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【注目銘柄ダイジェスト】:コーセーが大幅続伸、JFEが大幅反落

2023/2/7 16:19 FISCO
*16:19JST 【注目銘柄ダイジェスト】:コーセーが大幅続伸、JFEが大幅反落 <4911> 資生堂 6623 +136 大幅続伸。22年12月期収益予想の上方修正を発表している。コア営業利益は従来予想の400億円から510億円、前期比19.9%増に引き上げ。費用コントロールや構造改革効果、為替の影響もプラスとなり、国内や中国での売上下振れを十分に吸収する形となったようだ。第3四半期決算時には複数の業績下振れ要因なども指摘されていたため、大幅上方修正にはポジティブなインパクトも。なお、決算発表は10日の予定。 <2897> 日清食HD 11220 +540 大幅続伸。前日の取引時間中に第3四半期決算を発表、その後は買い優勢となったが、本日も上値追いの動きが一段と強まった。10-12月期のコア営業利益は230億円で前年同期比4割強の増益となり、通期予想は従来の520億円から570億円に上方修正。米国事業が急改善する形に。年間配当金も130円から140円に引き上げ。6月からの国内即席麺再値上げも発表しており、来期業績への期待感にもつながった。 <5411> JFE 1556 -144 大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期税前利益は326億円で前年同期比70.6%減となり、通期予想は従来の2400億円から2138億円に下方修正した。国内建材需要減少による鉄鋼の減産が主因となる。未定としていた年間配当金は80円としており、業績とともに市場コンセンサスを下振れへ。前日終値ベースでの配当利回りは4.7%となる。本日は日本製鉄なども連想感で売りが優勢に。 <4922> コーセー 15000 +650 大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表。22年12月期営業利益は従来予想の165億円から221億円、前期比実質41.0%増に引き上げ。国内百貨店と化粧品専門店が引き続き好調に推移しているほか、タルトのホリデー商戦が好調に推移したことを上方修正の要因としている。第3四半期決算時には200億円から165億円に下方修正していたこともあって、修正前水準も上回る上方修正にはポジティブなサプライズ。 <9064> ヤマトHD 2440 +183 大幅続伸。前日に第3四半期決算、並びに通期予想の下方修正を発表。通期営業利益は従来の750億円から610億円に引き下げも、上半期までの状況から下振れ自体は織り込み済み。10-12月期営業利益は484億円で前年同期比1.8%増と5四半期ぶりの増益に転じ、目先の悪材料出尽くし感にもつながった。また、宅急便の届出運賃改定と年度ごとの見直し方針を発表、来期以降の収益向上も期待された。 <4185> JSR 3105 +190 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は145億円で前年同期比24.4%減となり、通期予想は560億円から345億円に下方修正した。デジタルソリューション事業の下振れが主因となるようだ。想定よりも修正幅は大きい印象だが、下振れ自体は十分に織り込まれていたとみられ、CDMO新工場の稼働率大幅上昇見通しが示されたことと合わせて、悪材料出尽くし感が優勢となっているもよう。 <7004> 日立造 883 +41 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は56.8億円で前年同期比41.5%増、累計では58.2億円で同2.2倍の水準で、通期計画200億円に対して順調な進捗と。最終利益の見通しは100億円から120億円に上積み。特別利益に固定資産売却益の計上、連結子会社のオーナミの発行済み株式の66.6%について、センコーHD<9069>に譲渡に伴う関係会社株式売却益計上もプラスに。 <6240> ヤマシンF 467 -100 ストップ安。前日に第3四半期決算を発表、累計経常益は8.4億円で前年同期比22.2%減となり、上半期の同47.7%減からは減益率が縮小。ただ、通期予想は従来の12.4億円から10.3億円に下方修正しており、ネガティブに捉えられた。中国での需要減少、為替差損などが影響する。上半期決算時の上方修正を受け、株価が大幅に上昇していた経緯もあり、利食い売りの動きが急がれる形となった。 <6997> 日ケミコン 1955 +283 急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は90.1億円で前年同期比48.0%増となり、通期予想は従来の93億円から115億円に上方修正した。戦略市場への高付加価値品の拡販や販売価格の是正、構造改革効果による生産性の向上などで収益性が改善する。上振れ期待はあったが、第3四半期は上半期から一段と増益率が拡大、さえない決算が目立つ電子部品セクター内での相対的な好業績を評価へ。 <6924> 岩崎電 2896 +500 ストップ高比例配分。前日にMBOの実施を発表している。投資会社であるカーライルグループが、同社株の取得を目的に設立したコスモHDが1株4460円でTOBを実施する。TOB価格は前日終値に対して86.1%のプレミアムとなっており、TOB価格にサヤ寄せを目指す動きが強まる状況に。TOB期間は2月7日から3月22日まで。
関連銘柄 11件
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4/25 15:00
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時価総額 1,297,909百万円
即席麺大手。「チキンラーメン」や「カップヌードル」、「どん兵衛」など有力ブランド多数。海外開拓を強化。医薬品の研究開発も行い、冷凍食品や菓子、シリアルも展開。日清食品や明星食品の好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
4185 東証プライム
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-7(-0.16%)
時価総額 903,206百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4911 東証プライム
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4/25 15:00
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4922 東証プライム
8,052
4/25 15:00
+71(0.89%)
時価総額 487,895百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
5411 東証プライム
2,319
4/25 15:00
-66(-2.77%)
時価総額 1,424,882百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6240 東証プライム
416
4/25 15:00
-4(-0.95%)
時価総額 29,772百万円
建機向け油圧フィルタで国内首位。産機用や電子部品製造工程用のフィルタも。エアフィルタ事業は堅調。ビル空調用フィルタの交換需要が回復。補助金収入を計上。24.3期3Qは2桁経常増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/14
6924 東証プライム
4,450
6/8 15:00
±0(0%)
時価総額 34,808百万円
LED照明灯や光応用機器を製造・販売。大型施設用照明に強み。MBO発表し、2月7日からTOB開始。買付価格は1株4460円。TOB成立ならば上場廃止に。23.3期3Q累計は照明事業で省エネ関連案件が増加。 記:2023/02/16
6997 東証プライム
1,531
4/25 15:00
+35(2.34%)
時価総額 31,102百万円
大手コンデンサメーカー。アルミ電解コンデンサと材料のアルミニウム電極箔で世界トップシェア。チョークコイル等も。車載・産機関連の需要減などにより、コンデンサは足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/22
7004 東証プライム
1,197
4/25 15:00
-58(-4.62%)
時価総額 203,747百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
9064 東証プライム
2,057.5
4/25 15:00
-8.5(-0.41%)
時価総額 781,490百万円
宅配便最大手。「クロネコヤマトの宅急便」を展開。法人客約1万社。国内シェア約50%。宅急便のネットワークを活用した企業間物流の取り組みを推進。国際輸送一服も、固定資産売却益計上により、3Q累計は最終増益。 記:2024/02/06
1,143
4/25 15:00
-13(-1.12%)
時価総額 179,531百万円
総合物流大手。流通ロジスティクス、住宅物流、ケミカル物流が得意領域。貨物の保管・輸送業務を軸に貿易事業も手掛ける。料金改定などで物流事業は堅調。商事・貿易事業は増収。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13