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3Dマトリックス Research Memo(9):自己資本比率89.8%、現預金も高水準で資金繰りに不安なし

2015/4/9 9:44 FISCO
*09:48JST 3Dマトリックス Research Memo(9):自己資本比率89.8%、現預金も高水準で資金繰りに不安なし ■財務状況とリスク要因 (1)財務状況 スリー・ディー・マトリックス<7777>の2015年1月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比3,035百万円増加の7,156百万円となった。2014年7月に公募増資で5,016百万円を調達し、現預金が同2,950百万円増加したのが主因だ。 なお、在庫は前期末比13百万円増の803百万円となっている。同社製品の原材料の使用期限が3年程度となっているため、止血材の本格量産の遅れによって、原材料の廃棄ロスが出るのではないかという見方があるが、同社では「原材料を製品化した段階で使用期限はさらに3年程度伸びる」としており、2013年4月期に調達した原材料(200百万円相当)については、使用期限までに十分、消化できるとみている。 負債は有利子負債の減少により、前期末比569百万円減の418百万円となった。また、純資産は期間損失が続いているものの、増資によって前期末比3,604百万円増の6,737百万円となった。なお、累積損失は5,379百万円まで拡大している。 経営指標で見れば、自己資本比率で89.8%となっており、現預金の水準も高水準となっていることから、仮に売上げが立たない状況が来期も続いたとしても、資金繰り等の不安はないものと判断される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品を開発する。外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム領域で事業展開。消化器内視鏡領域の止血材は欧米で好調。欧州で次世代止血材の製造販売承認申請。疑義注記。 記:2024/09/19