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イデアインター Research Memo(9):ヒット商品が売上高押上げ、アウトドア向け新商品にも期待

2015/4/13 18:13 FISCO
*18:15JST イデアインター Research Memo(9):ヒット商品が売上高押上げ、アウトドア向け新商品にも期待 ■業績動向 (2)2015年6月通期業績見通し イデアインターナショナル<3140>は2015年6月通期について売上高5,219百万円(前期比3.7%増)、営業利益292百万円(同5.2倍)、経常利益255百万円(2014年6月期は経常損失)、当期純利益235百万円(2014年6月期は当期損失)を予想しており、従来予想から変更はない。 上期の営業利益が円安デメリットで伸び悩んだことや、下期も引き続き1ドル120円前後の為替レートで推移することが想定されることを考え合わせると、期初予想を達成するためには、下期には当初計画を上回る収益拡大が必要になる。この現状に対して同社では、以下のような施策で収益を拡大し、業績予想を実現する計画だ。 まず第1に期待をかけるのは、上期にヒットしたホットプレートの拡販だ。2015年6月通期の目標は上期で達成したが、同製品への人気が持続しているため、下期はさらに10万台を増産する計画である。販売価格から見てこの売上高押し上げ効果は400百万円を超えるものと推定される。また、売上高拡大という点では上期に好調だった旅行関連商品やオーガニック化粧品にも期待がかかっている。 第2は新商品効果だ。2015年春夏向け新商品としてピクニックとアウトドアをテーマにした新商品をリリースした。ピクニック用バスケットや食器類などがラインアップされており、息の長いアウトドアブームに乗ってヒット商品化することが期待されている。 第3は為替対策の本格化だ。当初は商品価格への転嫁や製造コスト引き下げなどが主な内容となろう。為替予約などの施策は同社単独よりも健康コーポレーション・グループ全体での対応を想定している模様だ。 第4はコスト削減効果だ。2015年6月期下期は前年同期比較でコスト削減効果が出る段階にあり、上期の94百万円からは縮小するものの50百万円程度の伸びしろは残されているとみられる。2016年6月期には広告宣伝費の投入や新規出店などによって費用増加が見込まれるため、2015年6月期決算のためだけではなく、2016年6月期以降のためにもコストベースを引き下げておくことは極めて重要であると弊社ではみている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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インテリア商品ブランド「ブルーノ」、トラベル商品ブランド「ミレスト」等を手掛ける。RIZAPグループ傘下。24.6期2Q累計はミレストが大幅増収。観光地店舗を中心に各種トラベル関連商品の売上が増加。 記:2024/04/09