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*12:25JST 日経平均寄与度ランキング（前引け）～ 日経平均は7日ぶり反発、ファーストリテが約15円押し上げ 9日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり161銘柄、値下がり56銘柄、変わらず8銘柄となった。 日経平均は7日ぶり反発。前週末比86.75円高の16193.47円（出来高概算8億1000万株）で前場の取引を終えた。注目された米4月雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を下回り、米国の6月利上げ観測は後退した。しかし、為替相場が1ドル＝107円台で落ち着いていることが安心感につながり、日経平均は前週末までの大幅下落に対する自律反発の流れから119円高でスタートした。寄り付き後は一時上げ幅を186円高まで広げ16300円に迫る場面もあったが、買い戻しが一巡すると伸び悩む展開となった。 値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり、日経平均を約15円押し上げた。前週末に発表した4月度月次データで、既存店売上高が前年同月比1.3％増と2ヶ月ぶりのプラスに転じた。日経平均構成銘柄の上昇率トップはIHI<7013>で5.9％高、同2位はマルハニチロ<1333>で3.8％高だった。IHIは17年3月期営業利益が600億円程度になりそうだとの観測報道が伝わっているが、目先の安心感が先行する展開となった。 一方、値下がり寄与トップはKDDI<9433>となった。通信大手では同社のほかNTT<9432>、NTTドコモ<9437>も前引け時点でマイナスとなった。日経平均構成銘柄の下落率トップはJFE<5411>で4.3％安、同2位は三菱自<7211>で3.7％安だった。中国で鉄鋼増産の動きが出始めたと一部メディアが伝え、JFEや新日鉄住金<5401>などが売られた。また、三菱自は本日売買分より信用取引に関する規制措置が実施されている。 *11:30現在 日経平均株価　　16193.47(+86.75) 値上がり銘柄数　161(寄与度+118.12) 値下がり銘柄数　 56(寄与度-31.37) 変わらず銘柄数　　8 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 <9983> ファーストリテ 28410 390 +15.30 <9984> ソフトバンクG 5802 84 +9.88 <6954> ファナック 16020 175 +6.86 <3382> 7&I-HD 4670 170 +6.67 <9613> NTTデータ 5670 100 +3.92 <8801> 三井不 2666 64.5 +2.53 <4901> 富士フイルム 4461 64 +2.51 <4151> 協和キリン 1950 57 +2.24 <2503> キリンHD 1764 54.5 +2.14 <4502> 武田 5185 54 +2.12 <9735> セコム 8361 54 +2.12 <7267> ホンダ 2976 25 +1.96 <7203> トヨタ 5528 50 +1.96 <6758> ソニー 2610.5 47 +1.84 <8830> 住友不 3128 47 +1.84 <4063> 信越化 6108 42 +1.65 <4324> 電通 5530 40 +1.57 <4568> 第一三共 2626 39.5 +1.55 <8001> 伊藤忠 1382.5 38.5 +1.51 <1925> 大和ハウス 2917.5 37.5 +1.47 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 <9433> KDDI 3150 -41 -9.65 <4503> アステラス薬 1438 -12 -2.35 <6988> 日東電 6314 -58 -2.27 <2502> アサヒ 3471 -52 -2.04 <4543> テルモ 4150 -25 -1.96 <4452> 花王 5939 -49 -1.92 <7733> オリンパス 3975 -35 -1.37 <6762> TDK 5820 -30 -1.18 <7269> スズキ 2885 -18.5 -0.73 <8766> 東京海上 3569 -30 -0.59 <3401> 帝人 368 -14 -0.55 <4042> 東ソー 471 -12 -0.47 <6367> ダイキン 8666 -11 -0.43 <4519> 中外薬 3620 -10 -0.39 <5713> 住友鉱 1164 -9.5 -0.37 <8725> MS&AD 2826 -30.5 -0.36 <6971> 京セラ 5284 -4 -0.31 <8630> 損保JPNK 2802 -31.5 -0.31 <5411> JFEHD 1470.5 -65.5 -0.26 <7751> キヤノン 3002 -4 -0.24 《NH》