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【注目銘柄ダイジェスト】:ジェイ・イー・ティがストップ高、コスモエネHDが大幅続落

2023/12/4 16:46 FISCO
*16:46JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ジェイ・イー・ティがストップ高、コスモエネHDが大幅続落 <4704> トレンド 8207 +354 大幅続伸。先週末にIR Dayが開催されている。そこでは、24年12月期の営業利益のメドとして530-580億円が示されているもようであり、ポジティブ材料につながっているようだ。現在の24年12月期市場コンセンサスは400億円程度であり、非常にアグレッシブな会社側の見方となっている。10%の売上成長を目指しているほか、コスト削減などによる営業利益率の上昇なども見込んでいるようだ。 <5021> コスモエネHD 5495 -121 大幅続落。岩谷産業では、村上ファンド系のシティインデックスイレブンスなどから同社株式19.86%を取得したと発表。取得額は1053億円で、村上氏側保有株のほぼ全株式に当たる規模。これまで風力発電事業の上場など経営方針を巡り対立し、村上氏側では25%弱まで株式を買い増す意向を示していた。買い増し期待や株主還元圧力の後退が意識される形に。ただ、もともと高水準の配当利回りは下支えにもなったようだ。 <4091> 日本酸素HD 3829 -84 大幅反落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げし、目標株価は4300円とした。年初来で株価は約2倍に上昇しており、目標株価との乖離が縮小したことが判断引き下げの背景。下期は欧州などで一部の製品ガス価格が下落すると見ており利益率はやや悪化を想定。今後、一般産業ガス事業の利益率の改善、半導体製造向け特殊ガスの販売拡大などがあれば、株価の更なる評価につながると指摘している。 <2491> Vコマース 1488 +97 大幅反発。岡三証券では投資判断を「中立」から「強気」に、目標株価も1500円から1800円に引き上げた。親会社LINEヤフーによる経済条件の変更により業績は大きく悪化したが、23年12月期3四半期をボトムとした回復が視野に入ったと判断。24年12月期営業利益は前期比9.8%増の56億円を予想。また、LYPプレミアムやLINEリニューアルなどのクロスユース施策は同社プロダクトにポジティブと。 <7261> マツダ 1543.5 -58 大幅反落。為替市場では一時、146.2円台にまでドル安円高が進行しており、本日は同社を筆頭とした自動車株や自動車部品株などが売り優勢の展開になっている。相対的に為替の影響が大きい銘柄として、円高進行時には相対的に同社株の下落率が大きくなりやすい。ISM製造業景気指数の下振れ、パウエルFRB議長発言などを受けた米長期金利の低下がドル安円高要因に。 <4996> クミアイ化 1035 -49 大幅続落。先週末に23年10月期の業績修正を発表している。営業利益は従来予想の171億円から139億円、前期比9.7%増に引き下げ。海外向けの畑作用除草剤「アクシーブ」の一部地域での在庫適正化による出荷減少、ジェネリック対策による価格対応などが下振れの背景となったようだ。第3四半期累計では141億円、前年同期比36.4%増であったが、8-10月期はわずかに赤字となる形へ。 <9678> カナモト 2688 +77 大幅続伸。先週末に23年10月期の業績下方修正を発表。営業利益は従来予想の140億円から119億円、前期比10.0%減と、一転減益予想に引き下げている。公共工事の発注遅れなどもあって、上期に低迷した業績を下期に回復するまでには至らなかったようだ。ただ、第3四半期までで前年同期比15.4%減の推移だったため、業績下振れにインパクトは乏しいもよう。24年10月期の業績回復を期待する動きが先行。 <8057> 内田洋行 7380 +260 大幅反発。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は29.9億円で前年同期比50.1%増となり、通期計画86億円に対する進捗率は34.8%となった。第3四半期に次ぐ需要期となる第1四半期の大幅増益決算を受け、業績の上振れ期待などが先行したようだ。GIGAスクールによる大量の端末整備への対応需要が拡大しているほか、インボイス制度対応のためのプログラム改修案件などが集中したもよう。 <6228> ジェイ・イー・ティ 7610 +1000 ストップ高。ラピダスから次世代半導体製造技術の研究開発業務を受託することになったと先週末に発表している。受託業務の詳細は非公表となっているが、ラピダスが計画している半導体製造ラインへの同社装置の納入を目指していくようだ。23年12月期業績への影響は軽微とされているものの、24年12月期以降の業績への寄与を想定する流れが強まる格好に。 <3816> 大和コン 1350 +300 ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は1.9億円で前年同期比88.9%増となっている。上半期計画2.4億円、同0.4%増に対する進捗率は78.1%に達しており、想定以上に好調なスタートと捉えられ、大幅な上振れ期待などが先行する形のようだ。ソフトウェア開発関連での受注が堅調に推移しているほか、開発の効率化による粗利益率の上昇、経費などの削減進展が背景に。
関連銘柄 10件
2491 東証プライム
1,111
5/10 15:00
+6(0.54%)
時価総額 38,297百万円
広告会社。ECサイトのアフィリエイト広告やモール向けの連動連動型広告を提供する。アフィリエイト広告に強みを持つ。23年12月期は成果報酬型広告やオンラインストア向けツールが足踏みとなった。販管費も増加。 記:2024/02/01
3816 東証スタンダード
1,174
5/10 14:59
-18(-1.51%)
時価総額 4,637百万円
独立系システム開発会社。SCSKと大塚商会向けの売上が多く、自社クラウド製品の開発・販売も展開。子会社が「A-SAP産学官金連携イノベーション推進事業」に採択。ソフトウェア開発の受注拡大で1Qは利益急伸。 記:2024/01/28
4,700
5/10 15:00
+39(0.84%)
時価総額 2,035,537百万円
産業ガスで国内シェア首位、世界4位。エレクトロニクスガスでは世界トップ級。MOCVD装置や液体ヘリウム関連装置も事業領域。「THERMOS」ブランドで家庭用品も展開。価格転換進展し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/28
4704 東証プライム
7,468
5/10 15:00
-175(-2.29%)
時価総額 1,051,472百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
4996 東証プライム
821
5/10 15:00
+3(0.37%)
時価総額 109,345百万円
大手農薬メーカー。除草剤や殺虫剤などの農薬製品を中心に、化成品や原体などを展開。国内は水稲栽培除草剤で首位。農薬及び農業関連事業は足踏み。24.10期1Qは化成品事業が堅調。ビスマレイミド類の出荷が伸長。 記:2024/04/07
8,158
5/10 15:00
+594(7.85%)
時価総額 691,562百万円
石油元売りで国内3位。石化、石油開発、再エネも。昨年12月に投資ファンドから当社株取得の岩谷産業が筆頭株主に。岩谷とは水素事業で関係強化へ。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や石化の市況軟化で足踏み。 記:2024/03/09
6228 東証スタンダード
3,435
5/10 15:00
-55(-1.58%)
時価総額 46,269百万円
半導体洗浄装置メーカー。バッチ式洗浄装置に強み。韓国資本傘下。サムスン電子が主顧客。昨年10月に拠点を設立した米国の開拓に着手。日本はパワーデバイス向けで新規客を開拓へ。24.12期は連続最高業績を計画。 記:2024/03/08
7261 東証プライム
1,685
5/10 15:00
-11(-0.65%)
時価総額 1,064,590百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
8057 東証プライム
7,090
5/10 15:00
+50(0.71%)
時価総額 73,871百万円
ICTシステム構築・機器販売は学校・官公庁向けに強み。オフィス家具の製造・販売も。24.7期上期はインボイス対応のシステム改修需要が旺盛。大学向け教室ICT化も伸びて販管費増をこなす。通期営業増益を計画。 記:2024/03/10
9678 東証プライム
2,710
5/10 15:00
+20(0.74%)
時価総額 104,991百万円
建設機械レンタル大手。地盤改良など土木向けに強み。道路機械レンタルでトップシェア。北海道、東北、関東甲信越、九州で高シェア。北海道や九州沖縄地区のレンタル稼働状況好調もあり、23.10期実績は増収確保。 記:2024/01/26