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ムサシ Research Memo(8):金融汎用・選挙システム機材は金融機関向け需要底打ちを期待だが選挙機材で減収予想
2015/7/2 17:25
FISCO
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*17:27JST ムサシ Research Memo(8):金融汎用・選挙システム機材は金融機関向け需要底打ちを期待だが選挙機材で減収予想 ■2016年3月期の業績見通し (3)金融汎用・選挙システム機材セグメントの見通し ムサシ<
7521
>の金融汎用・選挙システム機材セグメントの2016年3月期の売上高は4,972百万円(前期比25.2%減)の計画となっている。前期比減収額は1,676百万円に達する。 このセグメントの内訳となる2つの事業部門は対照的な予想となっている。金融汎用システム機材事業は前期比23.8%(567百万円)増収の2,950百万円を計画している。この事業部門は金融機関の設備投資が過去しばらくの間、主としてIT関連に向かい、店舗機材には向けられてこなかった影響で、減収基調が続いてきた。2016年3月期は金融機関のIT投資が一段落したことや店舗機材の耐用年数等に照らして、需要が底打ちを見せると期待した計画となっている。 一方、選挙システム機材については、前期比53.1%(2,267百万円)減収の2,000百万円という計画だ。これは、2016年3月期中には国政選挙が実施されないという前提のため、前期の衆院選関連売上高の反動減が現われたということだ。 弊社では、このセグメント全体の売上高予想値に対しても保守的だという印象を有している。具体的には、金融汎用システム機材ではメガバンク系を筆頭に好業績下にあるため、これまで抑制してきた店舗機材について、大幅に刷新してくる可能性があると考えている。また、選挙システム機材では、国政選挙が実施されない年度の収益のベースが年々上昇してきている。その意味で上振れの可能性が十分あるものと考えられる。 セグメント利益については、利益源である選挙システム機材事業の大幅減収が見込まれるため、減益は避けられない。過去の例に照らすと減益額は700百万円~900百万円程度との推測が可能だ。直近の国政選挙未実施年は2012年3月期だったが、そのときのセグメント営業利益は207百万円だった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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情報・印刷・産業システム機材が主力。1946年創業。金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品等も。選挙システム機材で国内トップシェア。業務用ろ過フィルターは販売順調。デジタル非破壊検査機器の販売等に注力。 記:2024/09/02
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