライム
979.9
11/22 15:30
+3(0.31%)
時価総額 316,172百万円
1881年創業のゼネコン準大手。建築事業が主力。土木事業、海外事業、浮体式洋上風力発電事業等も。丸の内オアゾ、さいたま合同庁舎などで施工実績。海外事業などへの成長投資で事業ポートフォリオの強化を図る。 記:2024/10/07
2685 東証プライム
3,550
11/22 15:30
+180(5.34%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
3475 東証プライム
843
11/22 15:30
-4(-0.47%)
時価総額 25,690百万円
自社ブランド「GENOVIA」シリーズの投資用新築マンションの企画・開発・販売を行う。東京23区中心に事業展開。建物管理、賃貸管理等も。リテールセールスは30~40代向け提案を強化。広告宣伝の強化も図る。 記:2024/10/13
3563 東証プライム
3,169
11/22 15:30
+10(0.32%)
時価総額 367,823百万円
回転寿司チェーン「スシロー」を全国展開する「あきんどスシロー」、「京樽」などを傘下に収める持株会社。海鮮三崎港、杉玉などのブランドも持つ。国内スシロー事業は好調。外食需要やインバウンド需要が回復。 記:2024/06/15
3778 東証プライム
4,920
11/22 15:30
+445(9.94%)
時価総額 206,104百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
5741 東証プライム
5,600
11/22 15:30
+150(2.75%)
時価総額 270,637百万円
古河スカイと住友軽金属工業の経営統合で2013年に誕生。アルミニウム圧延品で国内生産量トップ。東洋製罐等が主要取引先。25.3期は缶材、自動車材等の売上数量増を見込む。28.3期売上高1兆500億円目標。 記:2024/06/28
2,550
11/22 15:30
+29(1.15%)
時価総額 80,985百万円
M&A仲介会社。2016年に同業のレコフなどと経営統合。売手・買手の間に立ってM&A成立に向けたアドバイザリー業務を行う。大型案件で業界随一の実績。コンサルタント数は180名超。成約件数は過去最高水準。 記:2024/06/28
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(0.66%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7740 東証プライム
4,505
11/22 15:30
+140(3.21%)
時価総額 207,230百万円
光学機器メーカー。カメラ用交換レンズ等の写真関連事業が主力。監視カメラや車載カメラ用レンズ、医療用レンズなども手掛ける。総還元性向は60%程度目安。ミラーレスカメラ用交換レンズのラインナップを拡充。 記:2024/06/25
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25