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【注目銘柄ダイジェスト】SUMCO、東芝が安値更新、さくらはストップ高

2015/12/21 17:39 FISCO
*17:39JST 【注目銘柄ダイジェスト】SUMCO、東芝が安値更新、さくらはストップ高 <9603> HIS 3865 +135 反発。先週末に自己株式の取得実施を発表、発行済み株式数の3.08%に当たる200万株を上限として、本日から来年4月28日までを取得期間としている。当面の需給面での下支えにつながるとの期待が先行へ。一部国内系証券で投資判断格上げの動きも観測されるようだ。なお、同社の自己株式取得は8年ぶりとなるようだ。 <3778> さくら 623 +100 ストップ高。ここ4営業日での上昇率は2.2倍の水準にまで達している。ブロックチェーンの実証実験環境を無償提供と伝わって以降、フィンテック関連として短期資金の関心が向かう状況となっている。本日は、一部報道で、銀行のIT関連企業買収が可能にと伝わっていることも、フィンテック関連物色の支援材料と捉えられる。 <6238> フリュー 2770 -202 売り優勢。先週末に新規上場、公開価格を0.6%上回る3220円の初値をつけたが、その後は利益確定の動きに押されて、終値は初値を7.7%下回る2972 円となっていた。業績の先行き警戒感のほか、IPOラッシュとなるなかで公開規模の大きさも重しとなったもよう。本日も値動きの鈍さが嫌気されて、短期資金の見切り売りに押される展開のようだ。 <3436> SUMCO 930 -58 大幅続落で年初来安値を更新。足元では、アナリストの目標株価引き下げの動きなどが目立っている。本日は、シティグループ証券が投資判断「1」継続ながら、目標株価を1800円から1700円に引き下げ。業界全体の稼働率が低下している中、16年1月以降の価格改定では、300mmウエハの平均価格が前四半期比4%低下と予想、従来の横ばいから下方修正しているようだ。つれて、来12月期営業利益を380億円から330億円へ下方修正。 <7911> 凸版印刷 1108 +44 反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1030円から1400円に引き上げている。事業構造の転換が進み、今後は工場新設のバリアフィルムや競争力のある情報系事業が成長を牽引するとみているもよう。財務基盤も強固であり、資産価値から見た割安修正の動きを期待しているようだ。 <6502> 東芝 254.8 -27.7 大幅続落で年初来安値を更新。今期は2000億円を超えるリストラ費用を計上、最終損益は5000億円強の赤字になる見通しと報じられている。米ウエスチングハウスののれん減損損失を見込まないベースと見られること、株主資本がほぼ半減する水準であることなどから、損失規模は想定よりも大きいとの見方が優勢となっているもよう。構造改革を好感する動きは限定的にとどまっている。 <4716> 日オラクル 5700 -370 急反落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は226億円で前年同期比0.5%減益となっている。前年同期比の水準が高水準であったため、第2四半期(9-11月期)は同3.2%減収、同7.9%営業減益となった。市場予想を10億円程度下回ったと見られる。株主還元強化への期待が高かった中、配当政策などの言及がなかったこともネガティブ視。 <2503> キリンHD 1171 +53 急速に切り返す展開に。ブラジル子会社での減損損失の発生、並びに、業績予想の下方修正を発表している。足元の利益水準の低下を反映、ブラジルキリン社の取得に伴い生じたのれん等について、約1140億円を特別損失として計上するもよう。つれて、今12月期最終損益は580億円の黒字から560億円の赤字に下方修正している。ただ、ブラジル社の減損損失の発生は避けられないと見られていたことで、停滞事業の構造改革の加速を期待する動きが優勢に。
関連銘柄 8件
2503 東証プライム
2,208
10/7 15:00
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時価総額 2,018,112百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
3436 東証プライム
1,669
10/7 15:00
+25.5(1.55%)
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半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3778 東証プライム
4,100
10/7 15:00
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時価総額 154,246百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
4716 東証スタンダード
15,115
10/7 15:00
+565(3.88%)
時価総額 1,938,695百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。データベース管理システムなどに強み。ライセンスサポートは高い契約更新率を維持。OCIは引き合い強く、東京データセンター等の利用量は順調増。 記:2024/05/17
6238 東証プライム
1,067
10/7 15:00
+29(2.79%)
時価総額 30,192百万円
プリントシール機やクレーンゲーム景品等の開発・販売を行う。家庭用ゲームソフト事業、ゲームアプリ事業等も。オムロングループから独立して誕生。プリントシール画像取得・閲覧サービスの有料会員数は147万人。 記:2024/05/03
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
7911 東証プライム
4,494
10/7 15:00
+15(0.33%)
時価総額 1,571,579百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
9603 東証プライム
1,722
10/7 15:00
-24(-1.37%)
時価総額 137,521百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09