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【注目銘柄ダイジェスト】NECが大幅反落、富士通は急伸

2019/10/30 17:17 FISCO
*17:17JST 【注目銘柄ダイジェスト】NECが大幅反落、富士通は急伸 <6702> 富士通 9697 +697 急伸で高値更新。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業益は677億円で前年同期比4.3倍となり市場予想を400億円近く上回った。また通期予想も1300億円から1600億円に増額、減益予想から一転して22.9%の増益を見通す。PC買い替え特需などの影響もあり、システムプラットフォームやユビキタス事業などが想定を上回ったとみられる。第1四半期決算に続くポジティブなインパクトと捉えられる形に。 <6701> NEC 4360 -270 大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期調整後営業益は478億円で前年同期比209億円の増加となった。会社計画を100億円程度上振れたようだ。パブリックやシステムプラットフォームなどが大幅な増益となっている。ただ、エンタープライズでの不採算案件発生、国内ITサービスの受注減少などのネガティブ要素も散見されており、ここ1年で大きく株価が上昇してきたなか、利食い売りの契機にもつながる形へ。 <9697> カプコン 2641 -241 急反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は140億円で前年同期比33.2%増益となった。ただ、第1四半期の同50.8%増に対して7-9月期は同16.4%増と増益率は鈍化、市場予想も10億円近く下回っており、過度な期待感後退の展開になっているようだ。モバイルゲーム関連の一時費用約10億円発生のほか、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の出足が期待と比べてやや伸び悩みとみられている。 <6645> オムロン 6420 -350 大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は157億円で、市場予想を30億円程度上回る着地になった。一方、通期予想は575億円から450億円にまで下方修正している。業績予想は保守的との見方が強いほか、発行済み株式数の2.43%に当たる500万株を上限とする自社株買いの実施も発表しているが、足元での株価上昇ピッチが速かったこともあって、想定以上の減額修正をマイナス視する動きが優勢。 <5214> 日電硝 2427 -78 大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は33億円で前年同期比37.4%減益、市場予想は7億円程度下回り、今期に入って3期連続での3割減益となっている。液晶ガラスの出荷低迷継続が業績伸び悩みの主因。通期計画の180億円、前期比27.6%減益は据え置いているものの、液晶パネルの減産が続く中で達成へのハードルは高いといった見方に。 <7251> ケーヒン 2298 +400 ストップ高。日立<6501>とホンダ<7267>が傘下の自動車部品メーカー4社を合併して新会社を設立すると一部で報じられた。同社のほか、合併対象となるショーワ<7274>や日信工業<7230>も急騰した。仮に合併が実現した場合、新会社の売上高は単純合算で約1.8兆円となり、国内3位の規模になる見通し。再編プレミアムへの期待に加え、スケールメリット効果への期待も高まった形だ。 <2002> 日清粉G 2238 +184 急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は141億円で前年同期比2.0%減益となったが、第1四半期の2ケタ減益から7-9月期は2ケタ増益に転換している。市場予想を10%程度上回る着地に。通期予想も300億円から295億円に下方修正しているが、コンセンサスは依然上回っている状況。北米製粉事業の落ち込みが想定より縮小との見方が多い。北米事業の減損計上によるあく抜け感なども優勢に。 <2229> カルビー 3605 +235 急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は133億円で前年同期比12.9%増益、計画値を15億円上回ったほか、コンセンサスも上振れている。通期計画は据え置いているものの、上振れの可能性は高まったとの見方に。国内販売増や販売費用の抑制が寄与したほか、想定ほど原材料費上昇の影響も強まらなかったとみられる。また、値上げによる数量減の影響も限定的にとどまったもよう。 <9437> NTTドコモ 2919.5 +47.5 続伸で高値更新。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は2615億円で前年同期比13.0%減益となった。新料金プランへの移行がやや遅延していること、契約数やスマホ利用数が計画を上回っていることなどが背景。また、経費の増額などで通期予想に変更はないが、ARPUの増加等により営業収益のみ上方修正している。モバイル通信サービス収入の増額などもポジティブ視されているようだ。 <8604> 野村 510.0 +11.1 反発で高値更新。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期税引前利益は1285億円で前四半期比72%増益となっている。NRI<4307>の売却益や税金費用の減少などが大幅増益の背景、本業ベースではリテールの苦戦が続く形となっている。決算数値自体のサプライズは限定的であるものの、全体地合いが堅調持続のなかで、コスト削減策の順調な進展、ホールセール部門の底堅い推移などを評価する動きが先行。
関連銘柄 15件
2002 東証プライム
2,088
5/2 15:00
+13(0.63%)
時価総額 635,500百万円
国内最大の製粉会社。製粉ベースで国内シェア約40%。グローバル製粉業界6位、先進国向けで3位級。加工食品やペットフード、電子材料も事業領域。製粉や中食・惣菜の好調、食品事業の回復で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/29
2229 東証プライム
3,456
5/2 15:00
+18(0.52%)
時価総額 462,862百万円
かっぱえびせんなどスナック菓子大手。ポテトチップスは国内シェア高い。北米、アジアなど海外でも事業展開。国内スナック菓子は2桁増収。じゃがりこは好調な定番品、新製品が売上寄与。24.3期2Qは大幅増益。 記:2024/01/16
4307 東証プライム
3,958
5/2 15:00
+42(1.07%)
時価総額 2,419,735百万円
大手システムインテグレーター。経営等のコンサルティングやITシステムの開発、運用、サービスを提供。金融や流通に強み。コンサルティングは堅調。DX関連、社会課題案件などが寄与。24.3期2Qは増収増益。 記:2024/01/28
5214 東証プライム
3,713
5/2 15:00
-11(-0.3%)
時価総額 369,529百万円
FPD用ガラスや自動車部品用ガラス繊維で高シェア。電子デバイス用ガラスや耐熱ガラスも。23.12期3Q累計は下期に入り医薬用管ガラスや耐熱ガラスの需要が更に軟化。FPD用ガラスやガラス繊維も低迷を脱せず。 記:2024/01/15
6501 東証プライム
14,455
5/2 15:00
-35(-0.24%)
時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
6645 東証プライム
5,441
5/2 15:00
-5(-0.09%)
時価総額 1,122,179百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6701 東証プライム
11,170
5/2 15:00
-25(-0.22%)
時価総額 3,047,735百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6702 東証プライム
2,463
5/2 15:00
+33(1.36%)
時価総額 5,101,139百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
7230 東証1部
2,243
11/10 15:00
±0(0%)
時価総額 146,809百万円
ブレーキメーカー。二輪車や四輪車向けのブレーキシステムに加え、部品を製造、販売する。ホンダ系の3社と経営統合へ。20.3期は南米やインドは堅調も、中国での新型コロナウイルスによる減産等が影響した。 記:2020/07/23
7251 東証1部
2,597
11/10 15:00
+3(0.12%)
時価総額 192,139百万円
自動車部品メーカー。四輪向け電動車用制御や空調システム、二輪車用キャブレター等を手掛ける。同社含むホンダ系3社等と経営統合へ。20.3期は二輪車向けが堅調も、四輪車製品は国内や北米向けが低調に推移した。 記:2020/07/23
7267 東証プライム
1,783
5/2 15:00
-4.5(-0.25%)
時価総額 9,689,330百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7274 東証1部
2,293
11/10 15:00
-1(-0.04%)
時価総額 174,314百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。ショックアブソーバやパワーステアリング、ガススプリング等を手掛ける。ホンダ向け売上比率が高い。21.3期1Qはコロナ禍で苦戦続く。二輪・汎用事業はじめ、アジア、北米で販売減。 記:2020/09/10
8604 東証プライム
876.4
5/2 15:00
+7.5(0.86%)
時価総額 2,833,895百万円
総合証券で国内最大。傘下に資産運用会社や信託銀行など。配当性向は40%以上目安。ホールセール部門は増収。インベストメント・バンキング等が貢献。営業部門は相場環境が追い風。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/10
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9697 東証プライム
2,594
5/2 15:00
-11(-0.42%)
時価総額 1,382,631百万円
ゲームソフト大手。人気IPを多数保有。アミューズメント施設の運営や関連機器の開発も。24.3期3Q累計は昨年6月発売の「ストリートファイター」新作などが業績に貢献。施設運営や機器販売も伸びて増収宇増益に。 記:2024/04/11