トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
NYダウ
11/22
44,296.51
+888.04
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 2:56:39
14,820,738
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
エネクス Research Memo(3):LPガス事業の大型再編を実施。LPガスCPの上昇で在庫影響もプラス寄与が拡大
2018/3/16 16:03
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*16:03JST エネクス Research Memo(3):LPガス事業の大型再編を実施。LPガスCPの上昇で在庫影響もプラス寄与が拡大 ■事業部門別動向 1. ホームライフ部門 ホームライフ部門の今第3四半期(累計)は、売上収益68,170百万円(前年同期比18.4%増)、営業活動に係る利益1,638百万円(同6.9%増)と増収増益で着地した。 ホームライフ部門における今第3四半期の最大の進捗は、大阪ガスとのLPガス事業の再編だ。関東・関西・中部の3地域については、両社は共同出資で(株)エネアークを設立し、2017年10月1日からエネアークに両社の販売子会社を移管した。また、それ以外の地域については、伊藤忠エネクス<
8133
>が大阪ガスグループの販売会社3社(北海道と四国2県)の全株式を取得し傘下に収めた。 この事業再編の結果、関東・関西・中部の3地域におけるLPガス事業の収益はエネアークに移り、同社決算には持分法投資損益として取り込まれることになった。一方、北海道と四国2県の販社を子会社化したことにより、同社の直販のLPガス顧客軒数は、再編直前(17年9月末)の約344,000軒から2017年12月末には約540,000軒に増加した。 なお、今回の事業再編に際しては、本来的な事業収益以外にも、一時的な損失や利益が発生している。大まかに言えば、第2四半期決算において損失が先に発生し、持分法損失としてPLに表れた。その後第3四半期において事業再編等利益が発生した。これが第2四半期及び第3四半期決算における営業活動にかかる利益と税引前利益の増益率の差の原因だ。なお、事業再編の影響の詳細は以下のとおりで、最終的に約14億円の利益となった。今回の事業再編にからむ一時的な損益はこれで一旦終了したとみられる。 LPガス事業の損益に大きな影響を及ぼすCP(コントラクトプライス)は、今第3四半期も上昇基調を辿り、2017年9月の480ドル/トンから12月には590ドル/トンへと上昇した。LPガス事業では大量の軒下在庫を抱えており、期末のCPの水準によって在庫影響額が損益に影響を与えることになる。今第3四半期末は590ドル/トンに上昇したため、在庫影響額は大きくなプラスとなったとみられる。前述のLPガス再編で一部の収益が営業活動に係る利益段階から外れたにもかかわらず、今第3四半期(単独期間)のセグメント利益が前年同期比1億円弱の減益にとどまったのは、この在庫影響額の効果とみられる。 ホームライフ部門では電力・ユーティリティ部門の販売会社として、LPガスと電気のセット販売を推進している。今第3四半期の3か月間に契約数を約7,000軒上積みし、2017年12月末の累計契約数は約49,000軒となった。同社は今年度末(2018年3月末)の目標として70,000軒を掲げているが、これまでのところはそのペースを下回っており、目標の達成はかなり厳しいと弊社ではみている。しかしながら、電力販売事業の収益は現在の契約軒数でも黒字化しているとみられ、この点は想定以上の進捗といえる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MW》
関連銘柄 1件
8133 東証プライム
伊藤忠エネクス
1,616
11/22 15:30
+6(0.37%)
時価総額 188,880百万円
伊藤忠傘下のエネルギー商社。自動車販売のカーライフ事業、船舶燃料販売等の産業ビジネス事業、電力小売事業等も。配当性向40%以上目処。LPガスの直売顧客軒数は57万件超。31.3期純利益200億円以上目標。 記:2024/06/04
関連記事
3/16 16:01 FISCO
ダイナック Research Memo(5):17/12期は減収減益で着地。既存店売上はプラスながら、新規出店遅れが響く
3/16 16:01 FISCO
エネクス Research Memo(2):増収増益で着地。利益では第3四半期の過去最高を更新
3/16 15:59 FISCO
エネクス Research Memo(1):将来に向けた成長投資と業績が、ともに順調に進捗
3/16 15:58 FISCO
ダイナック Research Memo(4):既存店舗の評判と実績が新たな契約につながる正の循環が強み
3/16 15:58 FISCO
ダイナック Research Memo(3):都心部のオフィス街に多業態の店舗を超ドミナント展開する点に特徴と強み