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ラクオリア創薬 Research Memo(13):資金調達戦略は従来から不変。市場の理解と株主価値向上を最優先

2019/3/28 7:53 FISCO
*07:53JST ラクオリア創薬 Research Memo(13):資金調達戦略は従来から不変。市場の理解と株主価値向上を最優先 ■資金調達について 2019年12月期の業績見通しにおいて利益の黒字転換を打ち出したラクオリア創薬<4579>であるが、未導出のプログラムを多数抱える一方次の化合物の探索を続ける同社は、安定収益確保への途上にあり、事業運営のための資金獲得は依然として重要な問題だ。 新中期経営計画の中でも資金調達方針について触れているが、その中で同社は基本方針として、1)各年度末の事業運営のための資金残高について30億円を維持する、2)原則として運転資金は事業収益からの資金収入と事業費用圧縮効果により調達する、3)余剰資金は研究開発費に充当し、早期収益化を目指す、4)市場からの調達に際しては株主価値向上につながるような明確なEquity Storyを持った資金調達を提示・実行する、としている。これらは従来から変更はない。 2019年3月8日、同社は大和証券を割当先とする第三者割当による行使価額修正条項付第15回新株予約権を発行すると発表した。調達資金は約10億円で、探索研究段階での継続的なリード化合物・開発化合物創出に向け研究開発費を充当するほか、前臨床試験段階以降での研究開発費、子会社ラクオリア イノベーションズ株式会社での創薬シーズ発掘のための活動資金などに充てる方針だ。基本方針に沿った資金調達となったほか、潜在的な希薄化は最大2.6%にとどまり、株価への影響も短期的かつ限定的と弊社では受け止めている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《SF》
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旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19