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【注目銘柄ダイジェスト】カルソカンセイはストップ高比例配分、花王、リコーが大幅続落

2016/10/28 18:13 FISCO
*18:13JST 【注目銘柄ダイジェスト】カルソカンセイはストップ高比例配分、花王、リコーが大幅続落 <7908> きもと 270 +27 急伸で一時ストップ高。ボーイング社とのコンサルティング契約締結を発表している。航空機の製造過程で使用される高精度テンプレート作成に関して、次世代に向けたコンサルティングを行う契約を締結した。業績インパクトは未知数であり、今期の影響は軽微ともされているが、技術力が必要とされる航空機向けでの契約締結を受けて、今後の展開の広がりなどが期待される状況にも。 <3436> SUMCO 1010 +78 大幅続伸で高値更新。シリコンウエハ大手であるSiltronicでは、ウエハの需給逼迫を背景に、一部の顧客と17年第1四半期より300mmウエハ価格の値上げを議論しているとコメントしているもよう。ゴールドマン・サックス証券(GS)では、同社に対してポジティブな示唆であると指摘しているようだ。なお、Siltronicの株価は足元で上昇基調を強める展開になっている。 <7752> リコー 858 -39 大幅続落。前日に発表した決算内容が嫌気されている。4-9月期営業利益は165.5億円で前年同期比70.5%減益、従来計画の210億円を大きく下回った。通期予想は550億円から400億円にまで下方修正へ。下方修正した通期予想は市場コンセンサス500-510億円を下回る。発表した構造改革も効果の見極めには時間を要するとの見方。モルガン・スタンレーMUFG証券では「アンダーウェイト」に格下げ。 <8604> 野村HD 527.1 +25.8 大幅続伸。前日に4-9月期の決算を発表している。7-9月期の純利益は612億円となり、市場予想の450億円レベルを大きく上回っている。好調だった前四半期も上回る内容に。リテールセグメントが予想以上に好調、プライマリー案件の販売好調などが押し上げ要因に。株式市場の売買代金が低迷する中、想定以上の好決算との評価に。前日のドイツ銀行の上振れ決算なども安心感につながる。 <7248> カルソカンセイ 1330 +300 ストップ高比例配分。米KKRが日産保有分を含めて4000億円で買収すると報じられている。KKRはもともと、日産保有分の売却に関して、2次入札に参加などと伝わっていた。今回、買収規模が4000億円と伝わったことで、買収プレミアムが意識される展開になっている。前日終値をベースにすると同社の時価総額は2800億円程度、4割強のプレミアムが期待される状況にある。 <6724> エプソン 2124 +131 大幅反発。前日に4-9月期の決算を発表、営業利益は278億円で前年同期比33%減益、通期予想は700億円から600億円に下方修正している。通期予想の市場コンセンサスは680億円レベルであった。対ユーロの為替レートを120円前提から110円前提に修正したことによる。想定以上の下方修正とはなったが、大容量インクタンクモデルの販売見通しを上方修正するなど、円高を除くと総じて堅調との見方にも。 <4452> 花王 5418 -325 大幅続落。1-9月期累計営業利益は前年同期比13%増の1312億円となったが、7-9月期では同4%の減益に転じている。四半期ベースで続いてきた増益が途切れる形に。おむつ事業の伸び悩みなどが背景と見られる。通期予想は1840億円で据え置いているが、市場コンセンサス1920億円レベルまでの到達は難しくなってきたとの見方にも。 <7205> 日野自動車 1137 -26 続落。昨日発表した決算が嫌気される展開になっている。4-9月期営業利益は329億円で前年同期比39%減益、通期予想は800億円から600億円に下方修正している。実績値は市場予想並みの水準であるが、下方修正値は若干の未達予想であったコンセンサスを大きく下回り、ネガティブに捉えられている。海外販売の停滞に加えて、国内でも販売競争が激化する方向に。 <6702> 富士通 608.4 +9.1 小幅反発。前日は想定以上の好決算を背景に大きく上昇したものの、本日は利食い売りが優勢となっている。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価は620円を継続としている。コア事業の成長力底上げ施策に関しては、成果刈り取りには相当の時間を要すると判断しているもよう。なお、マッコーリー証券では投資判断を「アウトパフォーム」に格上げしている。
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半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
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トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
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国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
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インクジェットプリンター大手。1942年設立。POSシステム関連製品、ラベルプリンター、液晶プロジェクター、産業用ロボット等も。オフィスプリンティング、商業・産業プリンティングなどを成長領域に位置付け。 記:2024/10/14
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自動車部品メーカー。自動車向けの空調製品や熱交換器などを手掛ける。売上の約8割が日産向け。日産の保有株売却で筆頭株主になった米投資ファンドKKRがTOBを実施。TOBの成立で17年5月8日付で上場廃止に。 記:2017/05/27
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大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
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ハードコートフィルムや導電性フィルム、光制御フィルムなど機能性フィルム製品の開発・製造を行う。建設・土木業界向けサービス等のデジタルツイン事業も。自社製AR、BIM自動化、点群自動化の開発などを進める。 記:2024/07/28
8604 東証プライム
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+1.4(0.15%)
時価総額 2,942,114百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17