アウトソーシング Research Memo(8):2017年12月期を最終年度とする中期経営計画を策定・推進
2015/4/6 16:39
FISCO
*16:39JST アウトソーシング Research Memo(8):2017年12月期を最終年度とする中期経営計画を策定・推進
■成長戦略
(1)中期経営計画
アウトソーシング<2427>は2015年12月期を初年度、3年後の2017年12月期を最終年度とする中期経営計画を策定・推進している。2017年12月期に、売上高130,000百万円、営業利益8,500百万円、売上高営業利益率6.5%を目標としている。対2014年12月期で、売上高を2.2倍、営業利益を4.2倍、売上高営業利益率を3.1ポイント上昇させる計画であり、達成されれば財務的にも大きく飛躍することになる。
新中期経営計画では「Vector to the New Paradigm」をビジョンに掲げ、新領域に舵を切る計画だ。新領域とは、国内においてはIT産業や土木建築産業向けなどの技術系アウトソーシング事業であり、海外事業においては、既に進出しているアジアのみならず、南北アメリカ及び欧州が該当する。また事業の拡大方法としても、より積極的なM&A、PEOスキーム(後述)、実習制度やスクール運営など、既成概念にとらわれない手法を活用する。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
《FA》