マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/30 4:24:38
9,366,056
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】日本電産が大幅反発、エーザイ、航空電子は大幅続落に

2015/7/23 19:31 FISCO
*19:31JST 【注目銘柄ダイジェスト】日本電産が大幅反発、エーザイ、航空電子は大幅続落に <6594> 日本電産 10690 +859 大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は311億円で前年同期比24%増益、300億円程度であった市場コンセンサスを上回る着地となっている。足元で市場予想未達といった見方も増えていただけに、ポジティブなインパクトにつながる状況にも。前四半期比での増益も確保、9四半期連続での増益を達成している。HDD向けは伸び悩みも、その他精密小型モータが拡大する形となっているようだ。 <4523> エーザイ 8320 -518 大幅続落。アルツハイマー病治療剤のパートナー企業であるバイオジェンが、「BIIB037」のフェーズ1bの新たな試験結果を発表している。6ミリグラム投与群のデータでは、認知症スケールで統計学的に有意な効果はみられなかったようだ。これを受けてバイオジェンは前日に4%強の株価下落となっており、同社にもネガティブな見方が優勢に。足元では今回の試験結果に期待感を先行させる向きもあったようだ。 <6807> 航空電子 2913 -187 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は65.4億円で前年同期比31.2%増益と、2ケタ増収増益決算となった。ただ、67億円レベルであった市場予想は下回る形に。全般的にスマホ向け電子部品に関しては先行き懸念が強まりつつあるが、こうした懸念を払拭できるような状況には至っていない。なお、油田関係の需要が低迷したこと航機部門が赤字となり、市場想定を下振れる要因となったようだ。 <8604> 野村HD 889.4 +2.2 切り返したものの売りが先行。UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は925円としているようだ。業績予想を上方修正しているが、当面のポジティブ材料は織り込んだものと考えており、株価水準の割安感は乏しくなったと判断。なお、第1四半期純利益は前年同期比2.6倍の517億円を予想しているようだ。 <4114> 日本触媒 1776 +93 大幅高。第1四半期純利益は前年同期比80%増の80億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。ナフサ価格の下落に伴って、主力の高吸水性樹脂の利益率が向上しているようだ。みずほ証券では、営業外収支や特別損益など特殊要因の発生がないと仮定すると、営業利益は100億円を超える水準と推定されると指摘。営業利益の市場予想は75億円程度であり、大幅に上振れる格好となっている。 <8732> マネーパートナーズ 530 +80 ストップ高。前日に第1四半期の業績速報を発表している。営業利益は3.8億円で、前年同期比約10倍となっている。月次動向から好決算への期待は高かったと見られるが、変化率の高さにインパクトが強まる格好へ。なお、マネースクウェアなどにも好決算期待が波及、強い動きとなってきている。 <7970> 信越ポリマー 592 +38 大幅高。前日に第1四半期の決算、並びに業績見通しを発表している。第1四半期営業利益は7.5億円、前年同期比5.2%増益での着地となった。一方、これまで未定としていた業績見通しに関しては、上半期営業利益は17億円で前年同期比37.9%増益、通期では34億円で前期比52.4%増益見通しとしている。通期の市場予想は30億円レベルであり、想定以上の大幅増益見通しにインパクトが先行。 <5423> 東京製鐵 865 -37 大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表している。経常利益は43.9億円で前年同期比6.2%増益、上半期見通しは従来の60億円から70億円に上方修正している。コンセンサスや会社計画なども上回ったとみられ、据置の通期予想は再増額されるとの見方も多い。ただ、会社側の通期計画120億円に対して、通期の市場予想は160億円弱の水準である。販売価格は想定以上に下落してきているもようであることから、通期でのコンセンサス水準到達は難しいといった見方も優勢に。 <3106> クラボウ 256 +5 出来高伴い反発。東洋製罐グループ(5901)と、費用を従来の3分の1以下に抑えた遺伝子検査器を年内に売り出すと報じられている。食品メーカーが輸入したミンチや加工食品に表示外の肉が混入していないかどうかなどを判別できるもよう。TPP進展で海外からの食品輸入などが増加すると見られる中、今後の需要の高まりが想定される状況に。
関連銘柄 9件
3106 東証プライム
4,795
9/27 15:00
+75(1.59%)
時価総額 95,900百万円
大手繊維メーカー。化成品や環境メカトロニクス、食品等の分野で事業展開。ホテル等の運営や不動産開発も。軟質ウレタンは自動車内装材向けの国内受注が順調。断熱材も販売順調。24.3期3Qは化成品事業が堅調。 記:2024/04/15
4114 東証プライム
1,753.5
9/27 15:00
-28.5(-1.6%)
時価総額 273,546百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4523 東証プライム
5,525
9/27 15:00
-31(-0.56%)
時価総額 1,638,533百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
5423 東証プライム
2,023
9/27 15:00
-40(-1.94%)
時価総額 222,659百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
6594 東証プライム
3,108
9/27 15:00
-3,157(-50.39%)
時価総額 3,706,504百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6807 東証プライム
2,638
9/27 15:00
-7(-0.26%)
時価総額 185,459百万円
NEC系のコネクタメーカー。携帯機器、自動車向け売上比率が高い。ユーザー・インターフェース・ソリューション、加速度計、ジャイロ等も手掛ける。26.3期売上2600億円目標。コネクタは新市場・顧客開拓図る。 記:2024/08/27
7970 東証プライム
1,591
9/27 15:00
-18(-1.12%)
時価総額 131,453百万円
信越化学工業傘下の樹脂加工メーカー。入力デバイスや半導体関連容器、ラッピングフィルム等を手掛ける。半導体搬送用ボックスなどで世界シェアトップクラス。主力製品の拡販、生産・供給体制の拡充などに注力。 記:2024/08/12
8604 東証プライム
808.1
9/27 15:00
+9(1.13%)
時価総額 2,613,042百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17
8732 東証スタンダード
224
9/27 15:00
-4(-1.75%)
時価総額 7,572百万円
外国為替証拠金取引大手。業界初となる5通貨ペアでのスプレッド0.0銭(売買同値)の提示を標準化。CFD取引やシステム開発業務等も。総口座数は37万口座超。配当性向50%目途。不採算事業の見直し推進。 記:2024/06/04