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【注目銘柄ダイジェスト】日東電が急伸、キヤノンは続落

2019/10/29 16:34 FISCO
*16:34JST 【注目銘柄ダイジェスト】日東電が急伸、キヤノンは続落 <6954> ファナック 21445 -195 反落。前日に上半期決算を発表、営業益は490億円で前年同期比50.2%減、7-9月期は204億円で同53.5%減となった。市場予想を30億円程度下回った。また、通期予想は従来の713億円から691億円に減額。保守的過ぎるとはみられているものの、7-9月期受注高は、FAやロボマシンが中国向けに低迷し、前年同期比16%減、前四半期比10%減と落ち込みが続き、回復感が見えていないことがネガティブ視。 <4185> JSR 2052 +159 大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業益は190億円で前年同期比15.2%減、会社計画215億円を下回った。第1四半期に続き7-9月期も2ケタ減益が続いた。合成ゴムやABS樹脂の販売低調、ディスプレイ材料の落ち込みなどが響いた。通期予想も445億円から400億円、前期比7.0%減に下方修正したが、市場想定並みの水準であり、あく抜け感が生じる格好に。半導体材料の底堅い推移なども安心要因に。 <6807> 航空電子 1905 +150 急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は71.7億円で前年同期比23.3%減益、従来予想の77億円を下回り、通期予想は185億円から145億円にまで下方修正している。自動車向けや産機・インフラ向けが下振れるもよう。ただ、業績下方修正は想定線で目先の悪材料出尽くし感につながっている。携帯機器向けコネクタは計画比で上振れ、今後の5G関連需要の取り込みなども期待される状況に。 <9962> ミスミG 2762 +154 大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は117億円で前年同月比26.2%減益、4-6月期の同35.3%減に対して7-9月期は同14.2%減と、減益率はやや縮小した。通期計画は354億円から277億円に、一転しての2ケタ減益へと下方修正しているものの、市場コンセンサスに近い水準にとどまり、月次売上低迷などで警戒感も強まっていたなか、悪材料出尽くしへとつながっている。 <2491> Vコマース 1829 +202 急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は34.9億円で前年同期比33.4%増益、7-9月期も2割超の増益ペースが続く形となっている。ヤフーの広告掲載基準変更の影響もなくアフィリエイト広告事業が順調に推移し、ECソリューション事業も順調な拡大を見せている。第4四半期はヤフーショッピングの販促期にも当たるため、利益率の高いSTORE’s R∞の成長率拡大にも期待が高まる方向へ。 <6246> テクノスマート 927 +150 ストップ高。前日に発表した業績・配当予想の上方修正がポジティブサプライズに。上半期営業利益は従来予想の12.1億円から24.5億円に、通期では15.8億円から27.5億円に増額、複数の受注による量産効果、原価低減効果の顕在化などが業績上振れの背景に。年間配当金は26円の予想から36円にまで引き上げている。第1四半期の進捗率は高かったが、修正幅の大きさがインパクトにつながる形となっている。 <6988> 日東電 6116 +372 急伸。前日に上半期決算を発表、営業益は411億円で前年同期比20.0%減、4-6月期の同43.9%減に対して、7-9月期は同5.6%増と増益に転じた。テレビ以外の偏光フィルムやITOフィルムなどが好調だった。10月23日に、従来予想の280億円から400億円に上方修正したが、同水準も上回る形に。決算数値に大きなサプライズはないものの、オプトロニクスの改善確認など評価する動きも強まったようだ。 <8698> マネックスG 278 +11 大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期の金融費用控除後営業利益は114億円となり、前四半期比4%減でほぼ横ばいとなった。一方、注目度の高いコインチェックによるクリプトアセット事業は2四半期連続で黒字を確保、仮想通貨市場の低迷による影響が懸念されたなかでポジティブに捉えられているようだ。前四半期比で減収となったものの、大幅なコスト削減効果が奏効している。 <7751> キヤノン 2911.0 -23.5 続落。前日に第3四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は384億円で前年同期比43.7%減益、市場予想を100億円程度下回る着地となっている。今期に入って3四半期連続で4割超の減益を続ける形に。通期予想は従来予想の2150億円から1880億円に下方修正、今期3度目の下方修正となり、2100億円程度の市場予想も下回っている。業績悪化に歯止めが掛からないことをマイナス視する動きが先行へ。 <6615> UMCエレ 493 -46 急反落。中国連結子会社における不適切な会計処理の判明に伴い、これまで過年度決算の訂正作業を進めていたが、前日に訂正方向書を提出している。19年3月期純損益は8.6億円の黒字から24.3億円の赤字となり、期末純資産も266億円から173億円に減少している。また、今第1四半期決算は営業赤字幅が前年同期比拡大となっている。通期業績・配当予想は未定に変更。なお、監理銘柄からは解除となっている。
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時価総額 37,298百万円
広告会社。ECサイトのアフィリエイト広告やモール向けの連動連動型広告を提供する。アフィリエイト広告に強みを持つ。23年12月期は成果報酬型広告やオンラインストア向けツールが足踏みとなった。販管費も増加。 記:2024/02/01
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時価総額 904,456百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
6246 東証スタンダード
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時価総額 22,038百万円
塗工乾燥装置メーカー。エンプラフィルム製膜ライン用化工機器、高速・薄膜塗工ライン用塗工機等を手掛ける。受注高は2桁増。電子部品関連塗工機器は売上伸長。24.3期3Qは2桁増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/09
350
5/2 15:00
-3(-0.85%)
時価総額 9,897百万円
電子機器受託製造サービス大手。エンジン制御や起動・発電など車載機器を主力に、産業機器向けなどにサービスを展開。車載充電器や電動コンプレッサ用インバータに注力。車載機器が中国低迷の影響を受け3Q累計は一服。 記:2024/02/23
6807 東証プライム
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時価総額 227,988百万円
大手コネクタメーカー。スマホや自動車向けコネクタに強み。車載用静電タッチパネル、航空機用ジャイロセンサ、油田掘削用センサも事業領域。内製能力の高さが強み。工場稼働低下の影響もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/30
6954 東証プライム
4,677
5/2 15:00
+18(0.39%)
時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6988 東証プライム
12,850
5/2 15:00
-165(-1.27%)
時価総額 1,924,390百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
7751 東証プライム
4,277
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-13(-0.3%)
時価総額 5,704,504百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8698 東証プライム
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5/2 15:00
-45(-5.57%)
時価総額 204,062百万円
大手ネット証券会社。マネックス証券を中核に、株式や先物・オプション、投信、債券、FXのオンライン取引サービスを提供する。NTTドコモと資本業務提携。今期3Q累計は国内と米国が堅調、増収、大幅増益となった。 記:2024/03/03
9962 東証プライム
2,726.5
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+26.5(0.98%)
時価総額 775,744百万円
機械部品商社。FA用部品や金型用部品、製造副資材、消耗品を提供。取扱メーカーは3000社以上。FA事業は海外が伸び悩む。VONA事業はアジア等における需要低迷が響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/04