マーケット
10/1 15:15
38,651.97
+732.42
42,330.15
+17.15
暗号資産
FISCO BTC Index
10/1 22:25:51
9,152,446
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

3Dマトリックス Research Memo(6):2017年4月期に事業収益110億円を見込む

2015/4/9 9:35 FISCO
*09:39JST 3Dマトリックス Research Memo(6):2017年4月期に事業収益110億円を見込む ■中期業績計画 (2)2017年4月期の事業収益見通し スリー・ディー・マトリックス<7777>の2017年4月期の事業収益は11,345百万円を見込んでいる。内訳としては販売契約金・マイルストーン収入で6,700百万円、製品売上高で4,700百万円となる。販売契約金では、米国や中国のほか日本でのマイルストーン収入800百万円などを見込んでいる。また、歯槽骨再建材などその他パイプラインの契約金も見込んでいる。 米国での止血材は、2015年夏頃をめどに治験を開始したい意向で、症例数は200以上となる。ただ、対象患者数も多いため、1年程度で治験は完了できる見通しだ。その後、製造販売承認申請を行い、90日間の審査期間を経て製造承認取得となる。スケジュール的には、販売契約締結も含めて、2017年4月期中の進捗を目標としている。 中国についても2017年4月期には販売契約の締結を行う予定となっており、契約の打診については多くきているものの、提携先については慎重に候補企業を絞って進めていきたいとしている。また、中南米市場では、メキシコやブラジルなど市場が大きい国では大手ディストリビュータと販売契約を締結するが、その他の国に関してはホールセラー経由での直販を進めていく方針としている。 一方、国内では止血材の製造販売承認取得に伴う扶桑薬品工業<4538>からのマイルストーン収入を見込んでいる。また、2014年12月に扶桑薬品工業と科研製薬<4521>との間で締結されていたサブライセンス契約が解消されたが、今後、治験が順調に進み、製造販売承認の取得が見えてくれば、いずれかの企業と再びサブライセンス契約を締結する可能性はある。粘膜隆起材に関しては2017年4月期中の製造販売承認取得と製品販売の開始を見込んでいる。 なお、今回の中期計画では、創傷治癒材に関しての事業収益を含めていない。同社の戦略として、同製品に関しては抗がん剤との混合による医薬品としての展開を軸に考えているためと思われる。 また、粘膜隆起材や歯槽骨再建材に関しては、2015年以降、CEマーキングの取得に向けた準備を行い、グローバル展開を進めていく戦略に変わりはない。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
関連銘柄 3件
4521 東証プライム
3,835
10/1 15:00
+12(0.31%)
時価総額 176,180百万円
医療用医薬品メーカー。理化学研究所を前身として1948年に設立。外用爪白癬治療剤「クレナフィン」でトップシェア。関節機能改善剤「アルツ」等も。25.3期はアルツ、原発性腋窩多汗症治療剤等の増収見込む。 記:2024/06/28
4538 東証プライム
2,267
10/1 15:00
+20(0.89%)
時価総額 21,425百万円
人工腎臓用透析剤キンダリーなど人工透析関連製商品、輸液等を手掛ける。人工腎臓用透析液で国内トップシェア。腎・透析領域の売上構成比率が高い。人工透析関連製商品の浸透、後発医薬品の販売促進などを図る。 記:2024/08/19
114
10/1 15:00
+3(2.7%)
時価総額 11,017百万円
自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品を開発する。外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム領域で事業展開。消化器内視鏡領域の止血材はドイツで販売好調。24.4期3Qは大幅増収、損益改善。 記:2024/04/16