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【注目銘柄ダイジェスト】国際帝石、荏原など大幅高、日本郵政は高値を更新

2015/11/11 17:24 FISCO
*17:24JST 【注目銘柄ダイジェスト】国際帝石、荏原など大幅高、日本郵政は高値を更新 <6981> 村田製 19330 +105 切り返したが上値重い。米アップルの株価下落が米国市場で目立っており、電子部品の一角にはネガティブな見方も連想されているようだ。クレディ・スイス証券(CS)では、一部アジア系サプライヤーにおいてiPhone生産計画の下方修正が出始めているもようと指摘。来年1-3月期の生産計画についても、さらに下方修正される可能性があり注視する必要としている。アルプスや航空電子なども、前日に続いて軟調な動きになっている。 <6369> トーヨーカネツ 246 +46 急伸で東証1部の上昇率トップ。決算と同時に発表した株主還元方針が評価される格好に。連結配当性向は20-30%と設定しているほか、連結総還元性向は50-75%と設定。これに伴い、今期の年間配当金を4円から5円に増配するとしているほか、大規模な自社株買いの実施も発表している。発行済み株式数の9.0%に当たる1000万株を取得上限としており、本日から3月23日が取得期間。当面の需給面での下支えにつながるとの期待が高まる。 <1605> 国際帝石 1217 +49.5 大幅反発。前日に上半期の決算を発表している。上半期経常利益は2588億円で前年同期比30%減益、通期予想は従来の4790億円から4340億円に下方修正している。ただ、足元の原油市況の状況から業績の下振れは想定線、通期の市場予想は3900億円レベルであったと見られる。想定以上に業績は底堅いとの見方から、短期的な悪材料出尽し感が強まる格好のようだ。前日のNY原油市況の上昇なども支援材料。 <4321> ケネディクス 483 +44 急伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計の営業利益は88.4億円で前年同期比41%増益、通期計画の85億円を上回る推移となっている。また、発行済み株式数の1.6%に当たる440万株を上限とした自社株買いの実施を発表、本日から12月18日までを取得期間としている。想定以上の好決算に加えて、株主還元策の拡充で、個人投資家の関心が高まる展開になっているようだ。 <6141> DMG森精機 1620 -242 東証1部の下落率トップ。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は47億円で前年同期比2%の減益となっている。9ヶ月決算の通期予想は300億円を据え置いているが、特殊損益の発生を考慮すると、計画達成に不透明感も高まっているもよう。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、米国で直販体制への変更に伴う一時的な売上減少への懸念、工作機械需要の伸び率鈍化見通しなどをマイナス視へ。 <7240> NOK 3310 +333 大幅高。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は293億円で前年同期比15%増益、従来予想の325億円は下振れる格好になっているが、市場コンセンサスは10億円程度上回る形に。スマホ向けFPCなどの収益性が市場想定以上に高まっているもよう。通期予想は経常利益以下を上方修正しており、据え置きの営業利益達成の確度も高まったとの見方になっているようだ。 <6773> パイオニア 299 -28 大幅続落。前日に発表した上半期の決算では、営業利益は21億円で前年同期比38%減益、会社計画10億円は上回ったものの、市場想定どおりの水準でインパクトは乏しくなっている。通期は従来予想を据え置きへ。自動運転関連としての期待感から株価が上昇していたこともあり、決算発表が短期的な利食い売りのきっかけにもつながる。自動運転関連分野の収益本格貢献には時間を要するとの見方もあらためて強まる。 <5713> 住友鉱 1370.5 -120.5 大幅続落。前日に上半期の決算を発表、経常利益は646億円で前年同期比19%減益、従来計画線での着地となったが、通期予想は1480億円から850億円にまで下方修正、1200億円レベルの市場予想も大幅に下回る水準にまで減額している。金属価格下落の影響が響いたほか、持分法投資損益の悪化も響いた。通期業績下方修正に伴い、年間配当金も従来の48円から31円に引き下げている。 <6361> 荏原 571 +37 大幅高。前日に上半期の決算を発表している。営業損益は46.2億円の黒字となり、前年同期比では52.3億円の収益改善となっている。風水力事業や精密電子事業がけん引する格好に。業績は第4四半期に偏重しやすく、通期予想に対する進捗率は低いものの、上半期は市場コンセンサスの収支均衡水準を大きく上回っており、インパクトは強まる格好に。 <6178> 日本郵政 1851 +96 後場も一段高、上場2日目に付けた高値1854円を更新している。郵政グループ3社の中でも、調整一巡後の反発力は強まる格好に。FTSEリバランス一巡の影響なども本日は懸念されたが、全国の主要ターミナル駅前での不動産開発を強化しているなどと報じられていることで、保有不動産などへの関心があらためて高まる状況に。前日には、ゆうちょ銀<7182>やかんぽ生命<7181>の限度額上げなども伝わっており、規制緩和を好感した海外投資家の資金流入加速なども引き続き思惑視される。
関連銘柄 12件
1605 東証プライム
2,165.5
10/7 15:00
-0.5(-0.02%)
時価総額 3,002,827百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
4321 東証1部
748
3/16 15:00
±0(0%)
時価総額 164,995百万円
独立系の不動産ファンド運営会社。不動産管理・運営も。20.12期はコロナ禍に伴う運営ホテルの一時休業などが痛手に。三井住友F&リースによるTOBが成立。3月19日付で上場廃止に。伊藤忠との業務提携は解消。 記:2021/03/09
5713 東証プライム
4,632
10/7 15:00
+48(1.05%)
時価総額 1,347,050百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6141 東証プライム
2,977
10/7 15:00
+90.5(3.14%)
時価総額 374,965百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6178 東証プライム
1,416
10/7 15:00
+36.5(2.65%)
時価総額 5,335,304百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6361 東証プライム
2,429
10/7 15:00
+19(0.79%)
時価総額 1,121,977百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
6369 東証プライム
4,240
10/7 15:00
+80(1.92%)
時価総額 39,530百万円
物流システムの設計、製作、施工等を行う物流ソリューション事業が主力。空港手荷物搬送システムで国内トップシェア。プラント事業、産業機械事業等も。配当性向50%以上目安。物流ソリューションは事業領域拡大図る。 記:2024/08/09
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
6981 東証プライム
2,851
10/7 15:00
+54(1.93%)
時価総額 5,780,240百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7181 東証プライム
2,710.5
10/7 15:00
+67(2.53%)
時価総額 1,083,371百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7182 東証プライム
1,401
10/7 15:00
+38.5(2.83%)
時価総額 5,253,113百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供。邦銀最大級の顧客基盤が強み。通常貯金口座数は約1.2億口座。総資産は238兆円超。中計では26.3期純利益4000億円以上目標。 記:2024/09/03
7240 東証プライム
2,330
10/7 15:00
+25(1.08%)
時価総額 403,414百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20