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ムサシ Research Memo(7):メディアコンバート事業が増収をけん引する情報・印刷・産業システム機材
2015/7/2 17:24
FISCO
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*17:24JST ムサシ Research Memo(7):メディアコンバート事業が増収をけん引する情報・印刷・産業システム機材 ■2016年3月期の業績見通し (2)「情報・印刷・産業システム機材」セグメントの見通し 情報・印刷・産業システム機材セグメントの2016年3月期の売上高は25,343百万円(前期比5.2%増)を計画している。前期比増収額は1,246百万円となる。 このセグメントのうち注目すべきは、メディアコンバート事業の売上高計画が5,183百万円と、前期比1,182百万円(29.5%)の大幅な増収を見込んでいる点だ。結果的にメディアコンバート事業の増収額がセグメント全体の増収分をけん引するイメージだ。 弊社では、このセグメントの売上高計画について、保守的である印象を抱いている。それは、メディアコンバート事業の売上高が、大幅増収とはいえ東日本大震災直後の2012年3月期を下回っている点だ。その間の文書電子化ニーズの高まりや企業業績に支えられた民間企業のデジタル化予算の増額と案件数の増加、その結果として民需と官需の構成比の逆転、などの要素を考慮すれば、2012年3月期の売上高を超えてきても決しておかしくはないと考えている(4ページのグラフ参照)。同社は2015年3月期から採算性を重視する姿勢を鮮明にしており、2016年3月期においてもそうした姿勢を貫くものと考えられる。それが、同社に慎重な売上高予想をさせている要因と思われるが、潜在的な文書電子化ニーズは数年前に比較してかなり蓄積されてきていると考えられ、同社の売上実績が上振れで着地しても何ら不思議ではないというのが弊社の見方だ。 ムサシ<
7521
>はセグメント利益の予想については公表していない。弊社では、メディアコンバート事業の増収により、このセグメントの営業利益は前期比増益になると考えている。メディアコンバート事業を取り巻く事業環境は、前述したような要因から2016年3月期は前期よりもさらに改善すると期待され、同社の受注スタンスも採算性重視ということでは変化がないと考えられるからである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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情報・印刷・産業システム機材が主力。1946年創業。金融汎用・選挙システム機材、紙・紙加工品等も。選挙システム機材で国内トップシェア。業務用ろ過フィルターは販売順調。デジタル非破壊検査機器の販売等に注力。 記:2024/09/02
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