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イデアインター Research Memo(5):新中期経営計画では成長戦略と利益率重視の姿勢を明確に
2015/4/13 17:36
FISCO
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*17:39JST イデアインター Research Memo(5):新中期経営計画では成長戦略と利益率重視の姿勢を明確に ■中期計画と成長シナリオ (1)中期経営計画の概要 イデアインターナショナル<
3140
>は2014年9月に、新中期経営計画を発表し3ヶ年業績計画を明らかにした。業績計画の詳細を見ると、最終年度の2017年6月期には、売上高5,639百万円、営業利益400百万円、経常利益363百万円を計画している。当期純利益計画がないのは、税効果の適用などの面で想定が困難なためと推測される。 今回の新中期経営計画と、2013年に策定した中期経営計画を比較すると、経営のスタンスが大きく変化していることが明白だ。2013年中期経営計画では、売上高を伸ばすことによる黒字転換に力点が置かれ、コスト・コントロールの印象が弱かった。売上高の成長に応じて売上総利益率が改善して増益になる一方、販管費もそれなりに増加するため、売上高営業利益率は改善が期待されるものの、最終年度の2016年6月期でも3.2%にとどまる計画となっていた。 2013年中期経営計画のもとでの2014年6月期の実績は、売上高は5,031百万円にとどまり、業績計画に対して522百万円の未達となった。一方利益面では、後述するように、健康コーポレーション・グループ入りした下期(2014年1月-6月期)からコスト削減に努めて販管費を計画対比で321百万円削減したものの、営業利益は計画の90百万円には届かず46百万円で着地した。 2014年中期経営計画は、増収計画を立てているものの、その伸び率は2013年中期経営計画に比べて低く抑えられている一方、販管費の削減及び対売上高比率のコントロールが強化され、売上高営業利益率は、最終年度の2017年6月期には7.1%に達する計画となっている。しかし、こうしたコスト削減策だけが2014年中期経営計画の内容ではない。その詳細は以下に詳述する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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