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【注目銘柄ダイジェスト】:西部技研がストップ高、トリドールが大幅続落

2023/11/28 16:43 FISCO
*16:43JST 【注目銘柄ダイジェスト】:西部技研がストップ高、トリドールが大幅続落 <8341> 七十七銀 3630 +105 大幅続伸。野村證券では投資判断「バイ」を継続して、目標株価を3600円から4400円に引き上げている。ROE上昇など着実な業績改善を反映しているようだ。また、好調な業績推移と還元強化並びに意欲的な経営姿勢を評価としている。24年3月期純利益は290億円と、修正後の会社計画270億円を上回る水準を予想し、その後も、ボトムライン利益の好調な増加が続いていくとみている。 <6753> シャープ 941.8 -98.7 大幅反落。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げしている。目標株価も810円から800円に引き下げ。鴻海との連携可能性は前向き評価だが、業績立て直しには大型ディスプレイの抜本的改革や中小型ディスプレイの販路拡大が進むかが焦点であり、実現のハードルや財務基盤への影響を考えると、慎重に進展を注視する必要があるとの見方。 <3397> トリドール 4135 -124 大幅続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「セル」に格下げ、目標株価は3200円としている。海外積極展開やマーケティング戦略などによる相対的に高い利益成長ポテンシャルは評価するが、バリュエーション面から同業比で割高感が強いと判断しているもよう。なお、25年3月期営業利益は135億円を予想、150億円強のコンセンサス未達とみているようだ。 <7590> タカショー 577 -38 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は0.1億円で前年同期比98.0%減と大幅減益になっている。つれて、通期予想を下方修正、営業損益は10.2億円の黒字予想から一転、1.5億円の赤字見通しに引き下げ。ホームユース事業および海外事業における売上高の下振れ、円安進行に伴う仕入れ価格の上昇などが背景となる。年間配当金に関しても、従来計画の16円から5円に引き下げ、前期比では18円の減配となる。 <9995> グローセル 547 +80 ストップ高比例配分。マクニカが完全子会社化を企図してTOBを実施すると発表、同社ではTOBに対して賛同の意見表明、並びに、応募を推奨としている。TOB価格は645円で前日終値に対して38.1%のプレミアムとなっており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB開始時期は、中国の競争当局における手続など前提条件が充足されるのを前提に、24年2月上旬が目途となるようだ。 <6239> ナガオカ 997 +84 大幅続伸。中国子会社が大口受注を獲得したと前日に発表している。受注した製品はスクリーン・インターナルで、受注金額は約8億円。納期は24年4月の予定となっているようだ。24年6月期の業績予想には織り込んでいないため、業績の上振れ要因につながることになる。なお、同社では15日に7億円の、10月には約4億円の大口受注獲得を公表している。 <6223> 西部技研 1916 +400 ストップ高。EV向けリチウムイオン電池製造工場向けの大型案件を受注したと発表している。受注したのは低露点対応型デシカント除湿機、国内総合エンジニアリングサービス会社向けに約5億円、米国大手 EV自動車メーカー向けに約20億円となっているもよう。納入時期は24年第2四半期から25年第1四半期かけてのようだ。10月IPO時の初値水準を大きく下回る状況にある中、見直しの動きが進む形となっている。 <4554> 富士製薬 1519 +92 大幅反発。第1四半期決算期間中に投資有価証券売却益を計上する見込みになったと発表している。保有銘柄1銘柄を売却し、売却益は3132百万円となるようだ。これに伴い業績予想を修正、通期純利益は従来予想の40.2億円から61.9億円に上方修正している。保有資産の効率的運用を図ることが売却目的としている。資産効率改善評価のほか、特殊要因ではあるものの、増配につながる可能性などにも期待感先行へ。 <3778> さくら 1500 +300 ストップ高。自治体がもつ個人情報などを管理する政府クラウドを巡って、デジタル庁では前日に、新しい提供事業者として同社を選定したと発表。2025年度末までに全ての選定要件を満たすという条件付きでの選定となっているもよう。これまでは、アマゾン、マイクロソフト、グーグル、オラクルの米国IT大手4社に限られており、日本企業が選ばれるのは初めて。業績インパクトや業界内での位置付け向上など期待感が先行へ。 <2768> 双日 3370 +263 大幅続伸。前日に中期経営計画を発表している。定量目線として、ROE12%超、当期利益3カ年平均の1200億円超などを掲げている。また、株主還元方針は、調整後DOE4.5%とした累進配当を基本方針にするとしている。SMBC日興証券では、同社計画に基づけば25年3月期の累進配当の出発点は148円と試算出来るとし、配当利回りは約4.8%の水準となる。利回り妙味の高まりが買い材料につながっているようだ。
関連銘柄 10件
2768 東証プライム
4,325
5/2 15:00
+46(1.08%)
時価総額 1,082,548百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3,742
5/2 15:00
+20(0.54%)
時価総額 328,652百万円
セルフうどん店「丸亀製麺」を全国展開。国内ではハワイアンカフェ「コナズ珈琲」や天ぷらの「まきの」など、海外では「雲南ヌードル」など、計21ブランドを運営。全セグメント好調で、3Q累計売上高は過去最高更新。 記:2024/03/27
3778 東証プライム
5,520
5/2 15:00
-80(-1.43%)
時価総額 207,668百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
4554 東証プライム
1,601
5/2 15:00
+5(0.31%)
時価総額 39,631百万円
医療用医薬品メーカー。女性医療と急性期医療に特化。主力は注射剤と経口剤。天然型黄体ホルモン製剤等の販売に注力。23.9期通期は増収増益。24.9期は2桁増収増益計画。女性医療領域の順調な売上を見込む。 記:2024/01/16
6223 東証スタンダード
1,788
5/2 15:00
+4(0.22%)
時価総額 36,654百万円
空調設備メーカー。吸着剤を用いたデシカント除湿器とVOC濃縮装置、全熱交換器を製造、販売する。ハニカム状の加工と特別な機能を付与する技術を持つ。23年12月期は国内や北米のEV用電池製造工場向けが好調。 記:2024/03/07
6239 東証スタンダード
1,839
5/2 15:00
+99(5.69%)
時価総額 13,016百万円
化学プラント内部の反応を促す装置を製造・販売。取水用スクリーンや水処理装置も。24.6期上期は海外で大型受注を獲得。稼働率改善も寄与して二桁増収・大幅増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/04/15
6753 東証プライム
834.5
5/2 15:00
+6.5(0.79%)
時価総額 542,765百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
7590 東証スタンダード
511
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 8,988百万円
庭園資材を製造・販売。プロ向けを軸に家庭向けも。ホームユース事業は来店客数の苦戦などが響く。24.1期通期はプロユース事業が増収確保。ブランド指定による受注増などが寄与。25.1期は営業黒字転換見通し。 記:2024/03/07
8341 東証プライム
4,370
5/2 15:00
+25(0.58%)
時価総額 334,987百万円
宮城県が地盤の地方銀行。東北で最大規模。預金や貸出、為替等の銀行業務を中心に、リースやクレジットカード等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は二桁の増収、増益。資金運用収益や役務取引等収益が増加した。 記:2024/01/29
9995 東証プライム
747
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 19,741百万円
半導体・電子部品の技術商社。ルネサスエレクトロニクス製品を中心に、海外製電子部品も取り扱う。半導体素子は自動車分野中心に堅調。24.3期3Qは増収。マクニカによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/03/30