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【注目銘柄ダイジェスト】日本紙、サイバーAG、住友ゴが大幅反発、関西電力は急落

2016/3/10 17:51 FISCO
*17:51JST 【注目銘柄ダイジェスト】日本紙、サイバーAG、住友ゴが大幅反発、関西電力は急落 <6632> JVCKW 317 +13 大幅反発。シスメックス<6869>と共同で、医療用検査装置の開発に取り組むと発表している。血液を用いてがんなどの病気を早期に発見するといった検査の実現を狙うようだ。新規分野の寄与による業績拡大期待などが先行する格好に。自動運転車関連などといったテーマ性も高く、個人投資家の関心も高まりやすくなっている。 <7269> スズキ 2998.5 +161.5 大幅続伸。インドで生産する小型車「バレーノ」の国内販売を開始と報じられている。インド製の輸入は国内メーカーでは初めてとなるようだ。軽依存からの脱却、生産コストの低減などに対する期待感が先行へ。また、クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げしている。CB発行発表で懸念されてきた悪材料の出尽くし、インドの需要好調を背景とした他社を上回る台数成長の期待、相対的な為替感応度の低さなどを背景としている。 <3863> 日本紙 2054 +129 大幅反発。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価も1700円から2100円に引き上げている。来期営業利益は275億円から331億円に上方修正しているもよう。燃料価格の下落に加えて、従来想定比での円高による調達コスト削減などで、増益幅は拡大すると予想しているようだ。 <9503> 関西電力 1047 -181 急落。大津地裁では、高浜原発3、4号機の運転差し止めを命じる決定をしたと報じられている。同社では運転中の3号機を本日中に停止させる予定。稼働中の原発が司法判断によって停止するのは初めてとなるもよう。燃料費低下に伴う値下げが困難になることで、今後の業績や配当への懸念が強まっているようだ。野村證券では、高浜3-4号の再稼働が見通せるまで株価上昇は困難として、投資判断を格下げしている。また、他の電力会社も軒並み安の展開。今後もこうした動きが増加する可能性などに警戒感が挙がっているようだ。 <8068> 菱洋エレク 1341 +106 大幅反発。前日に前1月期の決算を発表、実績営業利益は8.8億円で前年同期比57%減益、先の上方修正値の水準で着地している。また、今期は21億円で同2.4倍と急回復の見通しになっている。想定以上の増益ガイダンスに加えて、発行済み株式数の0.61%を上限とする自社株買いの実施を発表していることも支援材料につながる。 <5481> 山陽特殊製鋼 530 -31 大幅続落。大津地裁による高浜原発運転差し止め仮処分決定を受けて、コスト増への警戒感などが高まる状況になっているもよう。高浜原発再稼働を受けて、電炉メーカーの中では電力コスト低下によるプラスメリットが最も大きいと銘柄との評価もあったため、原発停止による失望感もより強まる格好になっている。 <4751> サイバーAG 4700 +225 大幅反発。ジェフリーズ証券では投資判断「買い」を継続で、目標株価を6400円から6600円に引き上げている。16.9期営業利益予想を300億円から355億円へ上方修正しているもよう。『グランブルーファンタジー』の減速リスクは若干懸念されるものの、『アイドル マスターシンデレラガールズ』の堅調な売上はポジティブと捉えている。動画配信プラットフォームへの投資費用が膨らむものの、既存事業の収益性改善でカバーと見ている。 <5110> 住友ゴム 1695 +75 大幅反発。岡三証券ではレーティングを新規に「強気」、目標株価は1940円としている。17.12期までROEの低下局面は続くと予想するが、株価バリュエーションは割安な水準と評価している。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」で目標株価を1850円から2000円に引き上げ。製品ミックスの従来想定を上回る好転などにより、今12月期の営業利益は会社計画を上回ると予想しているもよう。 《AK》
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大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
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5110 東証プライム
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5481 東証プライム
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特殊鋼専業大手。1933年創業。日本製鉄傘下。軸受鋼で国内トップシェア。高清浄度鋼の製造技術力に定評。金属粉末製品や素形材製品等も。連結配当性向35%程度目安。26.3期経常利益220億円程度目標。 記:2024/06/04
6632 東証プライム
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時価総額 210,740百万円
カーナビ等の車載機器、無線システム、音響機器等を手掛ける電機メーカー。日本ビクターとケンウッドの経営統合により誕生。中計では26.3期売上高3700億円以上目標。ゲーム・アニメ事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/04
6869 東証プライム
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検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は8割超、世界中に展開。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの等が伸長。手術支援ロボット拡大。 記:2024/06/30
7269 東証プライム
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-31.5(-1.97%)
時価総額 3,085,382百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
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時価総額 106,262百万円
三菱電機系列の半導体商社。米インテル製半導体なども扱う。リョーサンと経営統合に伴い3月28日付で当社株は上場廃止に。代わって4月1日付で持株会社のリョーサン菱洋HDが上場へ。24.3期は14カ月変則決算。 記:2024/03/10
9503 東証プライム
2,473
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時価総額 2,321,487百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17