マーケット
10/2 15:15
37,808.76
-843.21
42,196.52
+39.55
暗号資産
FISCO BTC Index
10/3 11:38:47
8,990,895
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

アウトソーシング Research Memo(11):海外事業は北米・南米・欧州に展開エリアを拡大する計画

2015/4/6 16:42 FISCO
*16:42JST アウトソーシング Research Memo(11):海外事業は北米・南米・欧州に展開エリアを拡大する計画 ■成長戦略 (4)海外事業における戦略 海外事業においては、売上高10,346百万円(2014年12月期)を41,600百万円(2017年12月期)に飛躍させる計画である。アウトソーシング<2427>のこれまでの海外展開はアジアが中心だったが、今後は北米・南米・欧州に展開エリアを拡大する計画だ。欧米の派遣市場は売上ベースで日本の約3.9倍、派遣社員数ベースで日本の約7.9倍と圧倒的に大きい。今後も人口増加(欧米の2013年から2050年までの人口増加率:20.8%)が想定されており、持続的成長が期待できる。拡大の手法としては、M&Aとオーガニックな成長を組み合わせたものになる。M&Aは実現可能性が読みづらいが、同社の日系企業との強いパイプが被買収会社にとっても魅力となれば成功確率は上がるだろう。海外事業の営業利益率は現状0.8%(2014年12月期)と相対的に低いのが課題であるが、今後事業規模の拡大が順調に推移すれば、固定費負担が軽くなり、利益率は国内事業並みに高まると想定される。 中期経営計画の目標数値は、非常に意欲的なものであり、達成のリスクも当然存在する。景気後退、法改正による競合激化、M&A先が見つからないリスク、海外M&A先のマネジメント上のリスクなどがその一例だ。一方、これまでの多角化の実績、数多くのM&Aの経験は、これからも活きるプラス要因だ。企業体質を真のグローバル企業に“パラダイムチェンジ”できるかどうかが成否を分けるポイントになろう。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《FA》
関連銘柄 1件
2427 東証プライム
1,749
6/5 15:00
-1(-0.06%)
時価総額 220,288百万円
製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10