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【注目銘柄ダイジェスト】:東エレクが大幅反発、リゾートトラが急落

2023/2/10 16:25 FISCO
*16:25JST 【注目銘柄ダイジェスト】:東エレクが大幅反発、リゾートトラが急落 <7203> トヨタ自 1879 -22 反落。前日の取引時間中に決算を発表、前日は買い先行となっていたが、本日は戻り売り優勢の展開となっている。10-12月期営業利益は9567億円で前年同期比22.0%増となり、8000億円程度の市場コンセンサスを上振れている。ただ、北米収益の低迷が続いているほか、グローバル生産台数計画下方修正など、依然としてサプライチェーンの安定化が遅れていることなどをマイナス視する流れにもなっているようだ。 <8035> 東エレク 48270 +2010 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1148億円で前年同期比26.4%減となったが、市場予想は100億円近く上振れたようだ。また、通期計画は従来の5460億円から5800億円に上方修正。一部案件の前倒し計上、中国リスクの影響が軽微であったことを背景としている。上半期決算時に下方修正していたことで、ポジティブなインパクトに。1:3の株式分割実施も支援材料に。 <9613> NTTデータ 1975 -155 大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、その後は急伸の展開となったが、本日は一転して急反落する形に。10-12月期営業利益は755億円で前年同期比30.3%増、市場予想を150億円程度上振れ。ただ、背景は戦略投資やNTT Ltd.の構造改革費用の後ずれなどともみられているようだ。一方、純利益は329億円で同14.1%減となっており、NTT Ltd.子会社に伴う純利益へのマイナス影響を意識も。 <4543> テルモ 3899 +94 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は375億円で前年同期比31.3%増益となり、市場予想を30億円程度上振れている。一方、通期予想は従来の1320億円から1220億円、前期比5.2%増に下方修正。インフレによるマイナス影響、部材不足による血漿採取事業の立ち上げ遅れなどが背景。ただ、下振れ自体は想定線であり、来期業績への期待も高いことから悪材料出尽くしにもつながっているようだ。 <6723> ルネサス 1608 +206 急伸。前日に第4四半期決算を発表、10-12月期のNON-GAAPベース売上収益は3913億円で、従来予想レンジ3810-3890億円を上回る。粗利益率も同想54.0%を上回る56.0%、結果、営業益は従来予想を180億円程度上回る。また、23年1-3月期計画は売上収益が3475-3625億円で、3570億円程度の市場想定に沿う形に。堅調な業績ほか、INCJ保有株の自社株買いも好影響に。 <5401> 日本製鉄 2783.5 +121 大幅続伸で高値更新。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期累計事業利益は7618億円で前年同期比2.4%増、通期計画8700億円は据え置いたが、在庫評価損益などを除いた実力ベースの事業利益は6300億円から6900億円に増額修正。スプレッドの拡大が背景。未定であった年間配当金は180円として、前期比20円の増配に。JFEHDの決算で警戒感が先行していた中、安心感につながった。 <8802> 三菱地所 1619 -63.5 大幅安で一時昨年3月以来の1600円割れに。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は579億円で前年同期比4.5%減と減益に転じ、630億円程度のコンセンサスも下振れた。通期営業利益予想は据え置きも、海外金利上昇の影響などで経常利益は従来の2710億円から2670億円に減額。金融環境や不動産市況の先行き不透明感が拭いきれないなか、実績値の下振れをネガティブ視する動きが優勢に。 <7912> 大日印 3625 +440 急伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は170億円で前年同期比7.8%減となったが、前四半期比では約6割の増益となり、コンセンサスも5億円程度上振れている。通期計画下振れ懸念は依然残るものの、想定以上に底堅い決算との評価が優勢のようだ。また、新中計策定に向けた基本方針を発表、過去最大の自己株式取得を計画しているようで期待材料にもつながっている。 <4681> リゾートトラ 2118 -241 急落。前日に第3四半期決算を発表、営業利益は39.2億円で前年同期比5.2%増となり、35億円程度のコンセンサスも上回っている。ただ、賞与費用増などもあったとみられ、増益率は7-9月期の同10.4%増を下回り、経常利益も減益幅が拡大する形に。通期予想115億円、前期比32.3%増も据え置きであり、コロナ禍からの回復期待が高かったためネガティブに捉える動きが先行のようだ。 <5301> 東海カーボ 1199 +117 急伸。前日に22年12月期の決算を発表、営業利益は406億円で前期比64.7%増となり、従来予想の350億円を大幅に上振れる着地に。カーボンブランクの売価改善などが寄与したもよう。また、23年12月期見通しは450億円で同10.9%増益の見通しとし、コンセンサスの400億円程度を上回る水準となっている。配当計画も前期の30円から36円に増配計画としている。
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医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
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会員制リゾートホテル「エクシブ」などの会員権を販売。ホテルレストラン等事業、メディカル事業等も。ホテルレストラン等事業は堅調。値上げ効果やアーバンリゾートの稼働回復等が寄与。24.3期3Qは2桁営業増益。 記:2024/04/16
5301 東証プライム
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炭素・黒鉛製品メーカー。電炉用黒鉛電極やカーボンブラックに強み。23.12期3Q累計は競争激化の黒鉛電極で在庫評価損を計上。半導体向け製品も振るわず。だがカーボンブラックが好調。円安も寄与して増収増益に。 記:2024/01/15
5401 東証プライム
3,282
5/17 15:00
+39(1.2%)
時価総額 3,118,954百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
2,726.5
5/17 15:00
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時価総額 5,334,201百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
7203 東証プライム
3,436
5/17 15:00
+84(2.51%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7912 東証プライム
4,779
5/17 15:00
+47(0.99%)
時価総額 1,516,090百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8035 東証プライム
36,090
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-730(-1.98%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8802 東証プライム
2,739
5/17 15:00
-19(-0.69%)
時価総額 3,811,261百万円
総合不動産大手。東京・丸の内のビル賃貸を中核に商業施設運営やマンション開発等を行う。丸の内の再開発に重点。コマーシャル不動産事業は堅調。既存のオフィスビルの空室率は改善。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/24
9613 東証プライム
2,283.5
5/17 15:00
-0.5(-0.02%)
時価総額 3,202,609百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07