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【注目銘柄ダイジェスト】:JMDCが一時ストップ高、HEROZが急落

2023/9/11 16:22 FISCO
*16:22JST 【注目銘柄ダイジェスト】:JMDCが一時ストップ高、HEROZが急落 <8331> 千葉銀 1144.5 +64 大幅反発。本日は銀行セクターが業種別上昇率のトップ、とりわけ、地銀株が上昇率上位に多くランクイン。日銀総裁の単独インタビュー報道が一部で伝わった。賃金上昇を伴う持続的な物価上昇に確信が持てた段階になれば、「マイナス金利政策」の解除を含め「いろいろなオプションがある」と語ったとされており、早期のゼロ金利解除が意識される状況にもなったもよう。地銀の事業環境の改善としてポジティブに捉えられたようだ。 <2163> アルトナー 1849 +174 急伸。先週末に上半期決算を発表、営業利益は8.8億円で前年同期比27.7%増となった。第1四半期の同26.4%増から増益率はやや拡大。据え置きの通期予想13.3億円に対する進捗率は67%の水準であり、上振れ期待などは一段と高まった。主要顧客の自動車関連メーカーや半導体製造装置関連メーカーで旺盛な開発意欲が継続し、稼働人員や技術者単価が前年同期を上回る推移となっているようだ。 <4382> HEROZ 1500 -263 急落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は0.7億円で前年同期単独比5.1倍の水準となっている。M&A効果に加えて、オーガニック成長もあって大幅増益となる。ただ、通期計画4億円に対する進捗率は18.4%にとどまり、やや低水準な状況となっている。第1四半期EBITDAも1.7億円で、前期の第3四半期、第4四半期がそれぞれ2.6億円であったことから、水準が鈍化する形にもなっている。 <4996> クミアイ化 1048 -89 大幅続落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は141億円で前年同期比36.4%増となっている。海外向け販売好調などで、主力の農薬及び農業関連事業が大幅な増収増益に。ただ、上半期までの状況から好決算は想定線、むしろ、5-7月期は14.4億円で同41.5%減益に転じており、ネガティブな反応が優勢となっている。通期業績の大幅な上振れ期待などは後退する形とみられる。 <3662> エイチーム 609 -60 大幅続落。先週末に23年7月期の決算を発表、営業利益は5.4億円で前期比8.4億円の損益改善となっている。従来予想の5億円も上振れる着地に。一方、24年7月期も6億円で同10.3%増と連続増益見通しながら、コスト減などによる大幅な増益が期待されていた中で、増益幅はやや限定的との見方が優勢になっているもよう。なお、投資事業組合運用益の減少などで、24年7月期経常利益は2ケタ減の予想となっている。 <1433> ベステラ 920 -159 急落。先週末に上半期の決算を発表、営業損益は0.6億円の赤字となり、前年同期比1.2億円の損益悪化、5-7月期も営業赤字継続となる形に。つれて、通期予想は従来の5.1億円の黒字から2.1億円の黒字に下方修正している。現在進捗している大型工事の利益率が低水準となっているほか、一部の工事で工事原価や産業廃棄物の物量など把握し切れなかったことで、赤字となった工事なども出ているもよう。 <3903> gumi 466 -100 ストップ安。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は6.4億円の赤字となり、前年同期比8.0億円の損益悪化となっている。前四半期比でも5.9億円の損益悪化に。既存タイトルの減収に加え、「アスタタ」配信に向けた事前プロモーションなど広告費の増加、ブロックチェーン等事業における開発投資や有力企業への投資実行などが重しとなった。想定以上の収益悪化を受けて、今期の収益拡大期待などは後退する格好に。 <3854> アイル 3300 +502 ストップ高。前日に23年7月期の決算を発表、営業利益は35.5億円で前期比68.9%増となり、従来予想の31億円を上振れる着地に。年間配当金も従来計画25円から31円にまで引き上げている。また、24年7月期営業利益は40億円で同12.8%増と連続2ケタ増益見通しで、年間配当金も前期比3円増配の34円を計画。同時に中期計画も発表しており、26年7月期営業利益は54億円までの拡大を見込んでいる。 <3843> FB 1431 +300 ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表。営業利益は16.6億円で前年同期比92.6%増となった。連結子会社ギガプライスが決算期変更で4カ月の変則決算となっているが、その影響を除いたベースでの営業利益も12.7億円で同42.7%の大幅増益に。5G生活様式支援事業や企業・クリエイター5G DX支援事業が堅調に推移。据え置きの通期予想50億円、前期比24.8%増に対して上振れ推移と捉えられた。 <4483> JMDC 5275 +617 一時ストップ高。オムロンが連結子会社化を目的としてTOBを実施すると発表。同社ではTOBに賛同の意見を表明。TOB価格は5700円で、前日終値比22.4%のプレミアムに。オムロンは現在、31.49%の株式を保有する筆頭株主であり、今回の買付数の下限は1203万6700株としている。一方、上場は維持する予定であり、買付上限は1500万株と設定し、ひとまずはTOB価格にサヤ寄せを狙った動きに。
関連銘柄 10件
1433 東証プライム
957
5/9 15:00
+3(0.31%)
時価総額 8,603百万円
プラント解体工事会社。工場やタンクなどのプラント解体工事を手掛け、特許工法を多数保有。人材サービスや3Dスキャン・モデリング・設計事業も展開。大型進行基準工事の高進捗で、3Q累計売上高は過去最高を更新。 記:2024/01/26
2163 東証プライム
2,237
5/9 15:00
+9(0.4%)
時価総額 23,775百万円
設計開発系の技術者派遣・業務請負が柱。自動車業界や電気機器業界向けが多い。配当性向は50%が基本方針。技術者派遣事業では稼働率が高水準。技術者単価は上昇。24.1期3Qは2桁増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/27
3662 東証プライム
670
5/9 15:00
+22(3.4%)
時価総額 13,259百万円
スマホ向けゲーム・アプリや比較サイト・情報サイト・ECサイトなどを手掛けるIT企業。車査定・車買取や引越し比較、結婚式場情報、カードローン総合検索などを展開。自転車小売事業譲渡の影響で、中間期は足踏み。 記:2024/03/27
3843 東証プライム
1,453
5/9 15:00
-4(-0.27%)
時価総額 34,021百万円
インターネットインフラを展開。マンションでのインターネットサービスやトーンモバイルなどを手掛け、大規模システム運用に強み。5Gインフラ支援や5G生活様式支援に注力。全セグメント好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/28
3854 東証プライム
2,774
5/9 15:00
+72(2.66%)
時価総額 69,469百万円
独立系システム開発会社。中小企業向け在庫管理システム、EC業務支援システムに強み。パートナー紹介など良好な受注環境続く。システムソリューション事業は好調。増収効果等により、24.7期1Qは大幅増益。 記:2024/01/28
3903 東証プライム
371
5/9 15:00
-5(-1.33%)
時価総額 15,322百万円
モバイルオンラインゲーム制作会社。自社オリジナルや他社IPを活用したゲームの開発・運用で成長。モバイルオンラインゲーム事業では新規タイトルの売上が想定下回る。24.4期2Qはブロックチェーン等事業が増収。 記:2024/01/28
4382 東証スタンダード
1,385
5/9 15:00
+39(2.9%)
時価総額 20,811百万円
AIサービス会社。個人向けに「将棋ウォーズ」等のゲームを開発、企業向けには市場予測や物件の構造設計等のサービスを提供。AI/DX事業で大型案件獲得。M&A効果等で、24.4期2Qは大幅な増収、営業増益。 記:2024/01/28
4483 東証プライム
3,005
5/9 15:00
-96(-3.1%)
時価総額 183,011百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4996 東証プライム
818
5/9 15:00
+10(1.24%)
時価総額 108,945百万円
大手農薬メーカー。除草剤や殺虫剤などの農薬製品を中心に、化成品や原体などを展開。国内は水稲栽培除草剤で首位。農薬及び農業関連事業は足踏み。24.10期1Qは化成品事業が堅調。ビスマレイミド類の出荷が伸長。 記:2024/04/07
8331 東証プライム
1,291.5
5/9 15:00
+11.5(0.9%)
時価総額 1,053,245百万円
千葉県が地盤の大手地方銀行。県内で最大規模。預金や貸出、為替等の銀行業務に加え、リースやクレジットカード等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益が増加した。経常費用の増加を吸収した。 記:2024/02/07