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【注目銘柄ダイジェスト】:黒崎播磨が急伸、伊藤園が大幅反落

2023/11/30 16:29 FISCO
*16:29JST 【注目銘柄ダイジェスト】:黒崎播磨が急伸、伊藤園が大幅反落 <6871> マイクロニクス 3835 +95 大幅続伸。前日のアドバンテストの説明会を受けて、高性能DRAMであるHBMへの関心が高まる展開になっているもよう。同社やTOWAなど関連とされる銘柄の株価上昇が目立つ状況に。同社はメモリ向けプローブカードの世界シェアトップであり、24年1月から3月にかけては、他社と同様にHBM向けの売上が急拡大するとの見方なども示している。 <7013> IHI 2856 -33 大幅続落。JPモルガン証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げしている。PW1100Gの一過性損失に続き、採算性低下の兆候が相次いでおり、悪材料出尽くしとの判断は間違っていたとしているようだ。重工業の投資スタンスは強気を継続しているものの、選好順位は三菱重工業、川崎重工業に続くレベルとの見方に。 <6997> 日ケミコン 1385 +85 大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を2100円から2200円に引き上げた。高付加価値品の増加に伴う成長局面入りを期待しているようだ。アルミ電解コンデンサの事業環境は概ね健全であり、高い競争力を背景に、中計最終年度の26年3月期営業利益140億円は達成可能と判断している。同証券では26年3月期営業利益を160億円にまで上方修正している。 <6962> 大真空 848 +110 急騰。前日に決算説明会を開催している。中国での在庫調整一巡などから、スマホ向け売上が足元で好転、下期業績の出足は悪くないようだ。好採算である76.8MHz振動子の増加に加え、それ以外のアイテムも好転しているもよう。また、注力中の新製品Arkhシリーズにおいても、米国大手チップセットメーカー、欧米自動車半導体メーカー、スマホ大手メーカーなどが関心を示しているとコメントされているようだ。 <5352> 黒崎播磨 11230 +1270 急伸。7月末の年初来高値を更新している。SMBC日興証券では投資判断「1」、目標株価13100円で新規カバレッジを開始した。将来的なインドの粗鋼増産に伴って業績拡大の期待が高いほか、欧州では東欧地域への拡販や非鉄鋼向けの展開、南米での拡販進展など、グローバルで収益基盤が強化されている点を評価としているもよう。また、24年3月期営業利益は143億円を予想、会社計画の136億円を上回るとみている。 <6857> アドバンテス 4681 +194 大幅反発。本日は半導体関連が高安まちまちの中で、相対的に強い動きが目立っている。前日にメモリテスタの技術説明会を開催しており、評価材料につながっているようだ。AI関連向けのHBMに関心が高まっている中、今期は200億円程度がHBM向けと試算しているようだ。また、今後の成長率として、年49%程度の年成長率が2年程度は継続する見込みとしている。業績牽引役としての期待があらためて高まる形にも。 <6902> デンソー 2314 +16 続伸。トヨタなど3社による2億5637万3400株の売出、並びにオーバーアロットメントによる上限3845万5900株の売出を実施すると発表。売出価格は12月13日から18日までに決定。一方、発行済み株式数の4.17%にあたる1億2500万株を上限とする自社株買い、並びに豊田織とアイシン株式の一部売却方針を発表。売出による需給悪化懸念はすでに織り込まれ、政策保有株売却による資産効率化を評価。 <6369> トーヨーカネツ 3715 +140 大幅反発。業績予想の修正、並びに配当予想の引き上げを発表。24年3月期通期営業利益は従来予想の33億円から28億円に下方修正した。新設タンク案件の受注見込みのずれや、みらい創生事業のM&A展開の鈍化などが影響したもよう。一方、投資有価証券の売却益計上によって、純利益は24億円から28億円に上方修正し、年間配当金も従来計画の150円から180円に増額し、プラス材料視される形に。 <2593> 伊藤園 4495 -385 大幅反落。前日に業績予想の上方修正を発表。上半期営業利益は従来予想の125億円から170億円に、通期では210億円から232億円にそれぞれ引き上げた。人流増加やインバウンド回復などで需要回復が想定以上となっているもよう。ただ、第1四半期は99.9億円で前年同期比66.5%増と大幅増益であったことから、大幅上振れ決算にサプライズは乏しく、出尽くし感が先行する展開に。 <4813> ACCESS 731 -96 急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は15.7億円の赤字となっており、8-10月期も4.4億円の赤字となっている。引き続きネットワーク事業の赤字継続が続く状況となっている。通期予想は5億円の黒字を据え置いているものの、下振れ懸念が一段と強まる形のようだ。なお、売上高に関しても第3四半期累計では前年同期比12.8%増にとどまり、通期予想の前期比18.7%増に対して下振れ推移に。
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清涼飲料メーカー。国内トップの茶葉製品・茶系飲料に強み。傘下にタリーズコーヒー。24.4期上期は飲料の値上げ効果が大。ラリーズも堅調。原材料高や人件費増こなして増収・大幅増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
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ガラケーの組込みブラウザに強み。スマホ普及に対応すべく、IoT分野を強化中。資本業務提携したNTTが第2位株主に。24.1期3Q累計は国内IoT堅調も台湾の通販向けクラウドが不振。欧州のTV関連も冴えず。 記:2024/01/17
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工業窯炉向け耐火物メーカー。窯炉設計やセラミックス材料も。日本製鉄傘下。24.3期3Q累計は耐火物がインドの鉄鋼向けや欧州の非鉄向けに伸長。値上げも進み増収増益に。通期計画を上方修正。配当性向は3割目安。 記:2024/03/12
6369 東証プライム
4,265
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時価総額 39,763百万円
物流システム会社。空港搬送や物流センターの構築、ピッキング、自動保管等のソリューションに加え、原油やLNG。気体、液体の貯蔵タンクを提供する。今期3Q累計は全部門で増収も、DX関連費用等の費用が増加した。 記:2024/03/07
6857 東証プライム
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時価総額 3,912,059百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6871 東証プライム
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時価総額 313,796百万円
半導体ウェーハの検査工程で使用するプローブカードメーカー。DRAMなどメモリ用途でトップシェア。LCD検査機器等も。23.12期通期はプローブカード事業の受注残高が増加。24.12期は大幅増収増益計画。 記:2024/04/07
6902 東証プライム
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時価総額 8,268,695百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
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水晶デバイスが柱の電子部品メーカー。世界首位級の水晶発振器に強み。人工水晶の育成から一貫展開。24.3期3Q累計は車載用が回復。だがPC向け低調。スマホ向けも振るわず。営業外に為替差益。有証売却特益計上。 記:2024/04/15
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大手コンデンサメーカー。アルミ電解コンデンサと材料のアルミニウム電極箔で世界トップシェア。チョークコイル等も。車載・産機関連の需要減などにより、コンデンサは足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/22
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時価総額 637,127百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07