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【注目銘柄ダイジェスト】コカウエスト、太平洋セメントが大幅反発、コマツは大幅続落に

2016/10/26 17:55 FISCO
*17:55JST 【注目銘柄ダイジェスト】コカウエスト、太平洋セメントが大幅反発、コマツは大幅続落に <1815> 鉄建 343 +19 賑わう。前日に発表した収益予想の上方修正が買い材料。上半期営業利益は従来予想の15億円から27.4億円、前年同期比43%増益の水準にまで上方修正している。上振れ期待はあったものの、第1四半期から増益率は一段と拡大しており、想定以上の上方修正と捉えられる。売上高は想定を下回るものの、土木・建設工事ともに利益率が向上したもようだ。 <6301> コマツ 2320.5 -58.5 大幅続落。米キャタピラーが前日に発表した決算が売り材料につながっている。第3四半期決算は市場予想を上回ったものの、今年の売上高見通しを下方修正、従来予想の400億−405億ドルから約390億ドルとしており、市場予想平均約400億ドルを下回っている。これを受けて株価は約2%の下落に。あらためて厳しい外部環境が認識される格好にも。 <7741> HOYA 4364 +234 大幅続伸。SMBC日興証券が投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も4000円から5500円に引き上げている。今後は18.3期の業績トレンドに注目としている。ライフケアでの買収効果が収益増に寄与し始めるほか、情報通信での減益傾向の下げ止まりが顕在化するとみている。また、M&A戦略加速といった有意な成長投資は真の企業価値を高めるものとして評価すべき局面とも指摘。 <2579> コカ・ウエスト 3100 +114 大幅反発。コカ・コーラグループとキリンHDが清涼飲料事業で資本業務提携の方針を固めたと報じられている。グループ同士で数%ずつを持ち合い、物流と原料調達で連携するもよう。コカ・イーストとの経営統合を発表したばかりであり、矢継ぎ早の収益力強化策を評価の動き。これまで同業メーカーと本格的な協業は行っていなかったため、「企業の変化」として評価も高まる。 <5233> 太平洋セメント 309 +27 大幅反発、前日に業績修正を発表、経常利益は上半期が185億円から200億円に増額も、通期では620億円から570億円に減額。原価低減で上半期経常利益は上振れも通期では持分法投資損益の悪化が響くもよう。最終利益は繰延税金資産の計上で上方修正している。上半期の本業利益の上振れをポジティブ視しているほか、同時に発表した発行済みの2.76%を上限とする自社株買いもプラスインパクトに。 <6798> SMK 388 +34 急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は7.5億円で前年同期比71%減益、通期予想は31億円から26億円に下方修正している。ただ、実績値は第1四半期決算時に発表した下方修正前の水準6億円も上回る着地になっており、過度な業績悪化懸念が後退する状況となっているもよう。株価は大きく調整で、市場では一段の下振れなども想定していたとみられる。 <6641> 日新電機 1540 -89 大幅反落。前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の25億円から49億円、前年同期比2.5倍に、通期では150億円から165億円、前期比33%増益に増額している。電力機器事業の増収、ビーム・真空応用事業の採算改善などが業績上振れの背景。ただ、第1四半期実績が25.5億円であったため、大幅な上方修正は織り込み済み。通期の市場コンセンサスには依然10億円ほど未達状況。 <4519> 中外製薬 3490 -80 売り先行。前日に1-9月期の決算を発表、ネガティブ視される格好になっている。営業利益は586億円で前年同期比13%減益、1-6月期は同1%増益であったため、収益は急速に失速する形となっている。失速の主因はロシュ向けのアクテムラ輸出が大幅に減少、マイルストーン収入が減少したことである。ただ、もともと在庫調整の可能性などは指摘されており、売り一巡後は下げ渋りへ。
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鉄道関連の土木・建築工事に強み。JR東日本系列。一般土木・建築工事も。24.3期3Q累計は建築工事の価格改定に遅れ。円安響き海外工事の採算も低下。ただ昨年末受注残は22年末比17%増と2697億円と豊富。 記:2024/04/15
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コカ・コーラウエスト、コカ・コーライーストジャパンの経営統合で2017年に誕生。国内最大のコカ・コーラボトラー。炭酸、茶系、コーヒーの販売比率が高い。コンビニ向けは新製品、カスタマー限定製品の展開を強化。 記:2024/08/23
4519 東証プライム
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時価総額 11,610,686百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
5233 東証プライム
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セメントメーカー国内最大手。セメントや生コンクリートの製造・販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品等を手掛ける。セメント製造環境技術、安定供給能力等が強み。東南アジアでの事業拡大などに注力。 記:2024/04/29
6301 東証プライム
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時価総額 3,950,973百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6641 東証プライム
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時価総額 182,883百万円
電力機器メーカー。半導体・液晶製造装置や太陽光発電機器も。収益4Q偏重傾向。親会社の住友電気工業が完全子会社化に向けて行ったTOBが成立。同社株は4月27日付で上場廃止に。23.3期3Q累計は営業益続伸。 記:2023/04/12
6798 東証プライム
2,388
10/4 15:00
+11(0.46%)
時価総額 17,194百万円
電子部品メーカー。1925年創業。コネクタやリモコン、スイッチ、通信モジュール、タッチパネル、ユニット等を手掛ける。コネクタは車載市場で電装品関連等が拡大。中期経営計画では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/17
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時価総額 7,290,124百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30